令和6年4月21日(日)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょう4月21日の夕方から宵の西北西の低空で、「木星と天王星」が大接近します。

                                           

     

 「木星」と「天王星」は3月下旬から4月下旬ごろにかけて見かけ上ですが接近し て見えます。そして、4月21日にはついに最接近し、約0.5度まで近づきます!

0.5度というのは、満月の見かけ上の幅くらいで、ものすごい大接近です。80倍程 度の天体望遠鏡の同一視野内に2惑星が入るくらいの近さです。

 木星は明るいので肉眼で簡単に見えますが、天王星は暗くて見えません。双眼鏡 を使って見つけてみよう! 

 

 「木星」と「天王星」はおよそ1か月ほど双眼鏡の同一視野内に見えるので、時々 でも良いので空を覗いて、並び方の変化などを追うのも面白いでしょう!

                    

           

 

 

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誕生日占い

   【4月21日生まれ】

              

性格・特徴

 感覚が鋭いので、流行に後れることがないタイプです。
トレンドを敏感に察知する能力に長けており、センスが良いのでビジネスでも活躍 することができます。
 物腰が柔らかで落ち着いているので、周囲から穏やかで優しいと思われることが 多いです。知性と勘の良さで空気を読むことができ、常に周りと良好な関係を築く ことができます。
その場に応じた的確な行動を起こすことができ、人間関係で大きなトラブルを起こ すことは少ないです。
 目標に向かって粘り強く努力することができるのですが、これを人に見せるよう なことはありません。
注目されたいという思いは少なく、常に控えめな行動をする傾向があります。
 

 また、様々なことに対して自分なりの基準を持っているので、周囲からの影響で 意見が変わってしまうことも少ないです。
空気を読みすぎて自分の気持ちを我慢してしまうことがあるので、窮屈に感じない ためにもハッキリと意思表示をする機会を増やすべきだと言えるでしょう。

 

恋愛・結婚

 自分の才能と魅力をしっかり理解しているので、周囲からの人気があります。
恋愛でもこの力は発揮され、いつの間にか自分が理想としている恋人を惹きつけて いるはずです。
 他者に激しい感情をぶつけることは少ないのですが、恋愛関係になった相手には 愛情表現として感情をぶつけやすくなります。
ときに相手を困らせてしまうことがあるので、円滑な関係のためには何でもかんで も感情的にならないことが大切です。
 結婚相手は冷静に見極めて選ぶので、結婚後に大きなトラブルが起こることは少 ないでしょう。
ただし、理想の家庭を築くために感情を抑制している恐れがあるので、仮面夫婦に ならないように注意しておくべきだと言えます。
お互いが自分を偽り続けることで熟年離婚に発展する可能性があるので要注意です。

 

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きょうの1枚は?

     " アルペンルート全線開通・立山に雪壁 "

 

          

 

 北アルプスの立山連峰を貫き、富山と長野をケーブルカーやバスで結ぶ観光ルー ト「立山黒部アルペンルート」が4月15日、4カ月半ぶりに全線開通しました。

訪れた観光客らが春の銀世界を堪能していました。「アルペンルート」は、11月末 までです。  

 室堂ターミナル(標高2450メートル)近くでは、降り積もった雪を道路まで掘り 下げてできた高さ十数メートルの巨大な壁の間を歩く「雪の大谷ウオーク」も開始 しました。

 

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 八ヶ岳雪山「入門&初級コース」

         硫黄岳は圧倒的スケール感有り!

 

 私が登山を始めた時から雪山には強い憧れがありました。夏の南アルプスや北ア ルプス、それに八ヶ岳にも数多く登り、経験を積み重ねてきました。真っ白な雪に 覆われた山々の荘厳な風景はとても魅力的でした。 

 

 山を始めて5年目の時、雪山への憧れはますます強くなりました。その一方で怖 さもありました。まずは、関連した書籍を読み漁り、また冬山講習会も数回受講し、装備を整えました。 そして、手始めに奥多摩や奥武蔵の山に毎週のように通い、 経験を積みました。少しづつ行動範囲も広げていきました。

 

 今回は、冬の「八ヶ岳・硫黄岳」の雪山登山についてご紹介します。

 

1.硫黄岳とは? 

 

 「八ヶ岳」は一つの山の名前ではなく、山梨県と長野県にまたがる、およそ20峰 の山々の総称です。 北の蓼科山から南の編笠山までの南北25kmに連なる火山群で、「八ヶ岳」は日本百名山に選定されています。

日本百名山で言う「八ヶ岳」とは、最高峰の赤岳を筆頭とした「南八ヶ岳」のこと を指す場合が多いようです。

 夏沢峠を境に南側を「南八ヶ岳」、北側を「北八ヶ岳」と呼ばれており、「南八 ヶ岳」の最北にそびえる標高2,760mの山が「硫黄岳」です。

 

          

 

 

2.硫黄岳選定の理由 ⁈

 

 初めての雪山に硫黄岳を選んだのには。難易度と、行動時間とがあります。

急峻な岩場や鎖場などが続くようなルートは入門には向きません。また、夏山に比 べコースタイムもより時間がかかることが多く、日照時間が短いことも考慮に入れ、長い行動時間は避けたい。ということで、今回の登山ルートは、「桜平ゲート」か ら「夏沢峠」を経由し、「硫黄岳」を目指すルートです。

 

 このルートは険しい箇所や道迷いの心配が比較的少なく、短い時間で登頂できます。

 

 

3.桜平ゲートから硫黄岳へ

 

