となりの芝がよく見える・・・
人は誰でも、大なり小なりこの様な性格の傾向性を持っています。
この事は、人類が原始において、生存競争に勝ち抜く為に必要な
本能レベルの能力だったとも言えます。
しかし残念ながら、情報社会の今日においては、
この本能は、「負の遺産」になってしまったと言わざるを得ません。
情報洪水症候群の症状がひどくなると、次のたとえ話の様な結果をもたらします。
登り始めた山の裾野から、隣の山を眺めると
とても美しい山に見えた・・・
「この山の頂上は、となりの美しい山よりも、本当に素敵な場所なんだろうか?」
この様な感情が、あなたの心を揺さぶり始めます。
すると、自分の意思でこの山に登る事を決意したにもかかわらず
自分の選択を疑い始めてしまいます。
「ひょっとしてこの山の頂上は、となりの山程美しくは無いかもしれない」
「今ならまだ、登り始めたところだし、引き返す事が、簡単に出来る」
そうして途中まで登った山を飛び降りて、結局となりの山に登り始めてしまいました。
すると又、その隣の山が美しい山に見えた・・・・そしてその山に・・・・
この繰り返しを永遠に続けてしまうのが、多すぎる選択肢のもたらす弊害です。
その繰り返しの果てに、判断力や意思決定能力が低下して行き、
「自分は何をやってもだめな人間なんだ・・」
そうやってあきらめの人生を歩んでしまう結果に落ち着きます。
これらの根本的な原因は、フォーカス(一点に集中)する事が出来ない脳の仕組みにあります。
そして、多額の借金を抱えた人程、フォーカスする事を一番の苦手とする傾向があるのです。
あなたは、その様な経験がありませんか?
この悪循環を断ち切るには、まず情報の選択肢を極力少なくしていく事が必要です。
これを次の様な「意思決定までのプロセス」を例に挙げて説明します。
あなたが独身だと仮定しましょう。
結婚願望がある「あなた」は
あるお見合い系のサイトに登録したとします。
そこに登録している異性は5000人もいたとして、
あなたは、まずAさんを紹介されました。
Aさんは、あなたにとって「ほぼ理想の人」だったのですが
お付き合いも進み「いざ結婚しよう」となった時
あなたは、ある衝動に駆られてしまいました。
「本当にこの人でいいのだろうか・・・」
「私をもっと幸せな気持ちにしてくれる人はまだ他にいるかもしれない」
そして、結婚を悩み始めました。
次に、相対的なパターンとして、あなたは過疎化の進む、小さな村の住人だったとしましょう。
そろそろ結婚適齢期なのですが、小さな村だけに、異性と交際する機会も無いので
見合いで結婚する事にしました。
しかしその村には、結婚適齢期の異性がひとりしかいませんでした。
その人とお見合いをして、あなたはその人が好きになったとします。
さて、この状況下で、あなたは結婚を迷うでしょうか?
あなたは選択の余地も無く、その異性に「心をフォーカス」する事が出来るでしょう。
少なくとも、その他の異性が現れない限りは比較の対象が存在しないのですから。
その事によって、あなたは、ある種の満足感と、精神的に不安の無い人生を過ごす事が出来ます。
そして、それこそが、情報洪水症候群から自分を救い出し、
借金返済への「確固たる」プロセスを完遂するために
最も必要な行動パターンの一例なのです。
つまり具体的に言うと、
自分が「この方法で借金を返済しよう」と思った情報以外の、
類似する情報を一切遮断するという事です。
例えば、メールボックスに
「過去には無かったビジネスモデル」「★即日即金!開始初日から…毎日15000円が即入金!」
などの心ときめくタイトルの情報が入っていたとしても、
その情報を「見るまでもなく秒殺で消去」する意思が無ければ、
残念ながら、あなたは再び「情報の波」に翻弄される事になるでしょう。
それが唯一あなたを、借金地獄から救い出す方法論なのです。
引き続き、いよいよ第四話から、
「最高速で多重債務を返済する方法」をお伝えしていきます。
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