令和6年2月28日(水)

 

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 きょう2月28日の誕生花は「フリージア」です。

 

「フリージア」は、南アフリカ で植物採集をしていたデンマークのエクロンさんが 発見し、親友のドイツ人の医師・フレーゼの名をつけて紹介したのが名前の由来だ そうです。

 

        

 

 「フリージア」の和名は「浅黄水仙(アサギスイセン)」と呼ばれ、これは日本 に伝わった当時、薄黄色の「フリージア」がスイセンに似ていたことからつけられ ました。 しかし、現在ではあまり使われていないようです。
 

 日本には江戸時代に入ってきて、昭和になってから全国的に広まりました。

草丈は30cmから50cmほどで、スイセンのような線状の葉を伸ばします。
花は小さなラッパのような形の2cmから4cm程の大きさの花を並べて咲かせます。
開花時期は早春の2月から6月で、他の草花に先駆けて花が咲きます。
一重咲と八重咲きがあり、花色や花形が豊富です。
黄色を主としますが、白色の他、品種改良でできたピンクや赤、青紫なども出回る ようになりました。 

 

     

 

 「フリージア」は、香りの強い花で、その強さはキンモクセイやバラと並ぶとい われ、花の名前をうたった香水が多くあります。
花の色によって香りが違い、白色がキンモクセイのような甘い香りを、黄色は甘酸 っぱい香りを漂わせます。
一般的には白色の香りが一番強く、色のあるもののほうが少し劣るといわれています。

 

 「フリージア」の花言葉は、「純情」「潔白」「無邪気」「優雅」「天真爛漫」 などがあります。

今では黄色、ピンク、オレンジ、紫と彩り豊かな「フリージア」ですが、かつては 白色のフリージアのみでした。
白色はウェディングドレスにも使われていることからもわかるように、純白や純情 を表す色とされています。
上述の「花言葉」は、この白色のイメージからつけられています。

 

 また「フリージア」の花言葉には、「親愛の情」「感謝」「友情」がありますが、 これは、「フリージア」はデンマークの植物学者エクロンによって、南アフリカで 発見され、エクロンは親友であるドイツ人医師フリーゼにちなんでフリージアと名 付けられたことから、この花言葉がつけられたとされています。

 

 

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きょうの1枚は?

         " 風が心地よい茅ヶ崎漁港海岸公園 "

 

            

 

 湘南は首都圏から近く、「美しい海岸線とサーフィンの人気スポット」「歴史的 な名所と文化」「新鮮な海の幸」などで多くの人が憧れるが、年中混雑しているイ メージがあります。

ただ、冬になると澄んだ空気が美しい景色を一層際立たせ、また道路も比較的空い ており、ドライブにはおすすめです。

 

 湘南というとサザンオールスターズ、サザンオールスターズというと茅ケ崎が思 い浮かべる人も多いであろう。

まずは、その茅ケ崎海岸に行ってみよう! 海岸へ出て、気持ちいい風を感じながら、美しい冬の海を楽しむ。見晴らしが良ければ富士山、歌に出てくる烏帽子岩、 江の島なども眺められます。

 

 

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小惑星探査機「ルーシー」

 地球めがけてエンジン燃焼–木星に向けてスイングバイ

 

 

 米航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機「Lucy」(ルーシー)は2024年2月3日、 地球への接近に向けて重要なエンジン燃焼を成功させました。 
 
 Lucyは5つの木星のトロヤ群小惑星を探査する計画で、2021年に打ち上げ。
2027年にはL4トロヤ群に到達し、各小惑星を探査する予定です。
2023年1月に太陽電池パネル関連のトラブルも発生しました。

 

 

      小惑星探査機「ルーシー」、木星に向けてスイングバイ  

 

 Lucyは2月3日に36分以上にわたり、メインエンジンを噴出した。これにより、火 星と木星の間の小惑星帯をかすめる現在の軌道から、木星付近に探査機を移動できることになります。

今回のエンジン噴出でLucyは地球に接近する軌道に入った模様です。 

 

 推進剤の半分を使い果たしたLucyは地球の重力を利用し、史上初めてトロヤ群小 惑星へと向かいます。Lucyにとって、これは2回目の地球を利用したスイングバイ(天体重力推進、重力アシスト)となります。 

 

