令和6年8月23日(金)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょう8月23日は「ウクレレの日」なんだそうですよ!  ハワイアンミュージックを語るうえで欠かせない楽器と言えば「ウクレレ」ですよね?

 

                  

 

 「ウクレレ」の原型は19世紀後半のポルトガル移民が持ち込んだ小型弦楽器で、彼らがハワイでコアの木を使ってブラギーニャという故郷の楽器を作ったことがはじまりとされています。

 4本の弦を持つ「ウクレレ」は、ハワイ語でʻ Ukulele と表記され、「ノミが跳ねる」という意味を持っています。

 

 音楽好きなポルトガルからの移民がホノルルの街で陽気なポルトガル音楽を歌い、演奏する姿が多く見られるようになり、彼らが演奏する小さなギターの音色にハワイの人々が惹かれるようになりました。それから移民たちの中の家具職人たちが楽器の生産を始めたそうです。

 そして1910年代後半から「ウクレレ」は市場に参入していき、ハワイでは1916年にカマカ社 が設立され、今でもすばらしい「ウクレレ」がつくられています。

 

            

 

 ポルトガルから3人の「ウクレレ」職人とブラギーニャがハワイに到着した日、つまり1879年8月23日を「ウクレレの日」と1979年に定めました。

 

 ハワイアンはこの「小さな弦楽器」の音色がとても気に入り、4本の弦を同時にかき鳴らす素早いストラム奏法で演奏を楽しむようになりました。そんな彼らの手の動きが、まるでノミが跳ねるようだったことから、「ウクレレ」と呼ばれるようになったと、言われています。

 

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誕生日占い

   【8月23日生まれ】

                                

性格・特徴

 非常に社交性があって自分のペースを持っている人と言えるでしょう。 明るくてどなたとでもフレンドリーに接する事ができるので、コミュニケーション能力も優れています。 また団体や組織の中にいても、チームワークや協調性を大事にして行動するのが特徴です。
 多くの人と一緒にいるのが好きだというイメージを持たれがちですが、1人の時間も大事にするタイプなので何か興味がある事に没頭して追求すると言った事に向いています。 そして自分の人生設計の面では非常に計画性や安全性を重要視する傾向があり、物事を現実的にとらえる能力にも優れている人物です。
 

 堅実な人生設計を計画しながらも、何かの目標達成に向けて行動する力や努力も惜しまないタイプなので、あらゆるシーンで活躍できる資質を持っています。

 

 自分が他人に認められたいという意識も強くありますが、他人の能力や才能を見出す事もできるので、人の上に立ってリーダーシップを発揮できるタイプと言えるでしょう。

 

恋愛・結婚

 基本的に社交性があるので恋愛相手も見つけやすいです。 自分の魅力をアピールしたり自己演出の部分にも優れているので、異性と仲良くなりやすいタイプと言えます。
 自分を上手くアピールしながら相手を褒める事もできるので、お互いが良好な関係を保ちやすい点もこの日生まれの特徴です。
 

 結婚の部分を見てみると、元々の計画性や安定志向が相手選びにも影響しそうです。
男性の場合は、相手の女性の外見だけではなく、内面の優しさや性格をしっかりと把握してからのプロポーズになるでしょう。
また女性の場合は、相手の男性に経済的な安定や保障を求めるので、雰囲気に流されずにしっかりとした相手を見つけることができるでしょう。

 

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きょうの1枚

  " 夏の雷鳥沢(称名川)に涼 "  

 

     

 

 富山県立山町の「室堂(標高2,450m)」に程近い雷鳥沢を清流・称名川が流れています。 8月9日、雲間から差し込んだ陽光に川面がキラキラと輝いています。 

 

 同日午前9時の室堂の気温は、17.5度。重たいザックを背負った登山者は、汗ばみながら歩を進めています。

 

 川に架かった木橋を渡ると、勢いよく流れる水の音が聞こえ、ひとときの涼を感じていた。

 

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  宿泊キャンセル多数…

      消えゆく北アルプスの雪渓、

            地元に衝撃‼  気候変動で急速に雪が溶けている ⁈

 

 

 北アルプスの雪渓がどんどん解けています。特に昨年と今年は2年続けて春から夏にかけての融雪が急速に進み、登山道となる雪渓にクレバスが生じたり、山小屋の水源となる雪渓が早くに消えたりする影響が相次いでいます。

 

 きょうは北アルプスの雪渓が消えてゆく

            現状についてご紹介させていただきます。

 

 ここ5、6年をみても、春の小屋開けで入山した山小屋関係者から残雪の少なさを聞くことが増えています。山岳域にどのくらいの雪が降り、どんな解け方をしているのかについては詳しいデータがないのが実情ですが、気候変動の影響が山岳域にも広がる中、基礎的なデータの収集が求められています。

 

 

❶ 白馬大雪渓

 北アルプス北部の白馬岳(標高2932m)への主要ルートとなる白馬大雪渓について、地元の北安曇郡白馬村は夏山シーズン前の7月4日から通行止めにしました。

その理由は白馬大雪渓にいくつものクレバスが生じるなどして一般登山者の通行は危険と判断したためでした。

 

          

           白馬大雪渓通行止め                          

 

 山頂直下にある白馬山荘などを経営する白馬館の社長・松沢さん(72)は、「1906年の山荘開設から約120年で、夏のシーズン初めの通行止めは異例」と話しています。

 昨年は、雪解けが進んで8月27日から通行止めになりましたが、「雪解けがこれまでに例のない早さで進んでいる」と言われましたが、今年は夏山(7、8月)の入り込みが始まる前に通行止めとなりました。

