ガラス越しに流れる喧騒の中の思ひで
それは夜になると一層に色濃く流れる
およそ30,000人の客を乗せて来たが
知り合いを偶然乗せた事などは一度もない
そんな巨大な街でこんなにも濃密で
こんなにも爛漫な場所に出会えた
そう思うとハンドルは自ずとその店に向かう
固く閉ざされた木製のドアの向こう側に
第二の青春とも言える景色がまだ暖かく
そう生暖かい風や匂いを残していたんだ
ぜんぶ夢でありました
300を超す弔問者の列
ぜんぶ夢でありました
黙礼する知人たちの顔、顔、顔
ぜんぶ夢でありました
哀しみに暮れた10日間
迷い込んだ海辺の箱
ある人は絵本の世界だと言い
ある人は至福の溜まり場と呼んだ
雨の日も風の日もぴんきり解散した日も
通っては歌い満足と力不足で喜怒哀楽
お遊びですら華麗なプロは魑魅魍魎
よくぞこんな場所に出会えたものだ
すべては此処の電脳世界から始まった
一昔前俺はこのブログあえてそう呼んだ
リアルにはあり得ない架空の場所とした
だからこそ此処での名を《リアルコバ》と
架空の中にどんな現実を見つけられるのか
迷惑を承知で会える方とは会いに行った
そこから派生した縁が夢の世界へ繋がった
出会えた方々に感謝したい
夢の箱を与えてくれた方に感謝したい
ひとつの区切りとしてヘッドライトを消し
新しい朝に向かいアクセルを踏んで行く





