中国の少数民族をご紹介します。
みなさんは、中国ではいくつの民族が生活しているかご存知ですか。
そもそも中国に少数民族がいることをご存知でしたでしょうか。
中国で一番多い民族は漢民族で全人口の約94%です。
残りの約6%は少数民族です。
中国には55の少数民族がおり、漢民族を含めると中国には56の民族が生活していることになります。
かなり数が多いので、中国人でも全少数民族名を言える人は少ないです。
少数民族といっても、人口1000万人を超える民族もいます。
主な少数民族をご紹介します。
まず一番人口が多い中国最大の少数民族はチワン族(壮族)で、約1800万人いるそうです。
広西チワン族自治区や雲南省を中心に南部で生活しています。
その後人口の多い順に並べると、回族、満州族、ウイグル族、苗(ミャオ)族、彝(イ)族、土家(トゥチャ)族、モンゴル族、藏(チベット)族と続き、ここまではそれぞれ600万人位はいます。
北方よりも南方のほうが多様な民族がいます。雲南省や、四川省には多種多様な少数民族がいるとイメージがあります。
四川省の成都に行ったときは、大連では見かけない少数民族を見ることができ、南北の違い、中国の多様性を感じました。
回族、満州族、ウイグル族、モンゴル族や朝鮮族が北方で、上記の後の民族は南方で主に生活しています。
それに対して、3000人くらいと、人口が非常に少ない少数民族もいます。
中国では現在も一人っ子政策が実施さえていますが、少数民族は適応しないそうです。
独自の言語を持つ少数民族もいますが、持たない民族もいます。
漢民族と同じように生活している人もいればそうではない人もいます。
中国の履歴書は、ほぼ必ず自分の民族を記入する欄があります。
中国のお札にはモンゴル族などの少数民族の言語もいくつか書かれています。
漢民族は無神教の人が大半ですが、少数民族によってはそれぞれの宗教を信じています。
回族やウイグル族などはイスラム教、チベット族はチベット仏教などです。