①.駐車場

 「登山口」となる桜平には、「ゲート」近くから「上」「中」「下」3つの駐車場 が設けられています。いずれも無料で利用できます。 

 「ゲート」から一番近い桜平「上」駐車場に駐車できればいいのですが、駐車台 数が 15台ほどと少ないので、すぐに満車になってしまいます。

 おすすめは桜平「中」駐車場。60台ほど駐車できる広いスペースがあり、「ゲー ト」から600mほどと「登山口」まで近いのもうれしいです。なお、この「中」駐 車場も満車、あるいは深雪で行けない場合もあります。最悪の場合を考慮してコー スタイムなどの行程を組むことが必要です。

 

 桜平「下」駐車場はゲートから3.5km離れているので、ここに駐車した場合は、 「登山口」まで1.5時間ほどかかります。土日での登山を計画するには、早めの行動 をおすすめします。 

 また、この林道は除雪車などが入れないので無理は禁物です。が、桜平「中」の 駐車場まで行ければ、行動時間に余裕ができます。

 

 

⓶.登山口から夏沢鉱泉

 「登山口(桜平ゲート)」から最初のチェックポイントの「夏沢鉱泉」までは、 林道が続き、道幅が広く歩きやすいです。「夏沢鉱泉」は通年営業の山小屋で、宿 泊ができるほか入浴も可能です。入浴料は税込み1000円です。 

 

 「登山口」からは、登山道になります。「夏沢鉱泉」までは約40分です。

「夏沢鉱泉」までは林道なので軽アイゼンやチェーンスパイクで問題なく歩けますが、先を考えるとアイゼンの装着をおすすめします。

「夏沢鉱泉」から先はアイゼン必着ですので、軽アイゼンやチェーンスパイクの方 は安全を確保するために履き替えてください。 

 

 アイゼンは雪山登山の安全確保には重要な装備です。装着には慣れが必要なので、しっかりと装着できるようにまた、素早くできるように普段から装着の練習をして おくのがベターです。 

 

     

               夏 沢 鉱 泉                   

 

③.夏沢鉱泉から夏沢峠

 「夏沢鉱泉」から「夏沢峠」までの所要時間は1時間30分ほどです。林の中に登 山道が続いています。なだらかな傾斜です。

 途中、「夏沢峠」までの中間地点にあたる場所に、冬季封鎖の山小屋「オーレン 小屋」があります。ベンチなどは夏のまま置いてあるので、休憩するのにぴったり です。

 休憩後、歩くことおよそ50分で開けた場所に出ると、そこが「夏沢峠」です。

峠の横には山小屋「やまびこ荘」があります。

 

④.夏沢峠から硫黄岳山頂 

 

 「夏沢峠」までは静かな樹林帯の中を歩きますが、「夏沢峠」に着くと視界がひ らけ、目の前に「硫黄岳」を望むことができます。

「硫黄岳」に向けて登って行くと、やがて森林限界を超えて空も左右も視界がひらけ、遠くまでよく見渡せるようになりました。登山道左側には硫黄岳の噴火跡の絶 壁が目に入ってきました。

 

                        

                 硫黄岳 北側の噴火跡  

 

 ここから「硫黄岳」までは、今回のルートの中では一番緊張する区間になります。 

登山道は急峻な道に変わり、続鎖場などの危険箇所はないものの、岩の上に雪が積 もりゴツゴツとした岩場でスリップが起きそうな場所が続きます。転倒などしない 

よう慎重に歩きます。

 

 「硫黄岳」は風が強い山としても知られているので、天候のチェックも忘れずに しておきたいところです。

幸いにも今日は晴れていますが森林限界を超えてから少し風が出てきたように感ま す。

やがて道は急な岩場を抜けてだだっ広いゆるい斜面に変わりました。ゆっくりと歩 を進め、「硫黄岳」山頂に到着しました。「夏沢峠」から訳1時間15分でした。

 

         

                                         硫 黄 岳 山 頂                                                 

 

⑤. 硫黄岳山頂        

 

 「硫黄岳」山頂では期待以上の絶景が私たちを迎えてくれました。

360度の大パノラマです。 南には赤岳、阿弥陀岳など、「八ヶ岳」を代表する山 々を望み、北には「飛弾山脈(北アルプス)」を望むことができました。ダイナミックな風景をたっぷりと満喫することができました。 

 

                

                                           硫黄岳山頂の展望                                       

 

 山頂エリアは広大なスペースがあるので、気に入った景色を見ながらゆっくりと 休憩できました。天気が良い時は暖かくていつまでも山頂に居られます。

 

 ですが、ひとたび天候が荒れて、曇ったり雪が降ったり、強風が吹けば、寒くて 山頂に何分も居られなくなります。  

 

 

4.雪山前の準備 

 

 雪山にチャレンジする前は、近所の低山などで足慣らしをし、アイゼンの装着な どの練習をしっかり行ってから本番の望みましょう。  

 雪山登山は雪崩などのリスクがあり、スキルを要することから簡単に行くことは できません。経験を積み、しっかりとした装備と服装と体力で出かけましょう!

 冬の雪山で見る景色は、夏とはまた違った魅力があります。自分自身で登頂し、 圧倒的な景色を見れば、きっと冬山の虜になってしまうことでしょう! 

 

 

【登山口までのアクセス】 

  中央自動車道・諏訪南ICより39分(21km)

【登山ルート】

  桜平「中」駐車場 ⇒ 桜平ゲート ⇒ 夏沢鉱泉 ⇒ 夏沢峠 ⇒ 硫黄岳 ⇒ 夏沢峠 ⇒

    夏沢鉱泉 ⇒ 桜平ゲート ⇒ 桜平「中」駐車場 

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より