100の耳打ち -2ページ目
11月25日 水曜日。はれ。
小学校だった場所を歩く。
何年か前に廃校になったそうだ。
いまは、きれいな施設ができている。
今日は少しあたたかいのかもしれない。
腰と喉は少し痛いけれど、
元気に歩く。
元気に歩く?
元気に歩くというのはこういうことだったのか、
と発見する。
11月24日 火曜日。くもり。
色鉛筆を見つけた。
これで、手紙を書こうかな。
11月23日 月曜日。はれ。
勤労に感謝をする日。
タイヤ公園に行く。
祝日なので、子供がたくさんいる。
空気が乾いていて、
晴れていて明るくて、
なんというか、
とおりが良さそうな日だと思う。
鼻のとおり、とか。
おもちゃのバットを持った男の子とすれ違ったとき、
甘いにおいがした。
11月22日 日曜日。くもり。
昨日は、
夜の仙川を歩いた。
駅前には、たくさん居酒屋がある。
お店のひとつから出てきた
若者五、六人が、
みな一斉に縄跳びを始めた。
流行ってるのだろうか。
11月21日 土曜日。くもり。
酸素カプセルにひかれる。
道を歩いていたら、
つつつ、と
酸素カプセルの看板に引き寄せられた。
整骨院の人が、にこにこしながらこっちを見ている。
品定めをする目だ。
めいっぱい酸素が足りている振りをして、
やり過ごす。

