令和6年1月21日(日)

 

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 きょう1月月21日、スイートピーの日」です。

 

            

 

スイートピー」といえば、松田聖子の楽曲『赤いスイートピー』が思いだされますね? この楽曲がヒットしたことで、「スイートピー」の認知度が高まりました。

この曲は1982年(昭和57年)1月21日にリリースされており、「スイートピーの日」と一致しています。

また、この楽曲が発売された当時には、赤色の「スイートピー」はまだなくて、曲がヒットしたことをきっかけに品種改良されて世に出たという情報もあります。

 

 スイートピーの日」は、全国の花の生産者・生花店・園芸店などで構成する「日本スイートピーの会」が制定しました。

 日付はこの時期が一年でいちばん香りが豊かできれいに輝くこと、また「スイートピー」の花弁が左右対称で3種類の花びら(旗弁、翼弁、舟弁)からなりますが、それぞれ1枚、2枚、1枚あることから「1・2・1」で1月21日となりました。

 この記念日の目的は、女性に好まれる「春の花」の代名詞の「スイートピー」をより多くの人に楽しんでもらいたいという願いからです。

 記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。


               
 

スイートピーについて

 「スイートピー」は、マメ科レンリソウ属の植物。和名では、「ジャコウエンドウ(麝香豌豆)」や「カオリエンドウ(香豌豆)」、「ジャコウレンリソウ(麝香連理草)」などと呼ばれています。

 「スイートピー」は、イタリアのシシリー島原産の一年草で、日本では主に観賞用として栽培されています。「スイートピー」の花言葉は「門出」「旅立ち」「思い出」「別離」です。

 

 

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 「冬山入門」

   絶景の日帰りスノートレッキング

             (ゴンドラ利用で3時間で登頂可能)

 

 1月20日「大寒」も過ぎ、寒さが一段と厳しくなり、山には既に雪が積もり白銀に彩られています。

山に登りたいと思っいても、本格的な雪山登山には、装備や体力、経験や知識が必要で、それなりにハードルが高いものです。

しかし、この時期でしか見られない白銀の景色や、雪上でのハイキングに興味がある登山者は多いのではないでしょうか?

また、本格的な雪山登山はレベル不足で挑戦できないものの、ちょっとしたスノートレッキング程度なら楽しみたいと思っている方もいるはずです。

 危険箇所が少なく、本格的な装備や知識をあまり必要としない、「雪山入門」に適した山があれば、トレッキングが楽しめるのに!と思っているのではないでしょうか? 

 

   

        ゴンドラで一気に標高1,780mまで駆け上がると  

                     そこは「別世界」の白銀の世界  

 

 そんな「雪山入門者」に適した山があります。

その山は、長野県富士見町と伊那市にまたがる「入笠山」です。

 標高は 1,955m。2,000m近い高度があるものの、標高 1,780m地点までゴンドラで一気に上がります。 往復3時間程度で山頂を目指せるので、日帰りも可能です。

 この場所は、それほど雪も深くなく、また危険な箇所も少なく、初心者にも挑戦しやすい場所です。

 

 

 入笠山のゴンドラ乗り場では、スノーウェアやスノーシューもレンタルできます。

スノーウェアやスノーシューを持っていなくても、ここでレンタルすれば、入笠山山頂までのスノートレッキングを楽しむことができます。

 山頂からは八ヶ岳連峰や日本アルプスを見渡せ、白銀に彩られた360度のパノラマ絶景を楽しめます。  

 

 

入笠山スノートレッキング

 入笠山スノートレッキングは、中央自動車道諏訪南ICから約7分の場所にある「富士見パノラマリゾート」からスタートします。

ここはアクセスが良い上に駐車場も1,500台無料で停められます。 

 ここはスキー場なのでトイレなども併設されています。しっかり登山の準備を整えてからスタートしましょう!

また、必要があればスノーシューなどのレンタル手続きをしてから、ゴンドラ往復チケットを購入しましよう。

 

 ゴンドラは私たちを標高1,780m地点まで運んでくれます。約10分間揺られると、山頂駅につきます。駅を降りるとそこはもう一面雪景色です。

帰りのゴンドラの最終時刻をチェックし、乗り遅れないように余裕を持ったスケジュールで進みましょう! 

