四川省は中国の西南部に位置しています。
北京や上海の沿岸の都市と比べると少し遠いですが、見所がたくさんあります。
私は中国留学中に四川省を旅行しました。
四川省といえば、世界人類自然遺産の九寨沟(きゅうさいこう)が有名です。
海抜2000~3200mに位置し原始森林や109の湖や滝があります。
水の透明度は20mで青々とし美しいです。
中国語の教科書に書いてあってそれを読んで四川省に行くことを決心しましたが、
九寨沟は省都の成都から遠く日程的に無理だったので行きませんでした。
四川省は昔蜀という国がありました。成都には三国志の劉備や孔明の観光地が多くありました。
社会の先生や三国志が好きな人はぜひ行ってみてください。
詩人杜甫の記念館もあります。国家主席も訪れる由緒あるところです。
中国を代表する有名な詩人のことが勉強できます。
国語の先生が行ったらいいと思います。
成都は中国西南部の大都市のため、様々な民族の人を見かけます。
汉族以外に藏族,回族,彝族,羌族などです。北方とは違う装いなので新鮮でした。
方言も四川省と北方とは違います。
イントネーションや単語が異なります。
成都で特によかったのは、パンダ基地です。
大熊猫を20匹くらい見ることができました。小熊猫(レッサーパンダ)もいます。
パンダは寝ているイメージですが、ここには大量のパンダがいるので起きて活動しているパンダをきっと見られます
実際私が行ったときはほとんどのパンダが活動してました。
バスで行かないといけない少し辺鄙なところですが行ってよかったです
私は地元の友達に案内してもらいました。
ほかには、峨嵋山楽山大仏と峨嵋山があります。
楽山大仏は私が使っていた日本の中学校の教科書に出てきました。
崖から仏様を掘り出しました。楽山大仏は非常に大きく、その足には100人が乗れると書いてありました。
残念ながら、楽山大仏には行きませんでした。
かわりに峨嵋山という中国四大仏教名山に登りました。
山頂には黄金の仏の像があります。
四川は天府之国と呼ばれています。
本場の川菜(四川料理)もぜひ味わってください。
麻(山椒のピリピリ)と辣(唐辛子の辛さ)でとっても辛いです。
四川は盆地なので夏はかなり暑いです。
暑さを紛らわせるために辛いものを食べているようです。
四川省の人はとにかく食いしん坊です。
ホテルのフロントのお姉さん、常に何か食べながら仕事をしていました。
このように見所いっぱいの四川省、機会があればどうぞ行ってみたください