修行を終えて
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己の無力さを実感する日々だった。
生徒の浮上を止められずに、悔しくて何度も涙を流した。
こんなにしんどい毎日は生まれて初めてだった。
これまで小学校では空手、中学では野球、高校ではサッカーと様々なスポーツを経験してきた。どれも田舎だったこともあり、県大会に出場しそれなりにプレーしてきた。
だけど、ダイビングは違った。
水中ではその人の性格がそのまま反映される。
マイペースな人。落ち着きがない人。冷静な人。
シーンによってどれも僕によくはてはまる。
陸で落ち着いている人はダイビングもうまい。
自分が落ち着く術を知っている人は強い。
ファンダイバーとしてダイビングを続けていけばよかったと思ったりもした。
でも、ダイビングは楽しい。
自分がアドバイスして・アシストしてその生徒が上手になると本当にうれしい。
自分のことばかり考えてきた僕にとって教えるということは、ほとんど初めての経験だった。嫌なこと・面倒くさいことは無意識に避けてきていた。逃げてきていた。
初めて自分とこんなに向き合った。
僕はなんでも最短距離で、最小限の力でこなそうとする。
自分で言うのはなんだが、要領はいい方だ。
「ある程度できればいいや」と思って、いつも力をセーブしている。
それが素になってしまっていた。
社会に出る上で一番変えなければならないこと。
それは、僕の生きる姿勢だ。
「6、7割できればいい」
そんな甘い考えでは、ダメだ。近い将来、必ず壁にぶちあたる。
それにそんな人と仕事を・ビジネスをしたいとは思わない。
やるべきことは全力で。
自分でやると決めたことに一直線で突っ走る。
下なんか向いているヒマはない。
できるかできないじゃない。やるかやらないかだ。
11/1
ダハブに到着し、インストラクターのYOSHIさんに会った。実はYOSHIさんには夏に来たときに一度お会いしている。その時にダイブコンピューターも買った。
一緒にご飯を食べてすぐに「駄々っ子」と言われた。
ダハブゲームというゲームを大勢でしていて、冗談っぽく「ダイブマスターの資質に欠ける」と何度も言われた。
今だから言えること。
ダイビングをなめていたということ。
他のスポーツもそれなりにできるから、ダイビングもできるだろうと。
甘い考えを持っていた。
ダイブマスターとは、生徒(お客様)みんなのお手本役であり、アシストと監督、プロフェッショナリズムを持ち合わせた人。
ちょっと教科書的で気持ち悪いけれど、本当にそういうことだ。
ダイブマスターは、ライセンスを持っているダイバーをファンダイブに連れて行くことができる。
水中のガイドとして、ショップで働けるようになる。
プロの資格だ。
任される。頼られる。尊敬される。一言で言えばリーダーだ。
話し方やふるまい。安心させる話し方。
ダイビングは危険なスポーツだ。
ルールを守らないと死に至る危険性がある。
ダイビングを安全に行うため、お客様に楽しんでもらうためにダイブマスターはいる。
その道で食べていく。プロになることの大変さを知った。
どんな業界でもその働きでお金をもらうということは想像以上に大変だ。
DMT(ダイブマスタートレーニング)を開始したとき、DMTはヒデと僕だけだった。
最終的にハジメ、ゆうこ、みのり、5人の仲間になった。
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