こんにちは。今回は7月の大学駅伝トピックスを紹介します。ビッグレースは無いものの、夏合宿前の総まとめとして各種レースが開催されました。
◯男鹿駅伝(7/1)
秋田県男鹿市で開催される駅伝大会です。1区間10km前後の距離でアップダウンのあるコースが特徴です。駅伝メンバー当落線上の選手が出場する事が多く、ここでの活躍は秋の駅伝シーズンにつながってきます。
優勝したのは東洋大です。1年生主体に組んだオーダーで田上、田中、飯島といった選手が躍動しました。今年の東洋大のルーキーはトラックでは西山、大森が目立ちましたが、ロードでしっかり走れる選手が多いのは現4年生と重なるところがあります。着実に力をつけてほしいところです。
最長区間の3区で区間賞を獲得したのは日体大の山口です。全日本駅伝予選会最終組での好走に引き続き、地力がついていることを証明してくれました。来年はエースになっている可能性が高いです。
◯ホクレン・ディスタンスチャレンジ2017深川大会(7/6)
実業団選手も多数出場するなかで関東の大学からも主力が出場しました。暑さで記録が出にくいなか、まず収穫が大きかったのが山梨学院大と神奈川大です。
山梨学院大は昨季ブレイクして主力の仲間入りした永戸が10000mで自己ベストを更新、上位選手の証とも言える28分台に突入しました。ロードでの強さや今伸び盛りであることを考えるとまだまだタイムを短縮できそうです。
神奈川大は荻野が同組で走った大野、越川といった駅伝経験者を抑えて組1位で走りきりました。3000m障害で強い選手ですが、10000mまでは十分に戦えるところを示しました。この勢いでどんどん距離を伸ばしてほしいところです。
また、5000mでは東海大の阪口が実業団のトップ選手に食い下がる素晴らしいレースを展開、現役の東海大の選手の中でトップのタイムを叩き出しました。凄まじい勢いで成長しています。
◯アジア陸上競技大会(7/6~7/9)
学生では上武大の井上が1500mに出場、見事6位入賞を飾りました。長い距離では苦戦していますが、短い距離では高いレベルでの安定感を誇っています。
◯ホクレン・ディスタンスチャレンジ2017北見大会(7/9)
早稲田大の箱根経験者がずらりと5000mに出場、安井や大田を抑えてチーム内トップで走りきったのは石田でした。昨年の箱根で悔しい思いをして以来、上昇傾向が続いています。
また、日体大はエースの小町が5000m最終組でまずまずのタイムで走りました。巻き返しを図るチームを引っ張っていってほしいです。
◯ホクレン・ディスタンスチャレンジ2017網走大会(7/13)
ホクレンシリーズの最終戦。中堅選手が多く出場したなかで目立ったのが駒澤大の中西です。5000mで組トップを獲得、今季ずっと好調が続いており、駅伝でも活躍してくれそうな予感です。
◯ Night of Athletics(7/22)
ベルギーで行われる大会に東海大の關と鬼塚が参加しました。世界レベルのレースの流れに乗って2人とも5000mの自己ベストを叩き出しました。特に關は先日阪口が出した現役東海大生最速タイムを更新しました。昨年出雲で区間賞を獲得して以来やや停滞が続いていましたが、一気に殻を破ってきました。いずれは日本のエースになれる選手です。
◯サフォークランド士別ハーフマラソン(7/23)
夏場には珍しいハーフマラソンのレースに大学生も参戦しました。実業団勢が上位を占めるなかで学生トップを取ったのは順天堂大の塩尻でした。相変わらずのマルチランナーぶりを発揮しています。その他帝京大の平田が入賞争いに食らいつきました。まだ2年生ですが、タフな展開に強さを見せるあたり帝京大らしさが出ていますね。
7月も東海大が好成績を残しました。トラックでの勢いは本当に他チームにとって脅威的です。また、神奈川大も上位進出に向けて着々と戦力を整えています。
【7月MVP】
關(東海大)