駅の構造物はまだ残っていると思いますが、このような見学・撮影ができるのはしばらく先かそれとも...といったところでしょう。
早いもので交通博物館が閉館になって2年と10カ月。閉館前は「さようならキャンペーン」ということで、館の内外でさまざまな催しが開かれ、この日も、乗り物模型蔵出し大公開、同館所蔵洋画特別公開、写真でふりかえる交通博物館85年のあゆみ展、をはじめ、「旧万世橋駅遺構見学会」なる一大イベントも行われたのでした。駅の古びた階段を上がると、写真のような見晴らし。ホームに降り立つことはできませんが、中央線快速列車が間近に見られるので、駅ならではの臨場感を楽しむことができます。
右から左に読むのも古風ですが、御茶ノ水の水が「みず」になっていないところもまた趣深いですね。この駅名標、下り快速列車に乗り、神田を出たら進行方向右、でお目にかかれるはずです。
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朝、8時半過ぎ。所用で国土交通省の荒川下流河川事務所 に向かう途中で撮影した新河岸川です。同事務所は荒川・新河岸川・隅田川の三河川にアクセスしやすい好立地にありますが、公共交通を使って行こうとするとひと苦労。筆者も自転車で駆けつけることになります。(比較的近所なので可能な話)(^^;
三月にしては寒々とした印象を受けますが、川というのは往々にしてこういう表情を見せるものです。それでも空の色合いをそのまま投影するため、東の明るさが映る辺りは穏やかな感じ。その明るくなっている方向、つまり川下の奥側は川の名称が変わり、隅田川になります。
ちなみに左の土手の裏は荒川で、土手の先に見える箱(4つ)と青い壁は通称「青水門」(新岩淵水門)になります。
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都内で「海辺の漂着物調査」を実施しようとすると、島嶼部ならともかく、23区となると自ずと東京湾沿岸に限られてきます。東京湾=海、というのはピンと来ないかも知れませんが、湾の西側、例えば大田区には城南島海浜公園 という好ロケーションがあり、この写真の通り、ひと目で海とわかります。ここで調べる分には十分、海辺の~で通る訳です。
海のきらめきを見ていると、温暖な印象も受けますが、この日の羽田の最高気温は約12℃。ポカポカ陽気とは言えないものの、地場のアサリを獲っている人達がチラホラいて、春の到来を感じさせます。
ちなみにこの日の漂着物(10×20m四方)は、プラスチック類364個、紙類88個を筆頭に、合計個数は543(重量267g)でした。
*全国各地の海辺では、海外からの漂着物が多々見つかって問題視されますが、国内河川から流れ込むものが大半。ともかくゴミだらけの海浜が多いのは厳然たる事実です。城南島は至って穏やかゆえ、ゴミ処理に苦労することは比較的少ないでしょうけど、こまごましたゴミを拾って調べるのもまた労を要するものです。(このような景色を楽しみに来たついでの調査、と考えるようにしています。)(^^)
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とある作家先生の自家マンション屋上に上がらせてもらった際に撮影した一枚です。17時半過ぎで日没間近。ただし、日暮里駅周辺の大きめの建物に夕日が隠れたおかげで、残照のような紅と町並みの黒とがくっきりと分かれる恰好になりました。
その建物の左隣は、おそらく日暮里・舎人ライナーの新駅とセットで建てていたタワービルと思われますが、暗いので何とも。もっとも、日暮れ時ゆえのこの風景です。それをただ楽しめばいい訳で、建物の名称云々を問うのは無粋というものでしょう。
日暮里と称される理由が何となくわかります。(*新堀(にいほり)が転じて日暮里になったそうですが)
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