 Lucyは、火星と木星の間に位置する小惑星「16 Psyche」(プシケ)を探査する 小惑星探査機「Psyche」とともに選ばれたNASAの「Discovery」プログラムに含まれます。 

 

 2023年11月に「Dinkinesh」(ディンキネシュ)、2025年4月に「DonaldJohanson」(ドナルドヨハンソン)、2027年8月に「Eurybates」(エ ウリュバテス)、2027年9月に「Polymele」(ポリュメーレー)、2028年4月に「Leucus」(レウコス)、2028年11月に「Orus」(オルス)、2033年3月に「Patroclus」(パトロクロス)と「Menoetius」(メノイティオス)、それぞれの 小惑星をフライバイする予定です。

 

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【 参考 】

      NASA の小惑星探査機ルーシー(Lucy)

 

 木星が太陽の周りを回る軌道上のものを中心に、8つの小惑星を調べる米探査機 「ルーシー」が2021年10月、地球を出発した。

木星軌道の小惑星探査は史上初となる。12年の長旅を通じて異なるタイプの星を調 べることで、太陽系の成り立ちの謎に迫る。

 

 

史上初、目指すは木星の軌道

 米航空宇宙局(NASA)の発表によると、ルーシーは2021年10月16日午後、フロ リダ州のケープカナベラル宇宙軍基地からアトラス5ロケットで打ち上げられた。 

約1時間後にロケットの上段から分離し打ち上げは成功。その約30分後には十角形をした2つの太陽電池パネルが無事に開き、航行を続けた。

 

 

 NASAのトーマス・ザブーケン科学局長は打ち上げ後、「真の発見のためのミッシ ョンであるルーシーは、(木星軌道の)神秘的な小惑星について多くのことを学び、初期の太陽系の形成と進化についてよく理解する機会に富んだものだ」とした。

 

 火星と木星の軌道の間の「小惑星帯」のものなど、太陽系には判明しているだけ で約111万個の小惑星がある。木星の軌道上の、木星の前方「L4」と後方「L5」には、木星と太陽の引力のバランスが取れた場所「ラグランジュ点」があり、大小計 約7000個の小惑星が集まっている。「トロヤ群小惑星」と呼ばれ、木星や土星、天 王星、海王星の形成時の残り物や、太陽系の外縁部から来た物と考えられている。

ルーシーはこの小惑星のうち7つを訪れる。

 

 従来の小惑星探査機は、地球に接近する軌道を持つ星や小惑星帯の星を対象にし てきた。それらより遠いトロヤ群の探査はルーシーが史上初となる。

 

 

猿人化石「ルーシー」のように

 ルーシーは科学者らが2014年に構想を開始。17年、効率の高い太陽系探査を低予 算で実現するNASAの「ディスカバリー計画」の一つとして選出された。名称は人類 の祖先である猿人化石の愛称「ルーシー」にちなむ。

 NASAは「ルーシーが人類の進化の理解に革命をもたらしたように、トロヤ群小惑 星を研究すれば、惑星や太陽系の進化の新たな情報を得られるだろう」としている。

 

 計画ではルーシーは2022年10月と2024年12月の2回、地球に近づき引力などを 利用して軌道と速度を変える「スイングバイ」を実施。25年に、まず小惑星帯にあ る「ドナルドヨハンソン」を探査する。

この星は化石のルーシー発見者にちなんで命名されている。

 

 27年にL4に到達すると、翌年にかけて「ユーリバテス」とその衛星「ケータ」の ほか、3つの小惑星を探査。

30年に3度目の地球スイングバイを経てL5へとかじを切り、33年に連星の小惑星 「パトロクルス」「メノエティウス」を探査し、主要な役目を終える。

 

 これほど多くの目的地を目指す探査機は史上初という。

いずれも星を通り過ぎる際に観測する「フライバイ探査」。日本の小惑星探査機 「はやぶさ」「はやぶさ2」のように星の上空に長くとどまったり、着地して試料を 採取したりはしない。

 

 米サウスウエスト研究所でルーシーを担当するハル・レビソン主席研究員は「ト ロヤ群への到達に数年かかるが、これらの天体は科学的価値が非常に高く、待つ価 値がある。空に浮かぶダイヤモンドのようなものだ」と、ザ・ビートルズの名曲 「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」になぞらえてコメントしています。

 

それではまた!

自称 アルピニスト より