令和6年4月12日(金)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょう4月12日から13日の夜は、月がおうし座に接近します。

 

 月は日を経るにしたがい明るい部分を大きくしながら変化していきます。

月は形や上る位置、接近する天体が目に見えて変わっていくため、毎日観察すると 違いがよく分かります。

春の宵、表情を変え続ける月を眺めながら、夜のお散歩を楽しむのも良いものですね?

       

 

 さて、12日の今夜はおうし座の1等星アルデバランに、そして13日の夜には同じくおうし座の2等星エルナトに近づきます。

その様子はまるで、冬の星座との別れを惜しんでいるかのようです。

 

 星の見え方は時間や季節によって変わるものの、日々の変化はごく僅かです。
しかし、月は大きく変わります。

 

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誕生日占い

    【4月12日生まれ】

 

           

 

性格・特徴

 4月12日生まれの性格や特徴としては、探究心が旺盛であり、独自のスタイルでさまざまなものをつくりだしたり、発信したりするのが得意といえます。
自分が強い関心を持っていることに対しては、入念にリサーチをしたり、徹底したこだわりを持つ特徴があります。
 その半面、思い付きなどの発想力を大切にしている一面があるので、周りをびっくりさせることもあります。
感性が豊かであり、筋が通っていてまじめなので、物事を首尾一貫に成し遂げるタイプと言えます。
 物腰が柔らかいわけではありませんが、周囲からの信用は厚い傾向にあります。

自分だけの世界に入り込みやすく、自分のやり方を大切にする特徴があります。
他人が自分のスペースに立ち入ることを嫌がるため、自分の悩みをだれかに相談したり、不安を漏らすことはあまりありません。
このような悩みを他人に知られたくないと自制心が働くため、周囲からは堂々としている印象をもたれやすくなります。
気分屋な面があり、機嫌が悪いと周囲にあたったり周りを困らせる面があるため注意が必要です。

 

恋愛・結婚

 4月12日生まれの恋愛や結婚に関しては、自由を求める傾向が強いので、束縛する相手とは合わない傾向にあります。
自分を自由にさせてくれる人を好み、恋愛に興味はあるけれども冷めた態度をとりがちです。
 直感や現実的な条件が一致しなければ結婚に踏み切ることはしません。
結婚に対するハードルはやや高いと言えるでしょう。
そのためどちらかというと晩婚傾向があります。
結婚した後は心のつながりを重視する特徴があり、それぞれが自立した関係を好みます。
家族の時間とそれぞれの時間のバランスを大切にするタイプです。
心からリラックスできるパートナーでなければ楽しむことはできないでしょう。
愛情表現を口に出すことが苦手なので、感謝の気持ちから伝えてみることを意識することが求められます。

 

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きょうの1枚は?

       " 春の妖精 カタクリ " 

 

     

 

 4月5日に新潟県上越市の高田城址公園のソメイヨシノが開花、桜前線は徐々に北上し、6日の週末は北陸三県を中心に桜の見頃のエリアが現在進行形で増加中です。

 一方、里山に目を向けると、春の山野草である「カタクリ」も花を咲かせ、桜(ソメイヨシノ)とは異なる優美で可憐な花を楽しませてくれる所があります。

 

 福井県大野市「矢ばなの里」では、約100万本のカタクリの花が群生し今週末まで楽しめそうです。 「カタクリ」はユリ科の多年草で、「かたかご」とも呼ばれています。薄紫色でうつむくように花を咲かせ、その花びらを風に揺らす様は「春の妖精」とも呼ばれているようです。晴れの日の午後にしっかりと花が開きますので、今週末はチャンスとなりそうです。絶滅危惧種に指定され保護されている場所もあるため、鑑賞や写真撮影をする際は現地の注意事項を遵守するよう十分注意しましょう。

 

 

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           NASAの木星衛星探査機

 

 

 木星や土星の一部の衛星にある地下海は、太陽系内で地球外生命体が存在する可能性が最も高い場所とされていますが、これまでは、衛星の表面が氷の殻に覆われているため、生命の存在を確認するのは不可能だと考えられていました。

 

 もし生命が存在すれば、木星の衛星「エウロパ」や土星の衛星「エンケラドス」から放出される氷の粒子1個にも、分析機器で生命の痕跡を検出できるだけの量の物質が含まれている可能性があることが、最新の実験に基づく研究結果で明らかになりました。 

