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今回は、「合格後のことを考える」についてです。
大学受験でも、資格試験でも同じなのですが、受験する前に考えなければならないことがあります。
それは、合格後のことについてです。
大学受験や資格試験を控えている方は、次の質問に答えてみてください。
「その大学に行って、あなたは何がしたいのですか?」
「その資格試験を取得して、あなたはどうなりたいのですか?」
この質問にすぐに答えることができれば、合格後のことがちゃんと考えられている証拠です。
皆さんは、吉野敬介さんをご存知ですか?
彼は、暴走族から大学に進学し、その後、予備校の古文ナンバーワン講師になった人物です。
彼は、予備校での自分の教え子たちにこのように言っています。
「4年後を見ろ!」
「4年後を見ろ!」というのは、次のような事を考えて行動しろという事です。
・4年後に自分は、どうなっていたいのか?
・この4年間の大学生活を通して、卒業後は何をしたいのか?
4年後を見ないで学生生活を送った人と、4年後を考えて学生生活を送った人とでは、卒業後に大きな差がつきます。
その差が、人生の経済力や幸福度の差になるのです。
しかし、大学に入学したら、それで人生の目的が達成できたかのようになってしまう人が多いです。
良い大学にはいって、優良企業に就職できるというレールを敷くことができたと思ってしまうのです。
そして、一生懸命勉強して入った大学なのにも関わらず、入学したら遊び通してしまう。
私は、遊ぶ事は、全然OKだと思います。
「4年後を見ろ!」というのは、学生生活の間に遊ぶなとは言っていません。
ただ、私が思うのは、遊ぶのなら「真剣に、徹底して遊ぶべきだ。」と思います。
趣味でも旅行でもいいので、中途半端にやらない事だと思います。
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資格試験でも同じことが言えます。
「合格した後を見ろ!」ということです。
「その資格を取得して、どうなりたいのか?何をしたいのか?」を、ハッキリさせることが大切です。
・簿記を取得して、どうなりたいのか?何をしたいのか?
・ファイナンシャルプランナーを取得して、どうなりたいのか?何をしたいのか?
・宅地建物取引主任者を取得して、どうなりたいのか?何をしたいのか?
合格したのはいいけど、結局人生に活かす事ができなければ、せっかくの努力も半減してしまいます。
ぜひ、合格した後のことを考えて、資格試験を勉強していただければと思います。
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