職場で倒れてから……かみこは改めてアダルトチルドレンについて調べてみることにした♂
そう…かみこも機能不全家族で育ったアダルトチルドレンだったのだ!
それはそれとして…
そもそも十代の時から、「障碍者は嫌い」という母の言葉を受けて必死に「自分の心を直そう」としていたワシ。
実家暮らしの時期も長かったため、年金などもコツコツ溜まっていたので、様々なカウンセリングやセラピーに、累計で200万円ほどは使ったと思う。
すべて「自分を変える」ために。
強烈な自己否定が根底にありました(`・ω・´)✨
健常者に生まれたかった…。
障碍者だから、母から暴言を吐かれてしまうのなら
健常者になりたい……。
もう、家族からの差別を受けたくない。
そんな気持ちで、手あたり次第カウンセリングを受けまくっていたものです。
私にとって、目に見えない「心」こそ最大のコンプレックス。
どうすれば「心」を直せるのだろう?
そればかり考えて、時間もお金も一番に使いました(`・ω・´)
ワシの脳内では、厳しい見張り役のような自分が居て
ワシが何をしても、何を言っても
「ダメだな」「何やってる」「もっと努力しろ!」
と怒鳴るのです。
一人暮らしをはじめて
母と物理的な距離をとってからも
ワシの脳内の、もうひとりの自分が
かつての母のように、厳しく理不尽にワシに怒鳴るので
ワシは自分のことが大嫌いになりました。
嫌なことばかり言ってきて、こちらの気持ちを無視するから
だいきらいなのです。
私とワシの仲が険悪な状態では
どんな心理療法も、効果はありません。
何故なら、私が持ってくる心理療法すべてが、
「ダメなワシをとにかく更生させるため」のであり
中身の無いものであり
ワシの感情を無視したものであり
それは虐待に近かったのです。
このように、自分の中にもうひとりの自分が居る…という例え話はワシのオリジナルではなく、
様々な心理カウンセリングの書籍やブログで紹介されている考え方です。
書籍によって
もう一人の自分のことを
「脳内の母」
といったり
「自分の中の配偶者」
といったり
「看守」
といったり…
表現の仕方は様々ですが、この【もう一人の自分との関係性】が
人生に及ぼす影響は……かなり…デカイそうです♂
これは実際にワシも体感して、そうだな~という感じ💕
子供の頃、親にされて(言われて)嫌だったこと
悲しかったことを無意識に大人になってからも自分にしちゃってました。
それで、何かの本でたまたま読んだ
「自分を、育て直す決意をすること」
という一文がすごく腑に落ちた瞬間があって
ワシは、自分を育て直すことが必要なんだ…。と思った次第です💕
それからはAmazonなどで、売れてる育児書や、親御さん向けの性教育の本を買ってみたりしました💕💕
「こんな言葉かけ、ワシもしてもらえたら最高だったろうな~~💕」
と胸があたたかくなるものがいっぱいあって、
実際に、無意識の中で何度もやりとりされてる自分との会話に
そのエッセンスを取り入れてみたんです。
それまでは
ワシ「何かもやもやする。なんだか胸がくるしい。泣きたいような感じがする」
私「うるさい。仕事行って。迷惑だから。
行けないならカウンセリング予約するから、行きなさい。
(そこでもう、会話を終わらせる)」
って感じだったのだけども
これを育児書とかを参考にして
ワシ「何かもやもやする。なんだか胸がくるしい。泣きたいような感じがする」
私「えっ!そうなの?それは…どんな感じ?(興味をもつ。観察する)」
ワシ「えっとねぇ…たぶん昔のこと思いだしてるのかな?なんか今やってる事の意味がわからないんだよね」
私「それは、いつからそうだった?(さらに観察する)」
みたいな感じで、自分に興味をもって観察するようになったんだよね💕
かみこも、実はこんな風に
お母さんに観察してほしかったんだぁ♪
それは、支配したり強制するためじゃなくて
ワシという人間に興味をもって、何を感じているのか
それを見てほしかった。(`・ω・´)✨💕
で、この「自分を育て直す」を意識するようになってから
それまでは全然効果が出ないと思っていた心理療法が
段々、わかるというか、「効果あるかも?」と実感が持てるようになってきたんだよね。
それはたぶん
ワシが私のことを、少しづつ好きになったから。
この人のために、自分の健康状態を回復させてもいいかな?と思えるようになったんだと思うのね。
今までは、嫌いだから
「コイツが私の心の回復を願うならば、絶対に心を回復させることだけはしない」
って思ってたんだよね、無意識に(´・ω・`)
自分がどれだけ自分に嫌われていたのか
わかったし、
悪い事してきたなって思ったよぉ。
<★宇宙堂かみこ★>
#漫画
#かみこの家族