♪サンドバックに浮かんで消える
憎いアンチクショウの顔めがけ
叩け叩け叩け♪
今文字にするとなかなか怖い歌詞である
舞台となった《泪橋》今は交差点として存在
近年はやたらマンションが立ち並び
昔の面影は少ないが細部に入ると面白い
再開発が進む中政治家や有名人は住まない町
♪今日の仕事は辛かった
後は焼酎をあおるだけ♪
この場所でこんな歌を思いつく者も
今となっては少ないのだろうと思いもする
そこを更に東へと進むと次は《吉原大門》
よしわらおおもんと読むのが正しいらしい
江戸の昔からの特殊なエリアは今だ健在
昼間から飾窓の様なネオンと送迎の車が行く
♪裏窓からは夕日が見える
洗濯干し場の様子が見える
裏窓からは寄り添っている二人が見える♪
四方を門で区切られた不思議な街の歴史
昨日お会いした方は大正の生年月日
生まれも育ちもこの街であると云う
震災も戦争も経験しているがそれ以上に
その人生史は小説にもない波乱の歴史だ
♪裏窓からはあたしが見える
三年前のまだ若かった♪
特殊なエリアにもプチ高齢化と規制の波
地元ではこのエリアの存続が危ぶまれていた