 そのため、山小屋には宿泊予約のキャンセルが数多く寄せられたほか、今後の影響も予想されることから、地元の観光関係者には衝撃となっているようです。

 

 

❷ 登山者からも驚きの声

 大雪渓の雪解けの兆候は春の段階から現れていました。 5月下旬に大雪渓を登った登山者からは、➀ 大雪渓の雪が例年より少ないこと、⓶ クレバスの発生が早いこと に驚きの声が聞かれました。 雪解けの早まりに伴い、稜線ではツクモグサなどの高山植物の開花が例年より 2週間も早かったそうです。

 こうした状況を踏まえ、白馬館の松沢社長は「大雪渓がいつまでもつだろうか」と不安を感じていたと言います。

 

 

❸ 新たなルートの検討が必要?

 2年続きの予期せぬ早期の通行止めを受けて白馬館松沢社長は「大雪渓沿いの中で、雪渓の影響を受けにくい新たなルートの検討が必要かもしれない」と指摘しています。また、今後を展望する上にも「山岳域の降雪、融雪状況が分かる情報があればありがたい」と話しているそうです。

 

 この春の残雪が少なく、融雪が早く進む現象は、北アルプス南部にも及んでいるようです。

 

 

❹「異常」が「普通」に ⁉

 背後に奥穂高岳(標高3190m)や前穂高岳(標高3090m)などがそびえる標高2170mの岳沢小屋の支配人・坂本さん(56)によると、4月の小屋開けの際、残雪が少ないと感じるようになったのは、2018年ごろからで、例年なら雪に埋まっている小屋の屋根が露出している年が増えたそうです。「当初は雪が少ない年が『異常』だと思っていましたが、近年はそれが『普通』になってきている」。 こうした中、昨年春と今春は「極端に雪が少なかった」とも言っていました。

 

                     

                          岳 沢 小 屋                                            

 

❺ 早まる夏の水枯れ

 春の段階で雪渓が小さいと、夏の水確保に影響する。岳沢小屋は上部にある雪渓を第1水源としており、例年ならこの雪渓が消える8月末までは使えるものの、昨年は20日ほども早い8月7日で水が枯れ、第2水源への切り替えが必要になったそうです。

 節水のために、生ビールの提供をジョッキからプラスチック容器に替えたほか、食器も使い捨ての紙容器にしました。 

 坂本さんは「雪渓は水源であり、雪渓がさらに小さくなっていくと、今後の水確保が心配になる」と話しています。

 

                       

                         岳沢小屋上部の雪渓                                                     

 

❻ 降雪の状況を調査の必要

 信州大学「信州山の環境研究センター」鈴木所長(信州大名誉教授=山岳環境学)0は、「山岳域にはどれくらいの雪が降って、それがどんなペースで解けているのか調べる必要がある」と指摘しています。 

 地域気象観測システム(アメダス)のような点の観測に加えて、上空からのレーザー観測による面的なデータ収集が有効とも言います。

降雪量は地形や局地的な風によっても大きく変化するし、さらに斜面にたまった雪は雪崩によって下方に移動する。こうした変化を流域ごとに把握することができれば実用性の高いデータになるという。

 

 

❼ 山は気象観測の空白域

 ただ、降雪のデータ以外でも、北アルプスなどの山岳域は気象観測の空白域となっているのが現実です。これをカバーしようと、同センターは10年以上前から長野県内の山岳域に気象観測器を設置しています。現在は北アルプスや中央アルプス、車山、志賀高原などの13地点で気温や風向・風速、日射量、降水量などの基礎データを収集中です。

                                 

                                    地域気象観測システム                                                 

 

 同センターは鈴木所長の研究室が事務局になっており、「観測には費用とマンパワーが必要で、研究室の単位で一定の観測を続けるのは難しい」と話しています。

 降雪や雪渓の調査は水資源を把握する上でも大切なデータになることから、「国主導による観測ができないだろうか」と展望しています。

 

 

❽ すぐには難しい

 国土交通省松本砂防事務所によると、北アルプスの管内で積雪計を設置しているのは、上高地の「徳沢」、「明神池」と「焼岳」、「猿倉」の計4カ所で、空からのレーザー観測は土砂の移動を調べるのが主な目的で、多くても年に1回ほどの観測に限られるという現状でした。 中田副所長は「温暖化に伴う災害の激甚化には対応しているが、降雪に限定した対応はすぐには難しい」と話しています。

 

                  

                       蝶ケ岳ヒュッテの気象観測施設  

 

❾ 生態調査にも基礎データは不可欠

 通常状態の気象データが十分にそろう前に、気候変動の影響が急速に広がっているのが北アルプスの現状です。

常念山脈では秋の降雪が遅くなり、ライチョウへの影響も懸念されているほか、中アルプスの高山域での研究では温暖化によって苔の分布が大きく変わる恐れも指摘されています。動植物の生態を調べる上でも気象データの収集は欠かせない。

 

 南極・昭和基地では基礎データとして上空のオゾン濃度の観測を続けてきました。これがオゾンホールの発見につながり、原因物質のフロンなどを世界的に使わない方向へと向かいました。

南極観測の経験もある鈴木所長はこうした点からも山岳域でのデータ収集の重要性を見据えて検討をしています。

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より