大分路 | 宇佐本百姓の作業日記

宇佐本百姓の作業日記

令和4年産「しあわせ米」注文受付中!

ただ今、

大分の宇佐の宇佐本百姓に帰りつきました


皆様、道中ずっと励ましのコメントを頂きありがとうございました


なんか、オリンピックの長距離トラック

サポーターに囲まれて走ってる感じでしたよ


今回は

お金と労力と時間をかなり使っての

長旅でしたけど


それを見かねて村田さんが駆けつけてくれましたけど


なんでも奥さんから「行って来い」って言われたらしいですけど
(これ内緒ですけど)


かなり実りの多い旅になりました


何を取りに行ったかと言うとこれ


畑の除草機です。

これは、水田除草のアメンボ号に匹敵するほどの物だと思います

実際に使用しているのを見て衝撃を受けました


しかし、知ってる限りでは、今回の高橋さんしか使っている人はいない

だから、わざわざ宮城に行く必要があったんです



でもね

今振り返っても一番の収穫は

価値観

ですね


同じ価値観

それと作業体系を確認できた事が一番でした


どういう事


言いますよ



これから高齢化でますます動いていく農地

それをどうするか?

自分たちが受ける、受ける準備をするしかないでしょ



高橋さんは有機と慣行

ウチは自然栽培

立場は違うけど、それぞれの立場で動き出す



それにはね

今までの価値観と作業体系を一旦ご和算にする必要があるんです

今回のカルチで言えば

なぜ?中耕ローターや管理機を使うの?

それで、面積こなせるの?効率的なの?

カルチ使えば良いじゃない!


田んぼだってそうです

なんでロータリー使うの?

そんなんで間に合うの?

土、大丈夫?


スタブルカルチやプラウの方が良いじゃない!


さらに言えば

田植えって必要?

直播でいいんじゃない!



本当は土は千差万別

千差万別の方法があるんです


みんな使ってるからとかは、理由じゃない


土を見て土に触って

疑問に思った事は、はっきりさせなくちゃ



高橋さんと話せて日頃の疑問がすっきりしました

これが一番の収穫です



原発に踊らされてたように


農家だって農協や行政に踊らされて来たんです


そんなもんは一旦「なし」です

最初から一つ一つ納得してやって行く


この決意を取りに行ったんですね、宮城に