[タイトル]坂の上の雲
[著者] 司馬遼太郎

本屋に行くとどうしても、ミステリ系の本を手にとってしまう。
もっとジャンルの幅を広げねば!と思って手にしたのが、
「坂の上の雲 司馬遼太郎」だった。
司馬遼太郎は歴史物の小説家で、
史実を理解していないとわからないかと思って、
今まで手にしていなかったけど、
難しくて、分からなくてもいいから、読んでみよう!
と思い、読み出してみると、
これがなかなかおもしろい。
なかなかというのは、多くのファンを持つ司馬遼太郎先生に失礼だが、
自分のような無知な人間にとっては、
司馬遼太郎の本を読むこと自体が恐れ多いことだった。
「坂の上の雲」は司馬遼太郎の代表作と言っても良い作品で、
タイトル名は知っていたが、どんなストーリーかは全くわからなかった。
話の舞台は明治維新後、強国ロシアを相手に戦った日露戦争。
話の主人公は、秋山好古、秋山真之、正岡子規・・・etc。
正岡子規は国語の教科書にも出てくるが、
何をしたかなんてもうすっかり忘れてしまっていて、
小説の中でも具体的に何をしたというよりも、
正岡子規の風変わりな人物像が描かれている。
そんな、正岡子規の友人が秋山真之で、その兄が好古である。
2人とも聞いたことも無い名前で、もちろん、読む前まで何をした人かも分からなかった。
簡単に正解を言ってしまえば、
真之はロシアの海軍、バルチック艦隊を倒した人で、
好古はロシアの騎兵隊、コッサク騎兵隊と戦った人。
簡単に言ってしまえば、これだけなのだが、
これが予想以上に、というより、
よく考えればとてもすごい事だと気づいたのがこの小説だった。
よく考えればというのは、
日露戦争が始まったのは1904年。
明治維新は1868年。(開始時期は諸説あるそうだが・・・)
江戸幕府が滅んで高々数十年で強国ロシアと戦争をすることになった。
江戸時代には国家という考え方は無く、
それぞれの地域が小さな国家、藩として成立していて、
国内での戦争はあったものの、日本として戦うことは無かった。
ましてや、陸軍や海軍というものも江戸幕府時代は持っておらず、
近代的な戦争をやるには軍力も無く、経験も浅かった。
では、なぜ日露戦争なんていうおおよそ勝ち目の無い戦いに出たのか?
それは、「やらねば、やられる」という考えによるものだった。
日本は日露戦争前の日清戦争で得た満州を統治していたが、
ロシアがそれを横取り(?)しようとしていた、
もし、満州をロシアに取られれば、日本自体も危ない。
そう考え、日本はロシアと戦争することを考えた。
ロシアと戦争することは、素人目でも勝ち目の無い戦いであることは分かっていた。
日本国内でもどうにかうまくやって「5分5分」に持っていきたいという考えだった。
それをどうにか「5分5分」に持っていったのが、秋山兄弟だった。
「だった。」と限定してはいけないと思うが、この小説ではそうだった。
真之に至っては、5分5分どころか、
当時世界最高峰のバルチック艦隊を相手に、完全な勝利を収めている。
(もちろん真之だけでは無く、艦長には東郷平八郎という偉大な人物がいるのだが)
それとは逆に好古が所属する陸軍はどちらかといえば、
苦難続きだったようだった。
日露戦争で勝利した日本だったが、
開戦当初はどの国もロシアが勝つと思っていた。
日本側でさえ、5分5分にと言ってるくらいだったが、
ロシア側の内部事情や、神がかりなことにも救われて、
強国ロシアに勝利することができた。
もし、この戦争に負けていれば、
今の経済大国として国際的地位の高い日本は無いと思う。
それだけ、際どいことをやって、
今の日本がある。
今の日本があるのは、この人達のおかげなのかも知れない。
もちろん無駄になってしまった命も多く、
戦争のおかげというのも違うことは分かっている。
しかし、こんなことをして今の日本があるということは、
もっとみんな知っておくべきだと思った。
自分もこの小説を読んで、初めて戦争の中身に触れたが、
日本を守るために様々なことをして乗り切った、
事実をもっと知るべきだと思った。
この時代を生きた人の息遣いまで聞こえてきそうな小説です。
自分のように、難しそうで手につけなかった人にもオススメです。
是非、読んでみてください。
時間があれば、ドラマも見てみようかと思ってます。
※紹介文の中に間違いがあるかもしれません。
興味がある人は読んでみてください。
[著者] 司馬遼太郎

本屋に行くとどうしても、ミステリ系の本を手にとってしまう。
もっとジャンルの幅を広げねば!と思って手にしたのが、
「坂の上の雲 司馬遼太郎」だった。
司馬遼太郎は歴史物の小説家で、
史実を理解していないとわからないかと思って、
今まで手にしていなかったけど、
難しくて、分からなくてもいいから、読んでみよう!
