こんにちは。

各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は拓殖大を紹介します。

 

拓殖大の今季のキーワードは「留学生主将」です。

 

拓殖大の今季の主将はデレセが務めます。名前からわかるように、彼はエチオピア出身の留学生です。拓殖大の留学生はマイナ、モゼといてデレセが歴代3人目なのですが、主将を務めるのは初めてです。山梨学院大や日大といった留学生がこれまで何人も在籍していたチームにおいても、留学生が主将を務めていた例はなかったような気がします。

 

それだけ珍しい挑戦ですが、デレセ主将のチーム作りは成功する気しかしません。今回は私がそう思う根拠を紹介します。

 

 

①最初から強すぎなかった

デレセは1年次から最強の選手だったわけではありません。初めての箱根駅伝では4人に抜かれる悔しい経験もしています。このとき、チームのエースは金森でした。つまり、デレセは雲の上の存在ではないのです。チームメイトはデレセが自らエースの座を掴み取るプロセスを見ているので、なおさら彼を信頼できるでしょう。

 

 

②どこまでもチーム本位

同学年には馬場や戸部といった高い競技力を持った日本人選手がいるのにも関わらず、デレセが主将を任されたのは彼が誰よりもチームを思って走っているからでしょう。そんなデレセがチームのために骨を尽くすエピソードはいくつもあります。


・練習で遅れそうな選手を後ろから押してあげる

・箱根予選では故障を抱えながらも「必ずチームに貢献するから」と出場を涙ながらに直訴

・沿道でチームメイトを応援する気持ちが強すぎて思わず並走してしまう

 

誤解を恐れずに言うと、留学生が“助っ人”になってしまっているように感じるチームもあります。ですが、拓殖大に関してそう思うことは絶対にありません。それはデレセが今まで積み上げてきたものの成果です。そして、そんなデレセが最終学年となった今季、チームをどこまでの高さに連れて行ってくれるのか。要注目です。

 

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各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は城西大を紹介します。

 

城西大の今季のキーワードは「クセ者」です。

 

クセ者とは、一筋縄ではいかない人のことです。

城西大駅伝部の歴史を見ると、3000m障害が専門なのに駅伝でもエースとして活躍する選手、絶不調だったのに箱根10区で区間賞を獲ってしまう選手、復路の職人かと思えば最終学年で大エースになってしまう選手、とにかくクセ者がたくさんいるのです。

 

こういう“普通じゃない”選手が数多く生まれる土壌こそが城西大の勝負強さの源泉なのでしょう。

 

そして、今季の城西大はクセ者の層がかつてないほど厚いのです。それはもうびっくり箱のような面白いチームなのです。

ということで、今回はそんな城西大のクセ者たちを紹介します。

 

 

〇金子元気(4年)

彼は誰もが認める城西大のエースです。しかし、一般的なエース像とはかなり異なる特性を持っています。まず、スピードを武器としていません。スピード全盛の学生長距離界において、箱根駅伝でシードを獲得するようなチームのエースがいまだ5000m13分台も10000m28分台も出したことが無いというのは極めて珍しい例です。

 

 

〇大石巧(4年)

彼こそクセ者にふさわしい選手です。高校時代まで普通にサッカーをしていた大石。部活の引退後に「普通の学生にはなりたくない」と陸上の記録会に挑戦し、その時のタイムを片手に各大学の陸上部に売り込みをかけるというとんでもない行動力を持っています。ここまで尖った人間性を持ちながら、走りはものすごく堅実というところがなおさら愛しいポイントです。

 

 

〇服部潤哉(4年)

山上りの5区で箱根駅伝デビューを果たしたときの走りが衝撃的でした。無名の選手が序盤から区間順位トップで突っ込んだとき、それはただの無謀か山の神の誕生かのどちらかの可能性が高いです。しかし、服部はそのどちらでもありませんでした。彼はものすごく勇敢で山上りが得意な人間界の選手だったのです。案の定途中で脚が止まりましたが、序盤の貯金を活かして最終的には4人抜きの結果。山の神ではないのにオーバーペースで突っ込んで持ちこたえられる珍しい例となりました。

