令和6年3月29日(金)

 

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 きょう3月29日の誕生花は、「スモモ(李)」です。

 

スモモ(李)はバラ科の落葉小高木。早春、葉の芽吹きより先に桜に似た白い花を咲かせます。花の名前の由来は諸説ありますが、実が桃に似ているけれど、桃と違って酸っぱいことから「酸っぱい桃」で酢桃(すもも)と呼ばれるようになり、その後「李(すもも)」という漢字が付けられたと言われています。

 

 スモモ(李)について

   科・属:バラ科・サクラ属

   和 名:李

   英 名:Japanese plum

   学 名:Prunus salicina

   原産地:中国

   開花期:4月~5月

 

 

       

 

 スモモ(李)は栄養価が高く、平安時代の頃から栽培されて生食用や果実酒などに使われてきました。現在のスモモ(李)は品種改良によって昔より甘くなっています。

 スモモ(李)はアジア、ヨーロッパ、北アメリカにおよそ30種が分布していると言われています。現在栽培されているスモモはその中から育種されたもので、ニホンスモモ、セイヨウスモモ、アメリカスモモなどがあります。

 スモモ(李)は日本の気候に適していて、家庭でも栽培しやすい果樹です。スモモ(李)は一般的には自分の花粉では結実しにくいので、自家結実する品種を選ぶと毎年実を楽しめます。

 

        

 

 「スモモ」の花言葉は「誤解」「困難」などです。

 

 中国に 、" 李下に冠を正さず " ということわざがあります。「スモモ」の木の下で冠をかぶり直すと、「スモモ」の実を盗んでいる泥棒と間違われてしまうので、「スモモ」の木の下では冠をかぶり直してはいけない。という意味があり、そのことわざから「誤解」「困難」という花言葉が付けられたと言われています。

 また、別の説では、「スモモ」が桜に似た花を咲かせることが花言葉の由来とされています。

 

 

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 きょうの1枚は?

       " カタクリ開花 "

 

      

  

 春を告げる紫色、瑞穂町「さやま花多来里の郷」でカタクリ開花、

                 今月下旬から来月初旬に見ごろを迎えます。

 

 瑞穂町の「さやま花多来里(かたくり)の郷」(瑞穂町駒形富士山)のカタクリが開花を迎えました。同園には20万株が群生し、今月下旬~4月上旬が見頃になるという。  

同園事務所によると、今月1日に「つぼみ第1号」を確認。その後、次々とつぼみが出始め、昨年より幾分遅れて3月15日に開花しました。ピーク時には、紫の花が約3000平方メートルの斜面一面を埋め尽くします。数万株に1株といわれる幻の白いカタクリの花も現れ、訪れた人たちを楽しませていました。 

 カタクリは根付いてから花を咲かせるまでに8年もの歳月がいります。「春の妖精」の異名を持つ花で、同園は都内では珍しいカタクリの群生地となっています。

 

 

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   富士山 

    今夏山登山の懸念(静岡県)

 

 

 新型コロナの制限緩和で昨年の夏山シーズンは富士山の登山客が増加しましたね?

その中で、弾丸登山が問題となっています。

 弾丸登山とは、山小屋などで十分な休息をとらないで一気に頂上を目指す登山のことです。

 

      

 

弾丸登山は、睡眠不足や体が高地に慣れないことによって、体調を崩しやすいとされ、不慮の事故につながる危険性が指摘されています。 特に酸素が薄く、気温の変化が激しい富士山では、高山病を発症したり、夜明け前の頂上付近での登下山道の渋滞も深刻化していて、落石や将棋倒しで大事故になる可能性が大きいとされています。

 

 地方自治体の富士山の関係者らは、さらなる弾丸登山を防ぐ対策などを話し合っています。

山梨県では、今年2024年から通行料の支払いが義務化されることになりました。それに伴い、静岡県側も、登山客が増えることも予想され不安と期待の声があがっています。

 

        

             

 

 静岡県富士山世界遺産課では、 「山梨のように条例化による強制的な規制はできないので、静岡県としては皆さんの知恵を借りながら、対策を進めていきたいと考えている」と、しています。

  山小屋を予約せず夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」を強行する客が相次いでいる問題について、3月21日には「弾丸登山」を防ぐための対策として、静岡県では、登山者に事前にWeb登録を求めるシステムを導入するための社会実験を行うことにしています。

 このシステムでは、山小屋の宿泊予約などの入力が必要で、各登山口で係員による確認が行われます。 

 一方、山梨県は2024年の夏から登山道の「吉田ルート」で通行料として一人2000円を徴収することを義務化します。こうした状況から「静岡県側にさらに多くの登山客が流れ込むのでは」という不安の声があがっています。

 

       

 

 表富士宮口登山組合では、「強制力がないところが不安で、現状、人は止まらないで来ちゃう。困るのは上の方。トラブルの人たちが来ちゃって、どうしようかと悩まされるのではないかと思う」と、不安視する声がある一方で、登山客が増えることを期待している人もいます。 

例えば、御殿場の伝統的な家庭料理「みくりやそば」が人気の「道の駅すばしり」では、登山シーズンには、今の時期の4~5倍ほどの観光客が訪れるといいます。

 

 また、富士山周辺の施設にとっては、この機会を観光客増加につながる大きなチャンスと捉えています。富士登山のお客が今後、ますます多く訪れることが見込まれるので、富士登山客の発信基地として大いに盛り上がることを期待しているようです。

 

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  弾丸登山防止へ静岡県側も富士山の入山管理       

         山小屋の宿泊予約など確認 登山者数の上限は設定せず

 

配信

 

 静岡県の川勝平太知事は今年の2月14日、富士山の弾丸登山対策として今年の夏の開山期にウェブシステムを活用した入山管理を行うと発表しました。 静岡県 川勝平太知事:「今年はとりあえず新しい、山梨県の取り組みがありますので、社会実験として取り組みまして、その結果を次年度以降の政策に反映していきたい」と、しています。

 

     

 

 富士山の弾丸登山を防ぐため、県は、山小屋の宿泊予約などをするためのウェブシステムを構築し、宿泊予約のない登山者に登山をやめるよう呼び掛けるなど入山管理を行うと発表しました。  

 

 一方、山梨県はこれまでに山梨県側の「吉田ルート」5合目登山口にゲートを設置し、通行する人から2000円を徴収する方針を示しています。山梨県側では、1日あたりの登山者の上限が設定されるということですが、静岡県側では登山者の上限は設けないとしています。

 

 

 また、静岡県では、「今夏の富士登山シーズンから同県側の登山道で夜間の入山を制限する社会実験を始める」と、発表しました。

 

 山小屋に宿泊せず、夜通し歩く「弾丸登山」を防ぐのが目的です。2024年度予算案に関連経費5250万円を盛り込んでいます。

静岡県によると、対象は静岡県側にある須走、御殿場、富士宮の3ルートで、山小屋宿泊者以外の午後4時以降の立ち入りを制限する方向で、関係自治体と調整を図ります。ウェブで山小屋宿泊の事前登録を済ませられるシステムを構築するための経費などを充てるそうです。

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より