と思い、読み出してみると、
これがなかなかおもしろい。
なかなかというのは、多くのファンを持つ司馬遼太郎先生に失礼だが、
自分のような無知な人間にとっては、
司馬遼太郎の本を読むこと自体が恐れ多いことだった。
「坂の上の雲」は司馬遼太郎の代表作と言っても良い作品で、
タイトル名は知っていたが、どんなストーリーかは全くわからなかった。
話の舞台は明治維新後、強国ロシアを相手に戦った日露戦争。
話の主人公は、秋山好古、秋山真之、正岡子規・・・etc。
正岡子規は国語の教科書にも出てくるが、
何をしたかなんてもうすっかり忘れてしまっていて、
小説の中でも具体的に何をしたというよりも、
正岡子規の風変わりな人物像が描かれている。
そんな、正岡子規の友人が秋山真之で、その兄が好古である。
2人とも聞いたことも無い名前で、もちろん、読む前まで何をした人かも分からなかった。
簡単に正解を言ってしまえば、
真之はロシアの海軍、バルチック艦隊を倒した人で、
好古はロシアの騎兵隊、コッサク騎兵隊と戦った人。
簡単に言ってしまえば、これだけなのだが、
これが予想以上に、というより、
よく考えればとてもすごい事だと気づいたのがこの小説だった。
よく考えればというのは、
日露戦争が始まったのは1904年。
明治維新は1868年。(開始時期は諸説あるそうだが・・・)
江戸幕府が滅んで高々数十年で強国ロシアと戦争をすることになった。
江戸時代には国家という考え方は無く、
それぞれの地域が小さな国家、藩として成立していて、
国内での戦争はあったものの、日本として戦うことは無かった。
ましてや、陸軍や海軍というものも江戸幕府時代は持っておらず、
近代的な戦争をやるには軍力も無く、経験も浅かった。
では、なぜ日露戦争なんていうおおよそ勝ち目の無い戦いに出たのか?
それは、「やらねば、やられる」という考えによるものだった。
日本は日露戦争前の日清戦争で得た満州を統治していたが、
ロシアがそれを横取り(?)しようとしていた、
もし、満州をロシアに取られれば、日本自体も危ない。
そう考え、日本はロシアと戦争することを考えた。
ロシアと戦争することは、素人目でも勝ち目の無い戦いであることは分かっていた。
日本国内でもどうにかうまくやって「5分5分」に持っていきたいという考えだった。
それをどうにか「5分5分」に持っていったのが、秋山兄弟だった。
「だった。」と限定してはいけないと思うが、この小説ではそうだった。
真之に至っては、5分5分どころか、
当時世界最高峰のバルチック艦隊を相手に、完全な勝利を収めている。
(もちろん真之だけでは無く、艦長には東郷平八郎という偉大な人物がいるのだが)
それとは逆に好古が所属する陸軍はどちらかといえば、
苦難続きだったようだった。
日露戦争で勝利した日本だったが、
開戦当初はどの国もロシアが勝つと思っていた。
日本側でさえ、5分5分にと言ってるくらいだったが、
ロシア側の内部事情や、神がかりなことにも救われて、
強国ロシアに勝利することができた。
もし、この戦争に負けていれば、
今の経済大国として国際的地位の高い日本は無いと思う。
それだけ、際どいことをやって、
今の日本がある。
今の日本があるのは、この人達のおかげなのかも知れない。
もちろん無駄になってしまった命も多く、
戦争のおかげというのも違うことは分かっている。
しかし、こんなことをして今の日本があるということは、
もっとみんな知っておくべきだと思った。
自分もこの小説を読んで、初めて戦争の中身に触れたが、
日本を守るために様々なことをして乗り切った、
事実をもっと知るべきだと思った。
この時代を生きた人の息遣いまで聞こえてきそうな小説です。
自分のように、難しそうで手につけなかった人にもオススメです。
是非、読んでみてください。
時間があれば、ドラマも見てみようかと思ってます。
※紹介文の中に間違いがあるかもしれません。
興味がある人は読んでみてください。
