令和6年1月6日(土)

 

 おはようございます! ご訪問 ありがとうございます。

 

 きょうは「小寒」、「寒の入り」ですね? これからが本格的な寒さがやって来ますね? おお、さむ~!

 

         

 

1月5日から9日は、七十二候で「芹栄う(せりさかう)」の候ですが、せりといえば、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろで「春の七草」です。

1月7日の「人日の節句」には、朝、七草粥をいただきます。

昔は前日の6日は旧暦の1月6日なので2月に入ってからですが、早春の野へ若菜摘みに行く慣習がありました。

春まっさきに芽吹く草には陽の気が宿っていて、それをいただいて健康を願うのが、「七草粥」の心です。

大事なひとの、そして自分の健康を願い、あったかい粥をいただきましょう。

 

 

 「小寒」は冬の5番目の節気で、太陽黄経が285度に位置する時です。

今年は1月5日に当たります。「小寒」の期間は1月5日から、次の節気「大寒」(1月20日頃)までの約15日間を指します。

 

 「小寒」は“寒さが加わる頃”という意味で「寒の入り」と呼ばれています。

「小寒」から「節分(2月3日)」までの30日間は「寒の内」と呼ばれ、寒さが厳しくなり冬本番です。

 寒い夜は空気が澄みきっているため、星がきれいに見えるのもこの時期の特徴です。夜に外に出ることがあれば星空を見上げてみてください。

 

 「寒の内」の期間に汲んだ水のことは、「寒の水」といわれています。

この時期の水は、雑菌が少ない上に水のエネルギーが高く、体にも良いとされてきました。また、長期保存にも向いているとされ、「寒の水」で作られた味噌・醤油・酒は腐らないといわれています。

 

       

 

 「小寒」の前後は年末年始などご馳走を食べる機会も多く、暴飲暴食によって内臓機能が低下することで、内臓の冷えが起こりやすくなっています。

そこに、「小寒」という季節の冷えが重なることで、下腹部や下半身が冷えやすくなります。

 下腹部や下半身は、腸・腎臓・膀胱・子宮などの臓器と関連が深く、泌尿器や生殖器のトラブルや、ホルモン分泌も乱れやすくなるため、冷えると老化が進むと考えられています。

 冷えが強い人は、食習慣を整えるとともに、下腹部や足も温めるように心がけましょう。

 

        

 

 そんな時におすすめの食材は、豚肉です。ビタミンB群も多く含み、皮膚粘膜強化の他に滋養強壮、免疫力アップになります。

豚肉と野菜たっぷり鍋でビタミンやミネラルを補給し、「腎」の強化をしましょう。

 

 「腎」の強化は精力、成長、老化防止に役立ちます。

お正月に無病長寿を願って飲まれる「お屠蘇」。現在では日本酒のことを指すこともありますが、「お屠蘇」とは酒や本みりんで生薬(屠蘇散)を浸け込んだ一種の薬草酒です。

 「屠蘇散」は漢方処方になっており、正式には「屠蘇延命散」と呼ばれます。

邪気を屠り、心身を「蘇生」させると言われ、家族の無病息災の願いが込められています。

 

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 <日本の名湯>

   秋田の秘湯「夏瀬温泉 都わすれ」

 

 

 

    

          客室「唐くれない」の露天風呂  

 

 秋田県仙北市にある温泉宿「夏瀬温泉 都わすれ」は、秋田新幹線角館駅から車で40分の、田沢湖抱返り渓谷県立公園内にあります。

江戸時代からこんこんと湧き続け、行きやすいとは言えない場所にもかかわらず、多くの人に愛されてきた古湯です。

 

 全10室のすべてに露天風呂が付いており、湯につかりながら美しい渓谷の眺めを堪能できます。

自然に抱かれた露天風呂での「湯浴み」は、小鳥のさえずりや木々のさざめきと緑のにおいなどに癒やされます。

 

 客室の露天風呂以外には、内風呂のみの大浴場と貸切露天風呂があります。

すべての浴槽には源泉そのままの湯が注がれており、やわらかく少しとろみのある優しい湯が体を包みます。

 

 大浴場の壁や床は板張りで、浴槽や桶なども木を基調にしており、ぬくもりと落ち着きのある空間になっています。

洗い場の隣同士との間や浴槽との間にも木製の仕切りがあり、他の客のシャワーのしぶきに一切、煩わされないのもいい。

 

 貸切風呂は大きな岩造りの露天風呂と打たせ湯があり、ゆったりとプライベートな湯浴みが楽しめます。

日帰り入浴も可能です。

 

 余分な皮脂や角質をオフして肌のターンオーバーを助け、さらに潤いを与え、ハリと弾力のある肌に導く効果が期待できる泉質で、湯上りにはみずみずしい肌になります。

 

 客室は、和モダンからエレガントスタイルの洋室までそれぞれ違ったしつらえなのも魅力です。

季節のフルーツがウエルカムスイーツとして用意されており、作務衣と浴衣、バスローブもそろっており、好みのくつろぎウエアで過ごせます。

 

 

 食事は、みずの実やひらきなめこ、塩釜ひがしものマグロなど旬の秋田や東北の新鮮な食材をふんだんに使った和会席です。

 きりたんぽ鍋や稲庭うどんなど秋田の郷土料理がメニューに組み込まれ、まげわっぱなど伝統工芸品を使った器も使われており、秋田らしさを随所に感じられます。

 

 秋田の地酒やワイン、クラフトビールなどもそろっています。また、朝食の炊き立ての土鍋ご飯や地野菜たっぷりの食事は、起きたばかりの体にうれしい。

 

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    「もう一度行きたい温泉地」 

 

 

 寒い季節に温泉でじっくり温まるのは最高の旅ですね?

計画を立てるならその参考に、リクルートの「じゃらん人気温泉地ランキング2024」をご活用くださいと、いう記事をネットで見つけたので、ご紹介します。

 

 

      

 

 2022年8月~2023年7月までにレジャー目的での宿泊予約などを行った『じゃらんnet』会員1万6107人に、東京都と沖縄県を除く全国の327温泉地を対象にアンケート調査を8月16~30日に実施した結果をまとめました。

 

①.これまでに行ったことのある

  温泉地のうち、もう一度行ってみたい」温泉地ランキング

    1位:群馬県「草津温泉」

    2位:神奈川県「箱根温泉」

    3位:愛媛県「道後温泉」

 

    

                                      草津温泉  

 

 ⓶.まだ行ったことはないが「一度は行ってみたい」温泉地ランキング

    1位:秋田県「乳頭温泉郷」 

    2位:群馬県「草津温泉」

    3位:山形県「銀山温泉」

でした。

 

それではまた!

自称 アルピニスト より