 

このように、城西大には一筋縄ではいかない面白い選手たちが揃っています。彼らの戦いや、新たなクセ者の出現にぜひ注目してみてください。

 

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こんにちは。

各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は法政大を紹介します。

 

法政大の今季のキーワードは「できること」です。

 

ここ2年連続、箱根駅伝でシード権を獲得している法政大ですが、4年前には出場すらできないほどチーム状況が悪化していました。そこからの法政大は毎シーズン、確実に右肩上がりで成長を続けています。

何もできなかった4年前から毎年できることが増えているのです。

今回は、そんな法政大に追加されてきたできること歴史を紹介します。

 

 

〇2014年度

この年は何もできませんでした。箱根予選会では当時のエース西池が欠場すると、もう一人の柱だった関口が個人233位の大失速。それ以外の選手もポテンシャルを発揮することができず、まさかの予選会敗退となってしまいました。

 

 

〇2015年度

~できるようになったこと~

■箱根予選の20kmを安定して走れる選手の増加

エースに成長した足羽の奮闘もあって箱根予選は見事通過。しかし、箱根本選では絶対に出遅れたくない1区にエースの足羽を起用したのにも関わらず、案の定出遅れ。後続の選手たちも悪い流れを取り返すほどの力はありませんでした。

 

 

〇2016年度

~できるようになったこと~

■前半区間を耐えること

■つなぎ区間で取りこぼさず区間10位前後で走ること

■山下りで稼ぐこと

この年は一気にできることが増えました。前年全く通用しなかった前半区間では足羽の意地の粘走もあって出遅れずにスタートすると、その後も各選手が区間10位で繋ぎ続けて徐々に順位が上がります。さらには6区佐藤のサプライズ快走が飛び出し、総合8位とシード獲得に成功します。

 

 

〇2017年度

~できるようになったこと~

■エース区間で戦うこと

山上りで稼ぐこと

前年までできていたことは据え置きの上、さらにできることが増えました。まず、エースの坂東が他大のエースとガチンコ勝負ができるほど成長しました。エース区間が耐える区間ではなく、勝負する区間になったのです。また、青木が山上りの5区で区間賞を獲得する抜群の走りを披露します。これらの上積みにより、箱根駅伝では総合6位とさらに上昇する結果となりました。

 

 

〇2018年度にできるようになってほしいこと

上位で繋げるスターターの確立

つなぎ区間で能動的に勝負すること

法政大はスターターに苦労しています。昨季はスタータータイプとは言い難い土井が身体を張って1区を務めてくれましたが、いずれも区間下位で坂東に繋ぐことになりました。土井の成長に懸けるのか、スピードに長けた若手の中からスターターを任せられるほど信頼を獲得できる選手が現れるのか、いずれにせよ上積みが期待されます。

 

もう一つ、できるようになってほしいことはつなぎ区間の中に勝負区間をつくることです。これまでの法政大はつなぎ区間では、手堅く走っている間に他校のミスを待つという戦い方をしていました。しかし、これまでの選手の成長を考えるともうつなぎ区間を無難に繋ぐだけでは物足りないでしょう。

 

この2つができるようになった時には、法政大はさらに上に行くことは間違いありません。そしてこれまで法政大が確実に刻んできたステップを考えれば両方ともできるようになるのではないかと思わずにはいられないのです。

 

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各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は大東文化大を紹介します。

 

大東文化大の今季のキーワードは「エースの座」です。

 

大東文化大は現在、エースの座が空席となっています。昨季までエースを務めていた原がいる間にセカンドエースとなったのは彼と同学年の林でした。そんな彼らが卒業した今、大東文化大に誰もが認めるようなエースはいません。

 

