令和2年4月24日(金)
おはようございます!
太陽系の外に地球とほぼ同じ大きさの惑星を発見した
というニュースが、ネット上で話題を呼んでいます !
惑星の名前は「ケプラー1649c」。
大きさは地球の1.06倍。
温度も地球に近く、水が液体のまま存在できると推定しています。
NASAが今月16日に発表しました。
NASAによると、これまで見つかった太陽系外惑星の中で、大きさと
温度の双方で最も地球に近いと言われています。
この惑星は地球から300光年離れた赤色矮星と呼ばれる低温の小さな
恒星の周りを公転しています。
太陽系外惑星とは、太陽系の外にある、太陽以外の恒星を公転する
惑星のことです。
太陽系外惑星が科学的観測に基づいて初めて正式に確認されたのは1992年。
それ以降続々と発見され、2020年4月1日時点で4241個の太陽系外惑星が
確認されています。
2004年から観測を行っている高精度視線速度系惑星探査装置(HARPS)は、
約100個の太陽系外惑星を発見しています。
また、2009年から観測を行っているケプラー宇宙望遠鏡は、2018年に引退
する間に2000を超える太陽系外惑星を発見しています。
また数千個もの惑星候補をも検出しています。
銀河系には2000億個の恒星があるといわれていますが、地球のような潜在的に
居住可能な惑星は銀河系内に110億個存在していると言われています。
さらに赤色矮星も含めるとその数は400億個に及ぶとも言われています。
専門家は「銀河の周りの至るところに赤色矮星があり、それを回るハビタブルゾーン
には潜在的に住めそうな岩石惑星があるので、それらのどれかひとつが地球とほとんど
変わらないという可能性は十分にあり得る」としています。
もしかしたらそう遠くない将来、ケプラーの残したデータや、ケプラーの後継として
打ち上げられたトランジット系外惑星探査衛星(TESS)のデータから、本当に生命の
存在が確実と思えるような惑星が発見されるかもしれません。
そうしたら、その惑星に居住する時代がやって来るかもしれません!
まだまだ先かもしれませんが、すぐかもしれしれません!
なんて考えるとワクワクしますよね?
それではまた!