 

 まずは、スノーシューを装着します。アイゼンを持っている方はアイゼンを履きます。軽く準備運動(ストレッチ)などをしてから、いよいよスノートレッキングが始まります。往復約3時間のスノートレッキングです。

 

      

                  ゴンドラ山頂駅付近のスキー場  
 

 雪山入門に最適な場所だけあって、スキー客だけでなくトレッキング客も多いようです。

挨拶を交わしながら20分ほど歩くと、入笠湿原に着きます。山頂はまだまだ先なので、もふもふの雪や白銀の世界を楽しみながらのんびり歩き、湿原を通り過ぎましょう。 

 

 湿原を抜けると山荘があり、その隣に公共トイレが併設されています。必要があれば使わせてもらいましょう。

 

 ここからは、林道を登って山頂を目指します。

林道に入ると樹霜が現れてきて、雪山の様相が濃くなってきます。

      *樹霜とは:大気中の水蒸気が昇華して樹枝につき氷の結晶となったもの

 

 雪山の景色を楽しみながら、サクサクと雪を踏みしめて足を進めます。 

軽アイゼンやスノーシューを履いていれば滑らずに歩を進めることができるので、 アップダウンのある場所も焦ることもなく歩けます。山頂までは入笠湿原から1時間程度です。だんだんに傾斜がきつくなります。そして、最後は岩場の急登コースがありますが、迂回コースでも同じコースタイムで山頂に辿り着けるので、体力にあったコースを進みましょう! 最後の急登を登り切ると景色が開け、山頂が見えてきます。

 

 山頂は360度、遮るものがなく、パノラマ絶景が楽しめます。

反面、風で雪がとばされているので、道中に比べて山頂付近の雪は少なめです。

 

 ここからは八ヶ岳やアルプスの山々の絶景を見ることができます。

ただし、雲が出ていたらごめんなさい🙇 絶景は諦めてください! 天気予報をチェックし、晴れの日を狙ってスノートレッキングを楽しんでください。

冬の入笠山に登ったら、ぜひパノラマ絶景を堪能してみてください!

 

 

そり遊びを楽しもう

 入笠山の登山道や入笠湿原で傾斜が緩やかで滑落の危険が少ない場所では、「そり遊び」が楽しめます。

 私が訪れた時も、多くのトレッキング客がヒップソリやビニルシートなどを持参し、「そり滑り」や「尻セード」を楽しんでいました。 

 また、山頂から下りる時には、大河田湿原を経由してゴンドラ山頂駅に戻りましたが、その道中でお手製雪板を滑らせて遊びました。 

 雪の斜面をソリや尻で滑るのは、子供に戻ったような本当に楽しく、爽快な気分になれます。

スノートレッキングの途中に「そりスポット」があれば、迷わず、ぜひトライしてみてください。

 

 

初心者の方は入笠山へ ‼

 入笠山はゴンドラや山荘、駐車場などの設備がしっかりしています。2,000m級の山ではありますが、雪山初心者でもスノートレッキングの挑戦ができます。

雪をサクサク踏む音や林道の雪景色、山頂からの白銀の世界はまさに圧巻です。

 入笠山は、雪山でしかできない経験を楽しむことができます。

 

       

               白銀の世界の中でのスノートレッキング  

 

 ただ、初心者向きとはいえ、事前にルート等を調べてしっかり準備をしてください! 疎かにすると、危険が伴います。

ウェアやスノーシュー・軽アイゼンはもちろん、帽子にサングラス、手袋や地図などは用意しておきたいですね? 

 

 途中で天候が悪化したら、迷わず撤退する勇気が大切です。

しっかり備えてスノートレッキングを楽しんでください!

 

 

富士見パノラマリゾート 

【アクセス】中央自動車道諏訪南ICから約7分 

【駐車場】1500台無料 

【ゴンドラ情報】 

 ・8:30~16:00(下り最終は16:30)

 ・登山ゴンドラ往復券 大人2000円、子ども1000円 

 ・チケット売り場近くにスノーシューなどのレンタルショップ有り

 

それではまた!

自称 アルピニスト より