こんにちは。箱根駅伝に向けて注目してほしい選手を様々な切り口から紹介するシリーズです。

今回のテーマは「ブレイク前夜の若武者たち」です。

 

箱根駅伝ではそれまで大学駅伝での実績が少なかった選手が突如として大活躍することがあります。

前回大会では、初の大学駅伝出走となった東海大の小松がいきなり8区区間新の走りで優勝の決定打となり、MVPに輝きました。でもそういう大化けの可能性を秘めた選手はまだまだたくさんいるのです。

 

今回はそんな、第二の小松を探す企画です。

 

 

〇鈴木雄太(東海大3年)

東海大3年生は名取、西田、塩澤の鉄壁3本柱がどっしりと構えていますが、4本目の柱になりかねない選手です。鈴木はハーフマラソン中心に強化を進めており、先日の上尾ハーフでは63分6秒の好タイムをマーク。層が厚いため、まだ大学駅伝への出場はありませんが、郡司と共に復路終盤で勝利を決定づける役割を果たすことになってもおかしくありません。

 

 

〇新号健志(青山学院大3年)

青山学院大は世田谷246ハーフを箱根駅伝の選考レースとして活用しており、前回の岩見、前々回の林とこのレースで好走した選手が箱根駅伝に出走しています。今回、優勝した飯田に続いてチーム内2位に入ったのがこの新号です。

思えば昨季から各種ベストを更新しまくっています。青山学院大は優勝のためにこの勢いに賭けてもいいはずです。

 

 

〇清野太雅(東洋大1年)

とんでもない角度で急成長を遂げている選手です。高校時代の自己ベストは5000m15分13秒だったのに、既に10000mでは29分16秒、ハーフでは63分48秒とレギュラークラスのタイムを叩き出しています。5000m15分台の選手はじっくり何年もかけて箱根駅伝を掴むものだと思っていました。でも、清野はもう出場に値するレベルに到達しました。もっと言えば箱根駅伝本番までのあと一か月でさらに成長するのは目に見えています。いい意味でどうなってしまうのか想像できません

 

 

〇小林歩(駒澤大3年)

伊東、加藤、神戸など強力な選手が揃う駒澤大3年のラインナップに加わってきたスピードランナーです。元々高校時代には都道府県対抗駅伝1区7位の実績を持っていましたが、大学では2年次までずっと潜伏。それが、今季になって一気に風向きが変わりました。ショート区間に起用された出雲、全日本ではともに先頭争いで逞しく戦い抜きました。さらに上尾ハーフでは62分25秒の快記録をマーク。もう往路の主要区間で使ってみたいと思わせるだけのパフォーマンスを見せています。

 

 

〇中島哲平(東京国際大3年)

ここに来て一気に力をつけてきた選手です。11月に入って10000m、ハーフマラソンと自己ベストを連発。上り調子の東京国際大の中でもレギュラーに食い込めそうなところまで来ました。思えば2学年上の兄、公平(城西大卒)も3年次に箱根駅伝デビューを果たし、好走でシード権獲得に大きく貢献しました。哲平もエース区間を走ることはなくとも、上位進出に欠かせない役割を果たしてくれるはずです。

 

 

〇川口慧(神奈川大2年)

先日の記録会で、10000mの自己ベストを3分24秒も更新した選手です。これは元々走る機会がほとんどなかったことによる部分も大きいのですが、それでもこれだけ気前よくベストを更新すれば勢いもつくというものです。この勢いに乗って一気にエースを襲名するような走りを見せてもおかしくありません

 

 

〇藤本珠輝(日体大1年)

今季の日体大は山口、中川、池田の三本柱がどっしりと構えているチームです。彼らは本当に充実したシーズンを送っています。ですが、5000m、ハーフの持ちタイムが1位で箱根予選でもチームトップを獲ったのはこの藤本です。何が言いたいかというと、藤本はチームを支えなくても大丈夫なポジションにいるのに、でも一番速いということです。あくまで自分の感覚ですが、彼はここ数年の日体大で最強のエースになる予感がします。

 

 

〇手嶋杏丞(明治大2年)

一時日本人単独トップを快走した箱根予選で既にブレイクしたといってもいいかもしれませんが、でもさらに上のレベルに行けそうなのでここで紹介します。

手嶋の魅力は何と言っても積極性。速い選手相手にも果敢に立ち向かいます。これは2区の適性があると言わざるを得ません。全日本では同じ展開で急失速してしまいましたが、これは箱根予選の疲労によるものと思われます。本調子で臨むことができれば、箱根2区でも区間5位以内をターゲットにできます。

 

以上、箱根駅伝でブレイクする可能性を秘めた選手たちを紹介しました。まだまだこんな選手がブレイクしそうだよ!って選手がいる方、ぜひラインで教えてください!

