令和6年4月11日(木)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょう4月11日の夜は、「三日月」で、おうし座のプレアデス星団(すばる)に最接近します。

細い「三日月」と小さな星の集まりであるプレアデス星団、繊細で個性的な2つの天体の共演が楽しめます。

          

 11日、細い月は「三日月」となって、木星の上に位置し、すばる(プレアデス星団)に近づきます。すばるはおうし座にある散開星団(数百個ほどの星がまばらに集まってできる星団)です。肉眼では6~7個の星が見えます。

 

 

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    【4月11日生まれ】

               

性格・特徴

 知的な印象があり周囲からは落ち着いた人に思われることも多くなっています。
とはいえ、やはり表面と内面には違いがあり、表面的にはクールで冷静であっても、心の中はより複雑に揺れ動きもあります。
 人をまとめる力や組織を建てる能力に優れていることもあり、会社ではリーダー的な立場になる人も少なくありません。
様々な分野に精通しており、話題も豊富でコミュニケーションで困る心配もほとんどないといえるでしょう。


 和やかな雰囲気を大切にしでますので、そうした雰囲気を壊してしまうタイプは苦手です。
 心の安定を求める傾向にありますので、ストレスには弱い傾向にあります。
表面から見えている冷静な雰囲気と心に持っている激しい感情とのバランスが崩れてしまうと、複雑な心の持ち主であると思われることもあります。
そうした部分もマイナスばかりではなく、普段見えている面とそうでない面のギャップの激しさをより魅力的に感じる人もいます。

 

恋愛・結婚

 恋愛を成就させるには、相手とうまくコミュニケーションを取れることも大事ですが、4月11日生まれの人は話題が豊富ということもありコミュニケーションで困る心配はほとんどないといえるでしょう。
誰とでもすぐに仲良くなれるのも良いところですが、相手に求めるものが多すぎると、友人にはなれても恋人関係までは進まないという可能性もあります。
 

 恋愛と結婚は別と考えている傾向にあり、結婚相手には社会的地位の高さ、経済的な豊かさを求めるのも特徴的です。
こうしたことも結婚には大切ですが、相手の内面を意識することも大切です。
 

 4月11日生まれの人は内面の複雑さが相手を困惑させてしまう可能性もありますので、順調な恋愛にするためにはお互いの性格をよく理解しておくことも大事です。

 

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 きょうの1枚?

       " イワウチワ開花 " 

 

      

 

 「春の使者」の花言葉で親しまれる山野草のイワウチワが、栃木県那珂川町富山の山林で咲き始めました。

 イワウチワは、うちわのような形をした葉が特徴で、淡いピンクの花を咲かせます。同所のヒノキ林の斜面約1ヘクタールに群生しており、管理する地元の「富山舟戸いわうちわ保存会」によると、今年は例年より10日ほど遅い3月24日に開花したそうです。 

 3月29日は長さ約3センチの花びらが雨にぬれながら、かれんに咲いていました。

フリル状の花びらが魅力的ですね! 雨にぬれかれんに咲くイワウチワの一枚です。

 

 

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   北斗七星の

     近くに新星の出現 間近か!

 

 

 真北を示す「北斗七星」の近くに「新星」が出現するそうですよ!

 

「新星(ノバ)」は、星が突然1万倍も明るく輝く現象です。明るく輝いたあとは急速に暗くなっていき、そのうちもとの明るさ(暗さ)に戻ります。

 

 下の写真は2024年4月3日の夜9時の東京の空の様子です。 「新星」になりそうな 「かんむり座T星」は、「北斗七星」、アルクトゥールスの下に現れます。

 

      

              新星「かんむり座T星」

 

 「新星」がいつ起こるかは、ある程度予想できるそうです。 その中での一つが、「北斗七星」の近くにある、ふだんは暗くてまるで見えない「かんむり座T星」です。80年ぶりに「新星」になりそうとの報告があります。 

 

 ある研究者の予想では2024年4月±3ヶ月に「新星」が現れるとのことです。 

今じゃん! ということで、今日にもなるかもしれない、「新星」になりそうな「かんむり座T星」についてご紹介します。

 

①北斗七星の近くに現れる新星「かんむり座T星」 

 まずは、宵の東の空を見てみましょう。上の写真は4月3日の夜9時の東京の空の様子です。 オレンジ色の一等星アルクトゥールスがよく見え、その左側には、「北斗七星」が見えています。 「新星」になりそうな「かんむり座T星」は、「北斗七星」、アルクトゥールスの下にあたります。 

 「新星」が現れる場所のあたりをもう少し拡大すると下のようになります。 

 

          

                                    新 星 部 拡 大   

 

 「新星」が現れる場所の上には、いつもアルフェッカという2等星があります。

ちょっと明るめの星ですが、これが、かんむり座のα星です。

 

「新星」は同じかんむり座のT星で、いつもは望遠鏡でないと分からないような暗い 星です。ですが「新星」現象がおこると2等級まで明るくなります。

これはアルフェッカの明るさに匹敵するので、アルフェッカが2つならんで見えるようになります。 

 

⓶新星(ノバ)は爆発? 

