劇団天動虫劇団員、藤江千晶です!

劇場に足を運び観てくださった全てのお客様、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました!!!
嬉しいお褒めのお言葉、舞台を観て感じとった想いなどを聴くことができ、
そしてTwitterやこりっちなどに、たくさんの書き込みがあり、
本当に、感動しました…
心からありがとうございました!!!

今回わたしは
詩乃という役を演じました。
恋愛詐欺師で、アパートの愉快な仲間たちのリーダー的存在なセクシーおねえさんです。
左、りさこ演じる出崎の姉です


自分にとっては今までやったことのない、色んな意味で大人の女な役!
魅せ方、立ち振る舞い、気持ち、表情、言葉の言い方や聴き方、いろんなことが分からず、
詩乃らしさ、詩乃のもつ雰囲気やオーラを出すこともなかなかできませんでした。
でも、その今までにない、そして自分にないモノを研究したり取り入れたり表現しようとしたりすることは、
自分にとって新しいモノを得ることであり、糧になったなぁって思っています。



あ、あ、明るく生きるには
あ、あ、あきらめ肝心です
「あきらること」
というのは、
自分には向いてないし…
とか
自分にはできないし…
と思って逃げることではなくて、
とことんしっかり向き合って、
試行錯誤して必死に取り組んで、
それでもできなくて、
自分の力でやめること。
っていうのを学びました。
演出家から喝を入れられた時のことです。
どんな自分の人生も、あきらめないで一生懸命毎日を生きる人にとって、この言葉がどんなに染みるのか。
私は大学3年生という今の時期に、
自分の将来、進む道を決められず、非常に迷走しています。
中途半端にしない!どれも必死に頑張って将来を決めるんだ!と意気込んだは良いものの、
覚悟が決められていない自分の心にはたくさんの甘えや言い訳が生まれて、
それは稽古や、役への取り組み、劇団員としての動き方にもしっかり現れてしまいました。
そしてそれは、
舞台を支えてくれる人達、
一緒に舞台を造り上げる仲間達に対して、
すごく失礼なことだったと思います。
舞台を観たお客様から
自分に言われているみたいな台詞がたくさんあった、
自分の今や人生と重ねあわせた、
などの言葉をいただいた時、
深く真剣にこの舞台を観てくださり、そして少しでもその人の生き方や毎日の励みになったり影響を与えているのだと思うと、とても嬉しい気持ち、良かったなぁという気持ちでいっぱいになる反面、
もっともっと、わたしは詩乃の人生を生きて伝えられること、舞台に新しい空気をつくりだすこともできたはずだと、悔しい反省の想いもありました。
本当に色んな考えや想いが渦巻く日々だったと思います。
自分自身、台本から学ぶことがたくさんありました。
悔しさや反省は絶対に次のバネにします!



天動虫の舞台を通して、お客様に伝えられることってたくさんあるんだ!ってすごく実感した舞台でした!!!
わたしたちにとってこの『DOLL』は本当に大切な舞台でした。
それはやっぱり、観に来てくださったお客様の声を聴いてすごく実感できたことでした。
わたしは観た人が「明日も頑張るぞ」って思える舞台って素敵だなって思うのですが、
今回パワーや元気をお届けできたことが本当に嬉しいです

これからも江戸川さんが「笑顔」のために必死になったように、
お客様の笑顔、毎日を頑張る力のために、天動虫は必死に飛びつづけます!
どうぞ、見守ってください。
これからもよろしくお願いします!!!
おまけの食い意地ショットたち★



長文失礼いたしました