 

 

 

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こんにちは。

 

今日は一風変わった記事を書くことになります。

これから箱根駅伝に向けて本格的に盛り上がる頃なんですがLINE@のサービスが改定されるとのニュースを見て驚愕いたしました。

今回はこの改定が私たちにどんな影響があるかについて説明していきたいと思います。

 

当方がこの活動を始めて3年目になりますがたくさんの方から応援していただき今では友達登録者は1,674人(12/1時点)となっております。

また、お気づきの方もいるかもしれませんが月初月曜日/火曜日/金曜日にブログの更新とともにメッセージを配信しています。

 

 

皆様からも個人的にいろいろ励みのメッセージを頂くことも多く日々楽しく活動しています!

 

 

そんなときに新サービス『LINE公式アカウント』というサービスへの移行が発表されました。

今までのLINE@の料金プランを簡単に説明します。

 

現在ベーシックプランで契約しており5,400円/月を支払うことで基本的に不自由なく皆様に情報配信を行っておりました!

 

 

しかし今回発表された新料金は・・・

 

見慣れないことで分かりづらいと思いますが注目していただきたいのは「メッセージ配信数に上限が設けられている」ということです。

この件数は受信した数なので現在1,674人に配信しているということは1通配信して1674通とカウントされます。

 

 

ここからが本題です。

昨年のLINE@での配信が以下の通りです。

 

 

2018/12月(計54通)
①区間エントリーの感想と当日変更予想(出場校分)
etc.
 
2019/1月(計65通)
①区間変更を受けての感想(往復分)
②各区間の速報と感想をリアルタイムで配信(往復分)
③往路終わっての各チームの満足度を発表(学生連合を除く全チーム分)
④学生連合の感想

etc.

 

これらの配信は読者の方からも非常に反響がよく当方としても箱根駅伝を100倍楽しんでいただくためにかなり役に立つ情報だと自信を持っております。

もちろん今年も同じように配信しようと考えておりましたが上記の新料金プランに当てはめると・・・

 

2018/12月(計54通)

54通×1,674人=90,396通

2019/1月(計65通)

65通×1,674人=108,810通

 

新プランでは15,000通までは無課金(5,500円のプラン内)で配信できますがその後は以下の表に応じて課金されますので反映すると

 

2018/12月(計54通)

90,396通-15,000通(無課金分)=75,396通

75,396通×2.8円(単価)=211108.8円

 

2019/1月(計65通)

10,8810通-15,000通(無課金分)=93,810通

93,810通×2.8円(単価)=262668円

 

 

20万超えになりました。(笑)

 

さすがにこんなお金は払えないです。

でもこの情報はどうにか皆さんに届けたい!

 

そこで考えた策が「オープンチャット」です!

オープンチャットについて詳しくはこちら→http://openchat-blog.line.me/

 

このための専用のルームを作り、そこで予定通りに配信することにいたしました!

少し手間にはなりますがそれくらいやる価値あると判断しての提案となっておりますので

箱根駅伝を楽しみたい方は参加をお勧めいたします!

 

 

参加方法はこちら

①以下の公式ラインに登録する

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②公式LINEにて

・ブログ読んだこと

・2020年箱根駅伝専用チャットに入りたいこと

をメッセージする

③こちらから専用のURLを送りますので参加する

 

 

参加をお考えの方に一つお願いがございます。

このグループは今までのLINEのように1on1ではないのでコメントすることが出来ます。

しかし参加者が全員メッセージしてしまうとこちらの情報が流れてしまうので

「チャット内ではコメント禁止」

 

を徹底させていただきます。

 

質問や感想は今まで通り個人ラインにてメッセージください!

 

長文になりましたが想いは一つです。

みなさんに「100倍楽しく箱根駅伝を見る」ことの手助けをしたいということです。

 

本番まで1ヵ月を切りましたが皆さんで楽しみましょう!!

