令和6年5月29日(水)

 

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 きょう5月29日記念日は「エベレスト登頂記念日」。 1953年(昭和28年)のこの日、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリー(1919~2008年)とチベット人シェルパのテンジン・ノルゲイ(1914~1986年)が、世界で初めて世界最高峰のエベレスト(チョモランマ)の登頂に成功しました。

 

         

 

 

 関連する記念日として、1970年(昭和45年)5月11日に登山家・松浦輝夫と冒険家・植村直己が日本人として初めてエベレスト登頂に成功したことに由来して、5月11日は「エベレスト日本人初登頂記念日」となっています。

 この記念日は、日本人初登頂から50年後の2020年(令和2年)に登録されました。その目的は、両名の初登頂の成功という偉業を後世に伝えることでした。

 1970年当時は、大阪で開催されていた日本万国博覧会(大阪万博)一色だった中で世界最高峰登頂のニュースに日本中が歓喜し、まさに高度経済成長の未来を指し示すかのような出来事として、多くの人々の記憶に刻まれました。

 

                                              

 

 エベレストの標高については、諸説ありますが 1954年(昭和29年)にインド測量局が周辺12ヵ所で測定し、その結果を平均して得られた8848mという数値が現在でも一般的となっています。

近年、全地球測位システム(GPS)を使用した結果、1999年(平成11年)にアメリカの調査団が8850m、2005年(平成17年)に中国の政府機関が8844mと発表しています。これらの標高の違いは、測量法の違いや地殻変動などの影響によるものと考えられています。

 

 英名の「エベレスト」(Everest)は、ヒマラヤ山脈を測量した時にインド測量局の長官であったイギリスの探険家・地理学者であるジョージ・エベレスト(George Everest)の名前に由来しています。チベット名は「チョモランマ」(Chomo Langma)で、チベット語で「大地の母」という意味です。

 

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誕生日占い

   【5月29日生まれ】

                                     

性格・特徴

 非常に大きな夢を持っていながら、その夢を実現するためにコツコツと努力をするタイプであるといえます。 人よりも優れた感性を持っていることも多いため、なかなかその感覚を他人に認められることが少ないと言う難点がありますが、これを自分なりに緻密に計算しながら実現をしていくタイプでもあり、非常に芸術家や実業家などに向いています。
 また計画性が高いといった側面があることから、物事のタイミングを見る目も非常に優れています。 一般的に個性の強い人は、人と異なる面を強く見せるものですが、5月29日生まれはそれほどその面を見せずに振る舞うことも多いので、非常にクールに見られるといった側面も少なくありません。
 しかし内側には様々な自分の目的を果たそうとする熱い思いを持っていることが多く、またそのために様々な人付き合いなども計算をする傾向があるので、自分の目的を実現するために緻密な計画を立て、実行する能力に優れています。

 

恋愛・結婚

 外見的には非常にクールに見える傾向があるため、人付き合いは決して上手な方ではないと言う印象があります。 そのためなかなか恋愛や結婚に結びつくといった出会いが少ない面がありますが、その要因は理想が高いといった面も大きな理由です。
 非常に計算高良い傾向もあるため、出会う相手が自分にとって良い影響を与えてくれるかを考えてしまう面も少なくありません。
しかし恋愛をすると結婚を考えがちと言う非常に現実的な面もあり、これらの総合的な部分を含めて恋愛や結婚を考える傾向が強いのが特徴です。
 人付き合いは決して上手な方ではないため、恋愛の途中でも相手のことが気になってしまうと言うことも少なくありません。 また非常にクールな面も持っているために、長続きしないことも多いものです。

 

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きょうの1枚

    " 瑞龍寺で燭光能 "

 

               

 

 高岡開町の祖で加賀藩2代藩主の前田利長をしのぶ「利長忌」が5月20日、富山県高岡市関本町の利長の菩提寺、国宝瑞龍寺で行われ、「燭光能」が奉納されました。

ろうそくの炎が揺らめく法堂内で、参拝者約80人が幽玄の世界に浸りました。 

 追善法要に続き能「野宮」が披露されました。 能「野宮」は、源氏物語の六条御息所の亡霊が現れ、昔の記憶を旅僧に語る物語です。 

重要無形文化財保持者の金森秀祥さんと平木豊男さん、大坪喜美雄さんらが、シテ、ワキ、地謡を務め、笛や小鼓、大鼓の音色が響く中、幻想的な舞台を繰り広げました。 

 

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  怖くて立てない‼

    閉山中の富士山で外国人登山客が悲鳴 

                     

  ネットを見ていたら、以下のような記事がありました。まことに腹立たしいという 思いでいっぱいですが、ぜひ皆さまにもお知らせしたいと思い、内容を若干省略しましたが掲載しました。

 

        

                    富 士 山  

 

 5月11日の16時15分ごろ、閉山期間中の富士山の山頂近くで、軽装備のため動けなくなった登山客の若い外国人男性がいて救助したと登山家の女性が X上で報告し、安易な春山などの登山に警鐘を鳴らしています ‼