 「新星」は、夜空に突然明るい恒星が現れる現象です。 実際には、恒星が生まれるのではなくて、元々あった恒星が一気に1000倍から1億倍も明るくなる現象のことです。

「新星」という言い方をしていますが、実際には「新星現象」です。英語ではnew starではなくラテン語の “nova(ノバ)” と表現しています。 そして、「新星」の明るさはそれほど長持ちせず、短いものでは数日、平均的には数ヶ月~1年程度で暗くなっていきます。 

 ところでこの「新星」はどうして突然明るくなるのかというと、これは爆発的な発光が白色矮星という特殊な恒星の表面で起こるからです。 

 この白色矮星は、太陽なみの重さがあるのに、大きさは地球程度という、極端に小さくて高密度な天体です。太陽のような恒星が核融合反応で輝かなくなった後に縮んできて余熱だけで輝いているので、とても暗い天体となります。 

 ただ、もともとは太陽のように非常に重く、表面の重力も大きい恒星なので、燃料さえ補給できれば核融合反応を起こす環境が整っています。そこに燃料投下が起これば、核融合反応が起き、それも表面のむき出しの状態で起こるので1000倍から1億倍も明るくなるのです。

そして燃料が消費されるとまた暗くなるのです。

なお、「新星」のあと、燃料がなくなっても、さらにまた燃料はゆるゆると投下されると、また「新星」が起こります。

 

          

       星座絵: かんむり座(左)・うしかい座(右)               

 

 その「新星」の間隔は一般には数千年とか数百年先になりますが、それが1年とか数十年で起こるものもあるのです。

人間の一生の中でおなじ白色矮星が何度も「新星」になる。それを「回帰新星」・「反復新星」、" Reccurent Nova " などと言い、天文業界では頭文字をひっくり返して " NR " と表示されます。

そして NR は、精密にはわからなくても、一定の周期で「新星」になります。「回帰新星」の中で、肉眼でも見えるのはわずかです。

「かんむり座T星」はその中で、80年ごとに肉眼で見える2等級まで明るくなること が知られています。

 

 これまでに1866年と1946年に「新星」になった記録があります。しかし、そうなると次は2026年?、再来年? ということになります。ただ、そこがそこまで厳密な周期でなく、ぼちぼちという観測がでてきて、さらには予報が出て騒ぎになっています。

 

 とりあえず、観測してみてください!

見逃すとすぐ暗くなってしまいます。 見ればわかるので、アークトゥールスや「北斗七星」の下に、2つの2等級の星がならんでいないかを、時々チェックしてみて下さい。

 2等級の星ふたつ、見つけられたらニュースですよ!

 

 

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〈かんむり座〉

 かんむり座(Corona Borealis)は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つでもあります。主要な星が半円の弧を描く北天の小さな星座で、冠をモチーフとしています。

紀元前5世紀以前から、酒神ディオニューソスやクレータの王女アリアドネーにまつわる冠が星座となったとする言い伝えが存在する、古い歴史を持つ星座です。

θ・β・α・γ・δ・ε・ι の7星が描く半円形のアステリズムには、日本各地で様々な呼称が伝えられています。

 

           

                         かんむり座・へび座・ヘルクレス座・うしかい座                                                  

 

 かんむり座は、南側でへび座の頭部に接し、東西をヘルクレス座とうしかい座に挟まれた小さな星座です。

20時正中は7月中旬頃と、北半球では初夏から盛夏にかけて見頃を迎えます。

かんむり座領域の南端でも +25.54° と北のほうに位置しているため、南極圏からはほとんど見ることができません。

 

かんむり座T星

 かんむり座T星(T CrB)は、かんむり座に位置する「反復新星」です。

通常の視等級は約10等で、それは標準的な双眼鏡で観望できる限界に近い明るさです。これまでに2回の爆発が確認されており、1866年5月12日には2.0等、1946年2月9日には3.0等に達しています。

更に最近の論文によると、1866年の爆発は最高で2.5 ± 0.5等と考えられています。

 

                     

                                    かんむり座 T星(T CrB 左下)                                                          

 かんむり座T星は、太陽系から約2,990 光年の距離にある、スペクトル型 M3IIIe_sh の連星系です。共生星 (英: symbiotic star) とも呼ばれる、赤色巨星と白色矮星の連星系で、分光スペクトル中に赤色巨星由来の分子吸収線と白色矮星を取り巻く高温ガス由来の輝線が同時に観測されます。

 1866年5月12日に「新星爆発」が発見され、既知の星で「新星爆発」が検出された最初の例となりました。

それから約80 年後の1946年2月9日(世界時)に再び「新星爆発」が検出されたことから、「再帰新星 (英: recurrent nova, NR)」 と呼ばれる激変星に分類されており、そのプロトタイプとされています。

 静穏期の間も回転楕円体変光星 に分類される変光が検出されており、227.55 日の周期で明るさを変えています。

 次回の「新星爆発」は2025年6月前後に起こることが予想されていましたが、2023年6月、2023年3-4月の減光が1946年の新星爆発前の減光と似ていることから、2024.4±0.3年、すなわち2024年2月から9月の間に次回の「新星爆発」が起こる可能性が高いとする速報が The Astronomer's Telegram に投稿されました。

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より