 

こんにちは。

今回は「絶望より這い上がりし男たち」後編です。今回も苦難を乗り越え、箱根路での活躍を目指す選手の物語を紹介します。

 

 

〇竹石尚人(青山学院大4年)

青山学院大の山上りと言えば竹石!というような存在です。2年次の箱根駅伝では首位を走る東洋大を大きく追い上げ、復路での逆転優勝に繋げました。途中で脚にアクシデントがあって立ち止まりながらも冷静に走り切った姿からは、向こう2年間青山学院大の山上りは安泰であると確信させてくれるものがありました。

しかし、前回は序盤からペースが上がらず、4区岩見の失速を取り返すどころか、3つ順位を落とす厳しい結果に。青山学院大の5連覇を逃す一因となってしまいました。

今季も出雲駅伝では5区で中村大成(駒澤大)との競り合いに敗れるなど、100点とは言えない走りが続きます。

 

でも、青山学院大の優勝には竹石の活躍が不可欠です。そして竹石は必ず完全復活してくれると信じています。苦しんだ分、最後に笑ってほしいのです。

 

 

〇太田智樹(早稲田大4年)

下級生時から早稲田大のエースを張っている選手です。特に2年次の箱根駅伝では他校のエース達に交じって2区5人抜きの快走。心強い選手が現れたものだと思いました。

しかし、昨季は故障に苦しみ、出雲と全日本を欠場。無理やり間に合わせた箱根駅伝でも終始ペースが上がらず、順位を14個も落とす大苦戦となってしまいました。

昨季の早稲田大が三大駅伝全てで2桁順位に終わったのは、太田が100%の状態で試合に臨めなかったことも大きな要因でしょう。

 

この悔しさを持ち込んでいる今季、太田は華麗に復活を果たしました。

箱根予選では苦戦したチームを個人11位の好走で箱根駅伝出場に導くと、中一週間で迎えた全日本でも2区8人抜きの好走でシード権獲得に向けた流れを作りました。

箱根駅伝では3年連続の2区出走がほぼ確定でしょう。

苦しんで深みを増した太田の走りに注目です。

 

 

〇安田共貴(神奈川大4年)

本来なら神奈川大のエースになっていてもおかしくなかった選手です。

三大駅伝デビュー戦となった2年次の全日本6区では、格上の國行(東海大)に食らいつき続けて優勝に大きく貢献します。3年次には関東インカレハーフで6位入賞を果たすと、全日本ではスピード区間の2区で好走。スピードもスタミナも兼ね備えたハイブリッドエースとしての活躍を期待されるようになります。

しかし、箱根駅伝は調整中の不調から脱することができずに欠場。安田が走るはずだった4区で順位を落としたのがさらに悔しいところです。

今季はまだ大きく目立つ活躍はしていませんが、箱根予選では個人89位と確実に快方に向けた走りを見せています。

最後の箱根駅伝ではエース区間こそ難しいかもしれませんが、ゲームチェンジャーとしての走りを期待したいのです。

 

 

〇小袖英人(明治大3年)

明治大きってのスピードランナーです。頭角を現したのは昨季のこと。箱根予選を阿部に次ぐチーム内2位で駆け抜けると、大学駅伝デビューとなった全日本でも4区9位と上々の走りで応えます。

しかし、復路のエースとして7区に起用された箱根駅伝では、レース中に低血糖状態に陥って区間18位と失速。チームもシード権を逃す悔しい思いをしました。

 

逆襲を図った今季、トラックシーズンには関東インカレ10000m8位、全日本予選4組8位と素晴らしい成績を残します。いつしか阿部の次のエースと呼ばれるまでに。

 

しかし、阿部の欠場によりエースとしての活躍が期待された箱根予選では、脱水症状に陥って117位と失速。またしてもレース中のアクシデントに悩まされます。そして、この箱根予選でチームトップとなった手嶋に次期エースの座が移りかけています。

 

ただ、小袖もこのままでは終わりません。その後全日本では1区5位と好走、学連記録会でも10000m28分34秒と素晴らしい好タイムを出しています。

あとは箱根駅伝でその実力を発揮するだけです。それができたとき、明治大は当たり前のようにシード権を獲得できるはずです。

 

