平成28年1月31日(日)

                                         

東赤石山は、四国に位置する標高1,706mの山です。

愛媛県四国中央市(旧宇摩郡土居町)と新居浜市(旧宇摩郡別子山村)の境界に位置します。

                                 

東赤石山は、愛媛県東部に位置する法皇山脈の最高峰であり、日本二百名山、花の百名山、
および四国百名山の一つでもあります。
オトメシャジンに代表される特有の高山植物、そして鉄分が酸化され赤茶けたかんらん岩
剥き出しの荒々しい岩峰で知られます。 
この赤茶けた岩石が山名の由来にもなっています。

                                    

嶺北(旧土居町側)にはクロム鉄鉱、ダンかんらん岩を採掘した赤石鉱山が1980年ごろまで

存在し、登山路も土居町河又を南進し五良津林道終点からこの赤石鉱山を経由するルートが

一般的でした。

現在は、五良津林道の水害による荒廃の一方、嶺南(旧別子山村側)は道路整備が進んだ

ため、同村筏津、瀬場からの登山ルートや、同村床鍋(とこなべ)から権現越経由のルートが

一般的となっています。

なお、嶺北からは、土居町河又または五良津林道終点から五良津尾根の送電線保線路を

利用し、権現越に至るルートもあります。

                                 

田中澄江の著書 「花の百名山」 では、東赤石山を代表する花として「コイチョウラン」が

紹介されています。

                                          

「コイチョウラン(小一葉蘭)」 は、ラン科 コイチョウラン属の植物です。. 

草丈は10~15cm。 長さ2~3センチの葉を一枚だけつけます。

ひょろっとした花茎の先に径1cmにも満たない小さな淡黄色の花を咲かせます。

あまりにも花が小さすぎてなかなか気づかない。

きれいです。

暗いところが好きな小さな花です。

                                         

それではまた!

自称 アルピニスト より