令和6年7月11日(木)

 

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 きょう7月11日は「世界人口デー」。 1989年(平成元年)に国連開発計画の運営評議会によって制定されました。 国際デーの一つで、英語表記は「World Population Day」です。

          

 1987年(昭和62年)のこの日、世界の人口が50億人を突破しました。国連は、この日に当時のユーゴスラビアのザグレブで生まれた男の子を50億人目と認定し、デクエヤル事務総長がかけつけて祝福した。また、1990年(平成2年)12月の国連総会で正式に国際デーとして制定され、国連人口基金(UNFPA)が各国政府や市民社会と協力して、この日が祝われます。この国際デーは、世界の人口問題について関心を深めてもらうことを目的としています。

 

 国連によると20世紀に入った頃の世界の人口は約16億5000万人であったため、わずか90年弱で人口が3倍に増えたことになります。また、アメリカ商務省統計局の調査によると、1999年(平成11年)7月19日に60億人を突破したそうです。そして、2100年には約91億人となる予想があります。

 

 一方、日本は2010年(平成22年)に1億2806万人となっていますが、既に人口の減少が始まっており、2100年には9000万人を下回るとの予想が立てられています。更に200年後の2300年には、世界の人口は約90億人で、日本の人口は1億人の大台を回復するとされています。

 

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誕生日占い

   【7月11日生まれ】

                            

性格・特徴

 この日生まれは、非常に好奇心が旺盛で自由奔放な特徴を持っています。
また、独創的で豊かな発想力を持ち合わせているため、いくつになっても子供のような無邪気さで周囲から可愛がられる存在です。
誰かを笑わせたり喜ばせたりすることが大好きな性格なので、一度好きだと思えた友人や恋人に対してはできる限りつくしてあげたいと望んでいることが多いです。
 誕生日やお祝い事は決して忘れることがないので、手の込んだサプライズを実行しようと入念に計画を行ったりするマメな性格でもあります。
さらに、次々と浮かんでくる豊かな発想力を武器に、今まで誰も考えたことがないようなアイデアを数多く生み出していき、日本のみならず世界中の人々を笑わせるような職業に就きたいと思っているはずです。
 しかし少しだけ注意しなければならないことは、周りからの反対意見に耳を傾けることができないほど頑固な一面を持っているので、意見の食い違いから衝突が起きないように日頃から注意するようにしましょう。

 

恋愛・結婚

 とても情熱的で愛情深い性格なので、一度好きになった異性に対しては一途すぎるほど真っすぐに愛せるタイプです。
しかし、多くの方から好意を持たれる傾向にあるので、ちょっとした誘惑に惑わされないように心掛けましょう。
 

 結婚についてもかなり恵まれており、気の合う異性と巡り合える機会が非常にたくさんあります。
持ち前の明るさと次々に思い浮かんでくる話の内容を気に入ってもらえて、もっと一緒に話がしたいと思ってもらえるタイプなので積極的に話しかけてみましょう。
 

 恋愛面においては人に束縛されることを極端に嫌う傾向があるので、あまりにしつこい相手を前にしたとしても、傷つけるような素っ気ない態度はとらないようにしたほうがトラブルを賢く回避できます。

 

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きょうの1枚

     " ニッコウキスゲ「今年は本当にすごい」"

 

     

 

    上の写真は昨年の火災を経た霧ケ峰の、今年の6月26日時点の三分咲き

   ニッコウキスゲです。

 

 6月下旬、長野県の諏訪市や茅野市などに広がる霧ケ峰で、夏の訪れを告げるニッコウキスゲが草原を彩り始めました。諏訪市の富士見台周辺ではつぼみが次々と膨らんで花が開き、近年では最も開花状態が良いとの声も上がっています。6月26日時点で三~四分咲きとなり、7月上中旬には一面を黄色に染めるニッコウキスゲを楽しめそうです。

 

 昨年5月4日に山火事がありました!  諏訪市、茅野市境のガボッチョ山山頂付近から出火し、2日間で166ヘクタールを焼き、富士見台周辺でも草原が焼け焦げました。

枯れ草が燃えて日当たりが良くなったことなどから、昨年は例年以上に開花が進みました。 昨年に続き、今年も火災で燃えた範囲は他と比べて開花状況が良いそうです。

 

県道ビーナスライン沿いでドライブイン「霧ケ峰富士見台」を営む木川さんは「今年は本当にすごい」。草原を花やつぼみが覆う今年の状況に「テンションが上がりまくりです」とと興奮ぎみでした。

 

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  富士山が7月1日山開き

    “有料化”と“通行規制”の大改革 

           新ルールを知らないと山頂到達前に「強制Uターン」?