 

 富士山の閉山期間は、9月から翌年7月までの山開きまでです。閉山期間中は登山のリスクも高い状態が続いています。

登山客は、インバウンドの影響なのでしょうか、ほとんどが外国人のようです。

今回の登山客救助がどんな状況だったのかを登山家に話を聞いてみました。 

 

 

 暗くなってきた雪原で、座り込んでいる外国人登山客に、大きなリュックを背負った登山者が声をかけています。 

背後には、富士山の山頂が映っていて、リュックの登山者はヘルメットをしているが、外国人登山客はノーヘルでした。

 

 大きなリュックの登山者は、登山家のまっつんさんです。

「まっつん」さん(@red_mattsun)は、13日にXで投稿しそのときの様子を説明しています。

「山頂から下降中に座り込んでモゾモゾする人影を見つけました」。まっつんさんが近づいて、「大丈夫?」と声をかけると、下山中の外国人登山客は、「怖くて立てない、降りられない」と答えたという。

 

           

 

 まっつんさんの投稿や J-CASTニュースの取材によると、動けなくなった外国人を発見したのは、5月11日16時15分ごろでした。 山梨県側の吉田ルートの山頂から下山し始めて、直線距離で150メートルほどのところで外国人登山客が座り込んでいました。 

 この日は、午後になって気温が下がり、雪面が固くなり始めていました。 外国人登山客は、雪面用にチェーンスパイクを履いていたが、アックス(ピッケル)も持っていなかった。まっつんさんは、春山でも条件次第で全面アイスバーンになるとして、「雪面で滑ったら止まれず助からないかもしれない」と X投稿しました。 

 

 まっつんさんは、未踏峰を目指す秋のヒマラヤキャンプに備え、登山隊のメンバー 4人で高山トレーニングをしていました。

この日は、標高の高い場所で一夜を明かす予定でしたが、外国人登山客を救助するために変更を余儀なくされたと言います。

 

 動けなくなった外国人登山客にアックス(ピッケル)を貸し、「道も分からない」というので、4人が同行して下山をしました。 

 外国人登山客は、アックスの先端を雪面に刺してブレーキをかけながら進み、滑り落ちていかないように、まっつんさんら2人でサポートをしました。

8合目ぐらいで傾斜が少し穏やかになると、外国人登山客は立って歩きましたが、危なっかしい足取りだったという。

外国人登山客は、ヘッデン(ヘッドランプ)も持っていなかったため、結局、そのまま付き添ったそう。 

 

 この外国人登山客は、フランス出身で東京に住んでいるそうですが、日本の山については知らない様子だったと言います。

同行者と2人で富士山に登ったものの、同行者は途中で怖くなって下山したそうです。しかし、この同行者と電話連絡がとれず、登山隊の他のメンバー2人が同行者を探しながら下り、7合目の小屋で見つけて、合流しました。 

「もし、登山隊に見つからなかったら、独力で日没までに降りる事はできなかったろうし、どうなっていた事か … !」。

 

 まっつんさんは、外国人登山客の状況について、X投稿でこう振り返った。 外国人登山客には、少し厳しく注意したそうです。

取材にその内容を説明しました。

 「この時期の富士山は日中に晴れて暖かくなったら雪が柔らかく登りやすいが、午後になって太陽が当たらなくなったり、天気により気温が下がるとアイスバーンになることがあるので、今回のような装備で来てはならない、危なすぎる、ということを何度か話しました。外国人登山客はわかったと言って少し落ち込んでいました」。 

 外国人登山客とその同行者にケガなどはなく、まっつんさんらは、5合目まで一緒に降りて、2人が車に戻るところまで付き添ったそうです。

 

 

 今回の登山隊の富士山トレーニングでは、閉山中にもかかわらず、多数の登山客を見かけたと、まっつんさんは取材で述べています。それも、知人の日本人2人と山頂で出会った以外は、ほとんどが外国人だったそうです。

また、「他にも装備が不十分な登山者は何組か目につきました。特にフィリピンから来たという2名組の外国人登山客は、上部で滑って転倒し、怖くなって下山してきたと話していました」 「彼らもハイキングシューズにチェーンスパイクを着用していました。フィリピンには冬山などないのかもしれませんが、事故になる前に、引き返してきてくれてよかったなと思いました」

 

           

 

 もし外国人登山客らによる遭難や事故が起きるようになると、警察や行政が何らかの対策を迫られる可能性があります。 

 こうした状況について、まっつんさんは、登山家として、複雑な心境も明かしていました。

 「人命が何よりも優先なのはもちろんですが、雪の時期の富士登山者の事故が増えて規制が強くなったりすると、海外の高所登山を目指す日本のクライマー(登山者)たちにとって、国内唯一の高山トレーニングの場(富士山)が使えなくなくなってしまうかもしれないので、そうならないで欲しいと思っています」と、語っていました。 

                          (J-CASTニュース編集部)

 

それではまた!

自称 アルピニスト より