 

 

いかがだったでしょうか。困難から這い上がった選手たちが見せる走りは熱いです。みなさんもぜひ注目してみてください。

 

 

 

 

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こんにちは。今回は月に1度のシリーズ「箱根路を駆けた名選手たち」です。今回紹介する選手はセルナルド祐慈(創価大卒)です。

 

3年ぶり3回目の箱根駅伝出場を果たす創価大ですが、セルナルドは1回目の箱根駅伝出場時から主力として活躍し、2回目の箱根駅伝出場時にはキャプテンを務めていた選手です。

 

しかし、セルナルドは高校時代の持ちタイムはチームの中でも下から2番目というレベルでした。

そんなところから、創価大の歴史を作るエースにまで成長した過程をご紹介します。

 

 

〇高校時代

静岡県の富士宮西高校出身のセルナルド。3000m障害ではインターハイにも出場していましたが、5000mの持ちタイムは15分32秒と世代のトップからは1分半以上遅れるレベルであり、そこまで全国的に目立つ選手ではありませんでした。

 

 

〇大学時代

■1年次

まだ箱根駅伝に出場したことのない創価大に入学したセルナルド。本人は自信を持って飛び込んだそうですが、チームの中には自分より強い選手だらけでいきなり挫かれたそうです。

この1年間は下積みの1年間。主要大会への出場はありませんでした。

 

■2年次

成長の跡が表れ始めたのが2年次、全日本予選3組に抜擢されると箱根予選では個人71位(チーム内3位)と創価大初の箱根駅伝出場に大きく貢献します。

同時に山上りへの適性を見出されており、初めての箱根駅伝は大きな希望を持って5区を任されることになります。

しかし、結果は想像以上に厳しいものに。

最初から最後まで単独走でペースが上がらず、区間最下位で終わってしまいました。

 

■3年次

2年次の経験を糧に大きく成長したのが3年次です。関東インカレではハーフマラソンで初めて入賞を果たすと、全日本予選では3組14位と前年の37位から大きくステップアップ。箱根予選もエースの山口に続く個人25位と素晴らしい走りを見せます。しかし、このときは後続が続かずにチームは無念の予選敗退となってしまいました。

 

■4年次

創価大史上最もドラマチックな1年となったのが、セルナルドがキャプテンを務めたこの年でした。セルナルド自身も関東インカレハーフで5000m、10000mともに入賞を果たすなど完全にエースの地位を固めます。

全日本予選でもチームの勢いは素晴らしく、3組まで通過圏内に入った状態で4組のセルナルドとチーム初の留学生ムイルに回ります。初の全日本大学駅伝出場はすぐ目の前に迫っていました。

しかし、ここでまさかのアクシデント。

ムイルがレース中に倒れてしまい、途中棄権となってしまいます。

 

ここから立て直しを図った箱根予選、セルナルドは初の20km挑戦となったムイルを丁寧にサポートしながら自らも個人11位と過去最高の成績を残します。創価大は3番手以降も完璧に集団走を成功させ、全体3位で箱根駅伝出場を決めることができました。

 

セルナルドにとって2度目で最後の箱根駅伝は準エース区間の4区を任されることになりました。

 

本番は2区ムイルの7人抜きの快走もあってセルナルドに7位で襷が渡ります。上位で襷を受けたため、周りにも強力な選手がたくさんいましたが、もうセルナルドは彼らと互角以上に戦える選手になっていました。

この区間を堂々と走り抜き、終わってみれば2人を抜いてチームを5位まで押し上げていました。(この順位が創価大の瞬間最高順位です。)

ちなみにこのときに抜いた選手の一人が駒澤大のエース中谷圭佑。苦しむ彼に並んだ際に背中をポンと叩いて激励するシーンは箱根駅伝史上に残る名シーンとなっています。

 

創価大は山で順位を落としたため、シード権獲得こそなりませんでしたが、総合12位と確実に爪痕を残して2度目の箱根駅伝での戦いを終えました。

 

〇社会人時代

創価大卒業後は実業団ではなく、富士宮市役所に勤めながら市民ランナーとして走っています。

 

 

〇最後に

今回紹介したセルナルドは4年間かけて確実に大きく成長を続けながら、創価大の成長に貢献してきた選手です。特に4年次にチームが奇跡的ともいえる戦いを魅せたのは、彼が主将としてチームメイトに気を配りながら、自らもランナーとして高いレベルで勝負していたからに他なりません。

