令和6年1月17日(水)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょうの画像は、福井の名山、荒島岳目指して樹林帯を登る登山者たち!

      

 

 

 福井県大野市の標高1523m「荒島岳」は、美しい山容から別名「大野富士」と

呼ばれている日本百名山のひとつです。

 

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          神 龍 か !?  

 

 " 青空に向かって飛び立つ龍のような " 一枚 ‼

                    その正体は ⁇

 

      

 

 2024年は辰年。十二支のなかでは唯一、架空の生き物である 龍 を意味します。

 

天に向かって上昇する龍のように見える植物は何?

 

 これは、中南米原産の大型多肉植物

          「リュウゼツラン(竜舌蘭)」なんだそうです!

 

 「リュウゼツラン」は、数十年かけて生涯に一度、花を咲かせるというとても珍しい植物。結実すると枯死するのが特徴で、その姿はニュースになるほど希少です。 

 

 写真の「リュウゼツラン」はすでに枯れていますが、

  太いつるが波打つように上空へ伸びる姿は、まるで「昇り龍」のようですね?

 

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  「阪神・淡路大震災」と「能登半島地震」

 

 1月17日は「阪神・淡路大震災」が起きた日です。

はし無くも、今年元日には「能登半島地震」が発生しました。被災し亡くなられた方々には、心からお悔やみ申し上げます。

 

              

 

 1995年の 1月17日、阪神淡路大震災は 29年前のことです。 

29年前のこの日、午前 5時46分 に淡路島北部を震源とするマグニチュード 7.3 の地震が発生し、多くの尊い 命、住み慣れた街並み、私たちの大切なものを一瞬にして奪い去りました。

 震災と言えば「東日本大震災」、「熊本地震」や「大阪北部 地震」などがありました。特に「大阪北部地震」は 2018年6月18日午前7時58分に地震が起こり、多くの被害がありました。

 

 しかし、1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災では 6434人の命が奪われて しまいました。私たちはこの 1月17日という日を忘れてはいけません。 

 あれから 29年が経ち、ずいぶん復興してきているとは思ますが、今でも家族を失った悲しい思いを抱えて生きている人や故郷に戻れないままの人もいます。

一度失われた命は 完全には元通りに戻ることはないのです。そして、被災された方々の心は癒えることがな いのです。

 これからの 人生に夢や希望を描いていた人、たくさん勉強していろんなことにチャレンジしようとしていた人、夢に向かって進路を進めていた人など、まだまだ無限の可能性を秘めた人たちがこの震災で一瞬にして消え去ってしまいました。

 そこには、生きたくても生きられなかった命があったということ。人間はときには無力です。どんなにあがいても自然の大災害には勝てません。ただ憎むことしかできないのです。

 

     

 

 絶対に起こってほしくはないけれど、いつかまた起こりうる震災に立ち向かえる強さやたくましさ、みんなで支え合う力、そして生きることへの感謝の気持ちを胸に、日々生活していかなければならないのです。

 

 今私たちにできることは、今を一生懸命生きることです。その中で、まずは自分の命を大切にすること、自分の周りにいる人の命を大切にすること。生きたくても生きられなかった人がいることを心に刻み、今を大切に生きることです。

 

 日常の忙しさやコロナ禍で常に思い出すことは難しいかもしれません。 が、この   1月17日は命のこと、防災のこと、当たり前のことが当たり前にできることに感謝する日にしたいと思います。

 

 

 今年の元日 16時10分にマグニチュード(M)7.6の「能登半島地震」が発生しました。

 被災から16日経った今でも全容は把握できませんが、被災者の状況は、「阪神・淡路大震災」と同じだと言われ、「阪神・淡路」の悲劇をくり返さないためにその教訓を生かすことが求められています。

 

         

 

 阪神・淡路では当時、寒くて栄養も十分取れない過酷な避難生活のなか、インフルエンザによる肺炎や心疾患などで900人以上が死亡。犠牲者6434人のうち震災関連死として数えられています。

 

 「能登半島地震」でこうした事態を再現させないために、避難生活の抜本的改善、医療・介護ケアなどが緊急に求められています。

 

 今後、被災者の生活と住宅、生業の再建が大きな課題になります。「阪神・淡路」では、避難所から仮設住宅への移転の際にコミュニティーが壊され、劣悪な住環境や生活再建がかなわないなか仮設住宅で233人が孤独死しました。

政府が「生活再建は自力で」と個人補償・公的支援を拒否したため、被災者は長期にわたって立ち直れず、苦闘が続きました。

 

      

 

 国・自治体は「創造的復興」の名で、被災者を置き去りに神戸空港建設など巨大プロジェクトを進めました。その結果、住民本位の復興が妨げられました。

 

 今回も税金の使い方が問われております。 そのためには、例えば、巨費を投じる万博を中止あるいは縮小したりして、被災地に十分な予算を回すことが求められています。

 

 今回の「能登半島地震」は、災害として全く次元が異なります。 もっと言えば、あらゆる点で過去の災害と異なっており、救助にしても復興にしても全く異なった 発想が求められると思われます。

 

 一刻も早く、国を挙げて、救済、復興が求められています。

 

 

それではまた!

自称 アルピニスト より