令和6年1月29日(月)
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きょうの1枚は?
「奈良県・若草山の山焼き」
昨日1月28日夜、奈良市で、新春の伝統行事、若草山の山焼きが3年ぶりに行われ ました。
28日午後6時すぎ、花火の打ち上げを合図に、およそ300人の消防団員がたいまつで 枯れ草に火をつけていきました。
若草山の山焼きは毎年1月に行われ、その由来は「興福寺と東大寺の領地争いを仲 裁するため」という説や、「山頂にある古墳の霊を鎮めるため」という説などさまざまです。
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尾瀬の山小屋・尾瀬小屋
「あの山小屋にいつかは泊まってみたい!」。そんな憧れの山小屋は誰にでもお持ちかと思います。
それが、山へ向かうきっかけになることもあると思います。
きょうは、シーズンには出掛けてみたい山小屋のひとつをご紹介します。
今回、おすすめの山小屋は、福島県、群馬県、新潟県の3県にまたがる「尾瀬ヶ原」の見晴地区に建つ山小屋、「尾瀬小屋」です。
以前、尾瀬に訪れた際に、この見晴地区の別の山小屋に泊まりましたが、その時に「尾瀬小屋」を見てから、いつかは泊まってみたいと思う山小屋のひとつになりました。
ガイドブックや雑誌、パンフレット等を見ると、この山小屋では、ここでしか味わえない食体験ができます。
そしてここでは、尾瀬ケ原を見渡す抜群のロケーションの良さもあります。
6軒の山小屋が立ち並ぶ尾瀬ケ原の交差点、見晴地区に建つ尾瀬小屋は、昭和32年に開業した歴史ある山小屋です。
趣深い木造の建物の築年数は2023年現在66年です。しかし山小屋館内は常に清潔に保たれていて、それ程古さを感じさせず、快適にすごせそうです。
山小屋の前にはテーブルやベンチ、日除けのパラソルなどが設置されたテラスがあります。そのベンチに腰を下ろして湿原やその奥にそびえる山々を見渡せます。
また館内には洋室、和室の談話室があります。天候の悪い日や寒い時間帯は、談話室でゆっくり寛げるのも良いですね?
また、なによりも入浴可能であることが、登山者にとってはうれしいです。
伏流水を沸かした温かい湯に浸かり、旅の疲れをしっかり癒すことができます。
国立公園内で本格グルメを味わう
尾瀬小屋の特徴は、「やまごやグルメ」に力を入れていることのようです。
2022年から、大阪のパスタ専門店「金星パスタ」のオーナーシェフとコラボをして、「山小屋」とは思えないほど本格的で多彩な料理の提供を始めているそうです。
トリュフなどの高級食材を使ったメニューから、ジビエ料理までここで味わえるそうです。
ジビエ料理については、「尾瀬鹿の食害を考えるきっかけに」という想いで開発されたそうです。
国立公園内の湿原や山々に囲まれたロケーションのなかにおいても、麓のどの高級レストランでも体験できない特別な時間を、この「尾瀬小屋」で味わえるのです。
山小屋から目指すおすすめルート
【尾瀬小屋~尾瀬沼~大江湿原~沼山峠 片道約4時間30分】
「尾瀬小屋」に泊まった翌日におすすめなのが、尾瀬沼を通り、沼山峠を目指す横断コースです。
公共交通機関で尾瀬に訪れる場合に限られますが、
1日目に、群馬県側の鳩待峠から尾瀬小屋に入れば、2日目に歩く沼山峠までのコースと合わせて、尾瀬をほぼ丸ごと横断することができます。
尾瀬小屋から歩き始めて、白砂峠を経由し、尾瀬沼の西端にある沼尻までは約2時間20分です。
沼尻からは尾瀬沼を時計回りに歩きながら、福島県側の沼山峠を目指しましょう!
尾瀬沼から沼山峠に向けて歩き出すと、時季によっては、「ニッコウキスゲ」の大群生で有名な大江湿原が現れます。
「尾瀬小屋」から沼山峠まで、のんびり歩いても5時間かからないので、写真を撮ったり、寄り道をしたり、自分のペースでハイキングを楽しんでください。
60年以上の歴史を土台にしながら、絶好のロケーションを活かし新しいサービスに挑戦している「尾瀬小屋」へ、グルメ好きな家族や知人を誘って、国立公園内に建つこの湿原のレストランに出かけてみてはいかがでしょうか!
《 尾瀬小屋 》
標高:1、420m
営業期間:5月中旬~10月中旬(年によって変更あり)
宿泊料金(税込):1泊2食13、000円~、素泊まり9、000円~、
お弁当:900円
個室指定は+500円/1人、土
祝前日は+1、000円
電話番号:090-8921-8342(8:00~18:00) 。
それではまた!