とあるリア充の脳内環境 -2ページ目

とあるリア充の脳内環境

大好きな人に
伝えたい言葉を

大好きな詩に
まぎれ込ませて



隠した方の左眼に
どんな僕を映し出すの
開いた方の右眼だけじゃ
本当の僕は見えないでしょ



シリョクケンサ

二重線の僕が
悪戯に微笑む



忘れないで

君の中に



偽物の僕がいる



指さしで教えてよ
君の眼には見えてるんでしょ

僕の心の隙間が

ぼやけて見えるのなら
目を閉じて構わないから

君が思うままに



正しく僕を愛せるように
君の眼を 矯正 (ただ)したくて
使い古したその 眼鏡 (グラス)じゃ
本当の僕は見えないでしょ



シリョクケンサ

消えかけの僕が
悲しげに微笑む



忘れないで
君の中に



本当の僕がいる



目に映るものだけを
信じることしかできない

僕も君も同じだ

だからこそ今だけは
その心に焼き付けてよ

君が知らない僕を





少しずつ見えなくなった

あの頃は見えた景色

変わったのは君のほうか



それとも自分のほうか





指さしで教えてよ
君の眼には見えてるんでしょ

僕の心の隙間が

ぼやけて見えるのなら
この胸に手を当て
君に伝えるから





本当の僕を