こんばんは、劇団員のちあきです🌷
今日は2014年、
劇団にとって3回目の本公演
『DOLL』
のことを✏️
このブログのタイトルにもかいた、
〝後ろ向きな人生の前向きな歩き方〟
っていうのが副題でした。
なんか、ちょっといいですよね。
夢
がテーマでした。
思い出してみると昔はたくさんあった夢。
ただ漠然と憧れとして思い描いてた時期もあれば、
叶えられると信じて必死だった頃もあるかもしれません。
大人になって昔からの夢を本当に叶えられた人ってどのくらいいるんだろうか。
大人になっていく過程で
目指すものが自然と変わっていくことだってもちろんある。
目指して一生懸命進んできたけど
叶わなかったり諦めなきゃいけなかった場合もある。
いつの間にか夢なんて忘れてしまったという人も多いのでは。
幼い子どもの頃の夢はおいといて、
今、あなたの夢は?
と聞かれたら何て答えますか?
わたしだったらなんて答えるだろう……
この『DOLL』は、夢のない女に、夢を諦めた(けど諦めきれない男)が、夢をみさせるために必死になるというお話。
夢がない、
夢を諦めたはずなのに前に進めない、
そんな2人の
まさに後ろ向きな人生の前向きな歩き方のお話。
個性豊かで愉快な同じアパートの住人たち。
彼らもまた、それぞれ色んな想いや過去を抱えて、あやしげな職業につきながら(笑)、必死で毎日を生きてます。
基本コメディでお話はすすむのですが、
気づいたらじんわりくるお話です。
今、できることを
前を向いてがんばってみようかなあって。
大人になってどこかに忘れてきてしまったものを
そっと思い出す。そんな舞台だったのかなって思います。
日々忙しい毎日を過ごしていると
身体はつかれ心は荒み…
いろんなものをおっことしちゃいますよね。
わたしも大切なものをおとしてきてないか?って心配になったりします。
演劇が、
私たちのつくる舞台が、
大事なものをまたひろうことができるような、
ちょっと前を向くための
存在になれたらいいなぁと思います。