今の大学駅伝界において、エース不在で戦うことはほぼ不可能といっていいでしょう。エース区間が劣勢になっても戦えるのは少し前の日体大や中央学院大のような、ものすごく総合力の高いチームだけです。

 

つまり、大東文化大はなんとしてでも箱根2区で他大の主力と渡り合えるようなエースを育て上げなければなりません。

ということで半年後、エースになっている可能性のある選手を3名紹介します。

 

 

〇新井康平(4年)

スピードの観点から見ると、現時点では最も前半区間で戦える可能性の高い選手です。トラックでの持ちタイムは他大の主力に引けを取りません。ロードでは苦戦が続いていましたが、前回の箱根では1区14位とついに今後に向けて希望の持てる結果を残せました。

 

 

〇谷川貴俊(4年)

23kmを走る能力が最も高い選手です。2年次には箱根9区6位の好成績を残しており、このときに奈良監督から「次のエースは谷川」と言われたこともあります。唯一にして最大の懸念は今まで終盤区間しか走ったことがないこと。前半区間でも周りの速いペースに惑わされずに自分の走りが貫けるのであれば、エースになれます

 

 

〇川澄克弥(3年)

ここまで挙げた選手の中では最も積んでいるエンジンの大きい選手です。ポテンシャルの高さは入学当初から認められており、1年次から常に主要区間を任されています。これまでなかなか期待に応える結果を出すことはできていませんでしたが、前回の箱根3区では下位で襷を受けながら3人抜きの好走、その後も熊日30キロロードレースや各種記録会で存在感を発揮しています。

 

 

今回紹介した彼らの誰かがエースになるのか、それとも思わぬところから急成長して一躍エースの座を掴む選手が現れるのか。大東文化大のエースの座をかけた選手たちの戦いに注目してみてください。

 

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各大学の注目点をキーワードと共に紹介するシリーズ。今回は東海大を紹介します。

 

東海大の今季のキーワードは「多様性」です。

 

「東海大と言えばスピード」

当たり前のようにそう言われるほど、東海大はスピードの面で群を抜いた強さを誇っており、昨季からトラックでは常に主役として君臨し続けています。特に得意な1500mでは日本選手権王者館澤をはじめ、多くの選手が日本選手権出場資格を得ています。

 

また、出雲駅伝は危なげなく快勝、全日本大学駅伝でもあと一歩で優勝というところまで来ました。箱根駅伝では上手く流れに乗ることができませんでしたが、そのスピードがロードでも活かせるようになってきました。

 

そんな東海大の今季の目標は「長距離五冠」です。関東インカレ、日本インカレ、出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝全てを制覇することを目指しています。

そのためには総力戦でシーズンを戦うことが求められます。

どうしても華のあるスピード型の選手に注目が集まりがちですが、スタミナ型の選手たちもヒーローになる必要があります。

 

 

〇主力選手を得意距離の順に並べてみた

上の選手ほど短い距離で強さを発揮し、下の選手ほど長い距離で強さを発揮します。あくまで独断と偏見で作成した表なので、ご意見は喜んで受け付けます。

 

得意種目

選手名

1500m

木村

館澤

5000m

塩澤

阪口

郡司

西川

10000m

小松

鬼塚

名取

羽生

三上

高田

ハーフマラソン

西田

松尾

中島

湊谷

湯澤

 

 

この表で上の方にいる選手がハーフマラソンで好タイムを出したらそれは大変なことです。駅伝シーズンに爆発的な走りをする可能性が高い選手が一人増えたと思ってください。

 

また、この表で下の方にいる選手が5000mで好タイムを出したらそれも大変なことです。それは、今まで黒子的な役割を果たしてきた選手が一躍ヒーローになる可能性が高くなると言い換えることができます。

 

 

〇最後に

東海大は思った以上に多様性のあるチームです。スピード型の選手からスタミナ型の選手までバラエティ豊かな選手が揃っています。目標の長距離五冠のためにも、彼らがそれぞれ見せる輝きに注目してみてください。

 

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