こんにちは百年整体葛西院です
最近は気温の変動が激しいですよね。
こんな季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。
体調に気をかけるなら今知っておきたいのが活性酸素。
最近テレビやネットで話題になっている「活性酸素」。
名前は聞いたことがあるけれど、身体にどんな影響があるのか、そもそもどういうものなのか、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。
今回はさまざまな体調不良の原因ともいわれる活性酸素について解説していきます。
呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が、通常よりも活性化された状態になったものを活性酸素といいます。
ヒトを含めた哺乳類では、取り込んだ酸素のうち数%が活性酸素に変化すると考えられています。
活性酸素は殺菌力が強く、本来は細菌やウイルスを撃退するなどの大切な役目を果たしています。
しかしその一方で、正常な細胞も傷つけることや、遺伝子の突然変異を引き起こすこともあります。
その結果として、老化や生活習慣病、がん、動脈硬化などさまざまな不調や病気を引き起こす原因となります。
活性酸素によって引き起こされる症状は幅広く、病気のおよそ90%は活性酸素が原因ともいわれます。
私たちの身体には、活性酸素から身を守るための「抗酸化防御機構」が備わっています。
活性酸素の量が過剰になり、この防御機構のバランスが崩れた状態を「酸化ストレス」といいます。
活性酸素と抗酸化防御機構は、バランスが取れているのが通常の状態であり、その時の活性酸素は健康を保つための重要な役割を担っています。
しかし、加齢やストレス、生活習慣の悪化などにより活性酸素が過剰に作られ、酸化ストレス状態に陥ってしまうことで、悪影響を及ぼすようになってしまうのです。
活性酸素は一概に排除すべきものとはいえません。
上手に付き合えるバランスを保ちましょう。
次回は、抗酸化に着目して「今日から実践できる病気予防」についてお話していきます。
お楽しみに~。
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