学生時代の同輩と呑む事となった
友人と云うより恩人彼のノートで卒業出来た
そんな彼は誰もが知る企業に入社して
誰でも良い年功序列型部長様になっていた

『上野で良い店見つけたから呑もうぜ』
新潟から東京に出張 その帰り側の再開だ
『建物は55年前の草履屋を改装してるんだ』
ネットで見たままの店紹介を語り始めた

店は自慢の味噌で生野菜や肉を食べさせる
『生野菜と・・・』『ジビエ三種盛りで』
猪鹿鶉の肉を味噌で食すのは少し懐かしい
『山梨でよく食べたよな』『へ?何処で』

そうか猪鍋や鹿鍋食べていたのは少数派か
『次は何に・・・』『肉豆腐と焼きおにぎり』
実はこの店の肉豆腐は絶品で飯と合うのだ
『うまいなこれ』最後まで知らぬ店としていた

彼が余りに店内の昭和の造作を褒めるので
『じゃ明治に行くぞ』先日の蔵のバー
喜ぶかと思いきや『新潟には沢山あるぞ』
相変わらず基本が噛み合わない奴である

『じゃまた』またがいつか知らぬが別れた
欲求不満が燻った私は即座に呑み友に連絡
ライブバーなどに顔をだすと知人ミュージシャン
握手を交わしついでに一曲弾き語って来た