      

         NASA探査機ジュノーが撮影した木星の衛星エウロパ  


 今回の研究結果は、今年10月に打ち上げ予定のNASAの氷衛星探査機「エウロパ・クリッパー」が、地球外生命体の存在を確認する可能性があることを意味しています。 

 

①.ごく少量で同定 

 科学誌Science Advancesに3月22日付で掲載された、今回の研究論文の筆頭執筆者で、米シアトルのワシントン大学地球宇宙科学部の博士課程修了研究者のファビアン・クレンナー氏は「ごく少量の細胞物質でも、探査機に搭載の質量分析計で同定できるかもしれない」と言います。

質量分析計は、分子をイオンに変換し、このイオンに電場と磁場をかけることで、分子の構造や化学的性質を特定する分析機器です。

 

 「海を持つ衛星に存在する可能性があるとの見方がますます強まっている、地球の生物に似た生命体を、今後搭載される観測機器を用いて検出できるというさらなる確信を、今回の結果は与えてくれる」と、クレンナー氏は述べています。 

 

⓶.エウロパ表面は充血した眼球 

 「エウロパ」は、直径が約3100kmで、酸素が豊富な薄い大気と液体鉄の核を持ち、磁場がある。氷に覆われた表面には線状の亀裂が走り「充血した眼球」のように見える。厚さ約18kmの氷殻の下には、全球規模の液体水の海があり、単純な生命体が生息しているかもしれません。

 

        

             エウロパ・クリッパー探査機(想像図)           

 

 NASAの「エウロパ・クリッパー探査機」は、10月10日スペースXのファルコンヘビーロケットに搭載され、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定で、2030年4月に木星系に到達する見通しです。

 このミッションでは、少なくとも32回の接近フライバイ観測を実施し、4年間かけてエウロパを調査する予定です。 

 

 NASAの探査機「ジュノー」は2022年、「エウロパ」の上空わずか約350kmから 写真撮影を行いました。

 

 

氷粒子1個から細胞物質を検出可能

 

①.細胞物質 

 今回の研究では、「エウロパ・クリッパー探査ミッション」に向けた準備として、質量分析計に衝突する氷粒子のシミュレーション実験を実施しました。

実験では、細いビーム状の液体水を真空中に噴射し、ビームが壊れて液滴になると、この液滴にレーザー光線を照射して帯電させた。この水には、米アラスカ沖の海水に生息する細菌のスフィンゴピキシス・アラスケンシスが含まれていた。実験の結果、エウロパ・クリッパーに搭載される強力な衛星表面ダスト分析装置(SUDA)は、膨大な氷粒子のうちの1粒に含まれる細胞物質を検出可能と考えられることがわかりました。

 さらに研究チームは、氷殻の割れ目から漏出すると見られる物質のプルーム(間欠泉)によって、細菌の細胞がどのようにして宇宙空間に達する可能性があるかについて説明しています。 

 

 今回の論文の主執筆者で、ドイツ・ベルリン自由大学のフランク・ポストバーグ教授(惑星科学)は「氷衛星で生命体やその痕跡を見つけるのは、考えられていたよりも容易かもしれない。いうまでもなく、生命がそこにいればの話だが」と述べています。 

 

⓶.衛星探査計画 

 NASAの「エウロパ・クリッパー」に加えて、欧州宇宙機関(ESA)の木星氷衛星探査機「JUICE」のミッションでも、間もなく「エウロパ」を調査する予定です。

現在、木星に向かっている「JUICE」は、2031年7月に到着し、エウロパ、カリスト、ガニメデを詳細に調査する予定です。また、「JUICEミッション」では、木星を67周する計画です。 

 

                        

                  ESAの木星氷衛星探査機「JUICE」(想像図)             

 

 宇宙生物学者らのもう1つのターゲットは「土星の衛星」で、はるかに小型の「エンケラドス」です。

この衛星には、氷に覆われた表面の下には、塩分を含む温かい海があり、プルーム(間欠泉)によって海水が宇宙空間に噴出している。

NASAのエンケラドス探査計画案の「オービランダー(OrbiLander)探査機」は、暫定的に2038年10月打ち上げ、2050年に到着予定です。

衛星「エンケラドス」を6カ月間周回してプルームのサンプルを収集した後、着陸探査を実施してより大量のサンプルを採取し、現場で分析する予定です。

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より