漢字文化のふところ
  第3回、集のおはなし

 動詞としてあつまる、あつめるっていうこの漢字、つねひごろ、どなたもつかいますね。読書会とかテニス会とか、会社や学校の行事とか、いろいろなところで頻繁な用途があるかな?


 で〜も、
  どうして、「木」に「隹」を乗っけて
  そうなるの?
  なんで  アツマル、なんで  アツメル?


ってみんなが思ってますよね。いや、いや、何にも考えないで見たり、書いたり、かな。


  さて、この漢字の篇と旁、分けると「隹」のほ うは「ふるとり」って小学校で教わりますよね。

  これ、実は「 〜 とり」っていうように「   鳥」のことなんです。つまり、鳥が「木」に乗っ てるのがこの字なんですね。とくに尾の短い鳥。  「雀」の字も上についている「少」がかわいら しい小ささを示していますよね。


  そして、この「集」、昔々のその昔、おおもと は」の字体だったんです。こっちがほんとう なんです。つまり、こっちが正字で、集のほうは 略字。
  

  ということは、鳥が三羽。もっとたくさん五羽 も十羽も乗せて書きたいけど、三羽に代表させた かたちで、鳥がたくさん樹木に乗っかっている形 象からのアツマル・アツメルの謂いなんですね。


  漢字の起こり、中国の古代文化のうちがわ、そ の時代の人たちと自然にこころが繋がってきます ね。


  ご清聴ならぬご清読、感謝です!