こんにちは。今回は全日本大学駅伝で得た収穫と箱根駅伝に向けての課題を考察するシリーズの第2弾です。全日本大学駅伝4位~6位に入って見事シード権を獲得した駒澤大、東洋大、中央学院大についてまとめます。各チームともそれぞれ持ち味を発揮したレースとなりました。
4位:駒澤大
収穫①:前半区間に対応した片西
ユニバハーフで金メダルを獲得するなどロードでの強さに定評のある片西ですが、今まで駅伝では後半区間での起用が多く、前半区間への対応力は未知数でした。しかし今回1区を任されるとハイペースに上手く対応し先頭とほぼ同時に襷を渡す100点に近い走りを見せてくれました。これなら工藤の調子によっては箱根2区への起用もあり得そうです。
収穫②:待望のデビューを果たした2年生
実績が少なく、谷間の世代と呼ばれることもあった2年生ですが、全日本で7区中村大聖、8区山下と2名が駅伝デビューを果たしました。中村は格上かと思われた東洋大小笹に完勝し、山下も最長区間で順位を落とすことなく走りきる上々のデビューとなりました。この学年は1年次からじっくり走りこんできました。スピードで目立つことはなくとも、復路で粘り強い活躍を見せてくれるいい世代となりそうです。
課題①:ブレイクスルーしたいエース
2年次から常に主要区間で戦っているエースの工藤は今回も2区を任されました。先頭とほぼ同時に襷を受け取る絶好の展開でしたが、東洋大の渡邉に競り負けてしまいました。工藤も区間4位なので悪くはないのですが、駒澤大のエースとしてここは負けてほしくないところです。高いレベルで安定し続けているだけに、区間賞を獲るようなもう一段階上の走りを期待してしまいます。工藤が殻をもう一つ破ったとき、駒澤大はさらなる上位進出が視界に入ってきます。
5位:東洋大
収穫①:主要区間で躍動した下級生
東洋大は今回1区相澤、2区渡邉、8区吉川と主要区間での実績がほとんどない選手を起用してきました。どこまで戦えるのか未知数でしたが、この試みは最高の結果になりました。1区相澤は振り絞るようなラストスパートで区間賞を獲得、2区渡邉は他大学のエース相手に一歩も引かない走りで先頭を死守、8区吉川は最長区間でニャイロ、鈴木健吾、川端に続く区間4位とそれぞれ最高に近い成績で自信をつけたと思います。4区で後続との差を広げたエースの山本修を軸に、彼らが今後の東洋大を引っ張っていく明るい未来が見えました。
課題①:戻ってこない4年生
先ほど紹介した山本修、相澤、渡邉、吉川に西山を加えた5名は箱根駅伝でも主力として活躍することが見込まれています、しかし続く選手の力がちょっと落ちてしまっているのが現状となっています。原因はシンプルです。力のある4年生が故障によりここまで全く姿を見せていないからです。ある意味4年生の不在により出雲、全日本で下級生が主要区間で走る経験ができたと前向きに捉えることもできます。ここに昨季箱根を走った野村、堀、竹下、小早川が戦列に復帰してくるだけで東洋大は優勝を目指せるような強いチームになります。
6位:中央学院大
収穫①:どんな状況でも崩れないチーム力
中央学院大は本当にしぶといチームです。1区大森が上位でスタートを切るとスピードエース横川の代役を務めた新井が2区で粘りの走り。5区でシード圏内の6位に入ると最後までその順位を守り切る走り。5区以降は新戦力や故障になんとか間に合わせた選手など不安を抱えながらも、プレッシャーのかかる展開で全員が区間10位以内で走り切ってしまうのは素晴らしいとしか言いようがありません。昨季以降、またチーム力が一回り上がった印象です。
課題①:箱根2区は誰が走る?
箱根駅伝でも上位進出を目指すためには序盤いい流れに乗ることが必要となってきます。そのためにエース区間2区の人選が重要になってきます。前回2区を走った高砂は今季出雲、全日本ともに本来のポテンシャルを発揮できておらず、難コースの2区ではなくもう少し楽な区間を走らせたい気持ちがあります。エースの大森を2区に起用してもいいのですが、そうすると今度は1区が手薄になってしまうということで非常に悩ましいです。やはり高砂に2区を走ってもらうのが一番ベターな選択肢だと思われます。両駅伝とも悪いなりにまとめる底力はあります。あと2か月で本来の調子に近づけていってほしいです。ちなみに本調子に戻った場合は2区5位くらいでは走ってしまうと思っています。
今回はここまでです。次回は全日本大学駅伝7位~9位のチーム(早稲田大、帝京大、山梨学院大)について、収穫と箱根駅伝に向けての課題を考察しますのでまた読んでいただけると嬉しいです。
またLINEで次回のブログ記事の頭出しや
ブログの更新通知をしていますので
興味があればご登録お願いいします。
↓↓
また当方の活動に興味を持ってくださった方は合わせてこちらの記事も読んでいただければと思います↓↓
※こちらの記事は先月にあげたものなので「仲間」に興味がある方はすぐメッセージして頂ければと思います!
箱根駅伝を盛り上げましょう!!