 

 

 7月1日(月)から富士山の山梨県側で山開きされました。山やにとって待望のシーズン到来となりましたが、今年から「ルール」が大きく変わりました。

日本最高峰の山であり、気軽に行ける場所ではないですが、初の”登山規制”が始まって登山者の管理が従来より厳格化されました。

 

      

 

 日本を象徴する観光資産でもある富士山には多くの外国人も訪れます。3776mの高山にも関わらず、比較的登りやすいこともあり、登山客のなかには半袖・短パンにサンダル姿という軽装で山頂を目指す若者や、キャリーバック持参の外国人も見かけます。 

また、登りやすいといっても、富士山の登山ルートのほとんどが他の山と比較して樹林や日陰の場所が少なく、常に直射日光にさらされています。

その上、激しい気候の変化や強風、落石など、登りはじめの心地よさがウソのように、歩を進めるとともに状況は刻々と変化します。登るに従って次第に体力も奪われていきます。

 途中でサンダルが破損でもしたら悲惨です! 足を滑らせてしまえば数キロ滑落し、死傷事故に繋がることも珍しくないでしょう!

 

きょうは、そんな富士山の今年から導入した新ルールについて、ご紹介します。

 

              

 

 

1. "弾丸登山" について

 

 富士登山の秩序を乱しているのは、前述のような無知な登山者は勿論ですが、これに加えて、ご来光目的などの「弾丸登山」で最高峰を駆け登る登山者たちです。

山小屋の予約ができなかったり、人よりも早く一気に上り下りしたいという欲求だったりと、理由はさまざまでしょう! 

でも、マナー上は招かれざる登山者にほかならず、山頂付近での渋滞を引き起こす元凶となっているのです。

富士山にその歴史上はじめて「登山規制」がなされる大きな要因も、主に登山者のマナーの乱れがあります。

 

 富士山吉田口登下山道を有する山梨県の長崎幸太郎知事は、「登山規制」について、「弾丸登山には低体温症や高山病などのリスクがある。登山規制は、登山者の命を守るための対応策でもある」と説明しています。 

 具体的には、① 富士山吉田口登下山道を16時~3時までの間、五合目の登山道入口ゲートを閉鎖し、通行を規制します。

さらに、⓶ 1日の登山者が4000人に達した場合、通行を規制する。(ただし、山小屋に宿泊を予約している登山者は、規制中も通行が許されている)。 この2つの規制によって、山梨県は弾丸登山を実質的に禁止し、山頂付近の混雑を緩和。登山者の出入りを厳格に管理することで、富士登山の秩序と安全を維持するとしています。

 

           

 

 

2."入山料の義務化" について

 

 通行規制にあたり、富士山5合目に幅約8m、高さ1.8mの登山者数管理用のゲートを新たに設置により、規制人数管理にともなう人件費等が発生するので、安全対策等の必要経費として、登山者から通行料2000円と協力金1000円(任意)を徴収することになりました。 通行料2000円は、任意でなく「義務」です。

 こうした費用の徴収や登山者数制限などを盛り込んだ条例案は3月4日の山梨県県議会で全会一致で可決・成立しています。 登山者の秩序と安全を守るために、初めて規制がかけられた富士山。ある意味必然といえる一方でこれまでのように思い立って、ふらりと富士登山を楽しむことはできなくなるかもしれません。

人数規制がかかり、行ってみたら、「もう入山できません」という事態も想定されます。

          

 

 

3."予約システム新設" について

 

 この不便・不満解消に新たに設けられたのが、「通行予約システム」です。

「富士登山オフィシャルサイト」からネットで登山の予約(電話予約不可)ができます。 

サイトでは、ホテルの宿泊予約のように、空き状況がカレンダーに表示されており、使い勝手は良いです。ただし、この予約時点で通行料と協力金の決済が求められ、キャンセルしても返金されないので注意が必要です。 

 例えば、6月29日現在の時点では、「残りわずか」が数日ありましたが、ほとんどは「空き有り」となっていました。 

 なお、万一、予約で4000人に達した場合でも、当日受付分として1000人分が確保されています。従って、「せっかく行ったのに門前払い」にはならない。とはいえ、予約なしなら受付のある5合目にはできるだけ早めに行くことが賢明です。 

 

 参考までに、コロナ禍の2020年~2022年を除く過去4年の実績では、1日の登山者数が4000人を超えたのは、2017年は17日、2018年は12日、2019年は10日、2023年は5日となっています。

早目の予約ならまず間違いなく予約できそうですね?

 

      

 

4.暗黙のルールで守られてきた山の秩序

 

 登山中にすれ違う際は、「おはようございます」「こんにちは」などのあいさつをする。下山中に登りの登山者とすれ違う際は、登る人に道を譲る。ごみは捨てずに持ち帰る…等々、富士山に限らず、登山には暗黙のルールがあります。それによって山の秩序は守られてきました。 

 

 世界に目を向ければ、世界の最高峰エベレストは入山料100万円以上、南米最高峰のアコンカグアは10万円前後、アフリカ最高峰のキリマンジャロも10万円前後といわれています。

 山の秩序と安全を維持するには多大なコストがかかります。このことからも、日本の最高峰はこれまで登山者にあまりに寛容すぎたと思います。 

 

 ようやく規制と入山料がかかるようになりましたが、むしろ、遅すぎたくらいでしょうね? 多くの登山者も”負担増”に好意的との調査結果もあるようです。

 今回の大変革で、富士登山の秩序と安全が保たれれば、富士山は世界に誇れる山となるでしょう!

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より