そんなチームで1年生として走っていた選手達が今季、4年生としてチームを3度目の箱根駅伝出場に導きました。

創価大は非常にチャレンジングなレースをする、とても魅力的なチームです。

その源にはセルナルドの存在があるような気がしてならないのです。

 

 

 

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こんにちは。箱根駅伝に向けて注目してほしい選手を様々な切り口から紹介するシリーズです。今回のテーマは「絶望より這い上がりし男たち」です。

 

箱根駅伝を走る選手にはそれぞれドラマがあります。4年間活躍し続ける選手がいる一方、故障や予期せぬブレーキなど、大きな困難と戦うことになる選手もいます。

 

今回はそんな困難との戦いを糧に大きく成長し、箱根駅伝で活躍してくれそうな選手を紹介します。

 

 

〇關颯人(東海大4年)

東海大黄金世代の象徴のような選手です。1年次の出雲駅伝で下田裕太(青山学院大)を倒して3区区間賞と鮮烈なデビュー。とんでもない選手が現れたと思いました。しかし、そこから度重なる故障と付き合う日々が始まりました。

箱根駅伝は1年次に走ったのみで、昨季は出雲、全日本と走りながらも故障で箱根駅伝を欠場。その大会で東海大が初優勝を果たしたのも悔しかったでしょう。

そして今季もコンディション不良で出雲、全日本を欠場。しかし、ゆっくりのペース走ながらレースには復帰しています。普通なら箱根には間に合わないところですが、それでもバチっと合わせられると期待させてくれるのも關です。

最後の最後に天才の真骨頂を見せてほしいのです。

 

 

◯渡邉奏太(東洋大4年)

相澤、今西、定方と強力な選手が並ぶ東洋大4年の中で最も早く頭角を示した選手です。1年次から服部弾馬の練習パートナーを務めるなど期待されており、出雲、全日本にも出場。さらに2年次には主要区間を任されるようになります。特に全日本では、2区で工藤(駒澤大)、安井(早稲田大)、大塚(神奈川大)といった実力者たちから抜け出す快走。次世代のエースとしての地位を固めます。

しかし、3年次に落とし穴が待っていました。

故障により三大駅伝は全て不出場、4年生になってもなかなか表舞台には現れず、もう厳しいのかなと思いかけたところ。

それでも渡邉は帰ってきました。

先日の全日本大学駅伝で2年ぶりの駅伝復帰。積極的に前で勝負しながら1区6位と上手くまとめました。

これは東洋大にとってとても大きなプラスです。箱根駅伝でも切り札として活躍してくれそうです。

 

 

〇中川翔太(日体大4年)

中川は1年次から層の厚い日体大の中でレギュラーとして走っている選手です。特に2年次の箱根では10区3位の快走。強力世代が卒業することもあり、3年次からはエースとして活躍してくれると期待されていました。

しかし、ここで待っていたのは思うような結果が出ない日々。

3年次は全日本2区17位、箱根10区16位と大きく成績を落とします。いつの間にかエースの座は同学年の山口の手に渡っていました。

でも、中川はひと回り大きくなって復活しました。

今季は箱根予選29位、全日本3区7位と勝負レースで好走を続けています。

もう大丈夫でしょう。最後の箱根駅伝では稼ぐ役割を担ってくれるはずです。

 

 

〇清水颯大(順天堂大3年)

清水は洛南高校時代から世代上位の選手として名を馳せ、順天堂大でも1年次から三大駅伝フル出場を果たします。

しかし、1年次の出雲駅伝で1区15位と出遅れたのを皮切りに、2年次までは区間15位以下と失速するレースが頻発しました。

それでも、清水はこの苦難を自ら乗り越えました。

3区に起用された全日本では、相澤にやられるまで先頭を疾走する痛快なラン。

トラックでも5000m、10000mともにエース級のタイムを叩き出しています。

もう何も心配する必要はありません。

本来のスピードと安定感を兼ね備えた走りを箱根路でも見ることができるでしょう。

 

今回はここまでにします。次回も絶望より這い上がりし男たちのストーリーを紹介しますのでまた読んでください。

 

 

 

 

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