遠くの山までくっきり見える

気持ちの良い冬晴れの朝

週末に控える三連休の為か

やたらとトラックの多い道を避けて歩く

『おはようございます』

顔見知りの宅配便屋と話す

『大丈夫そんな大量の荷物』

『これでも今朝は少ない方で あっ』


言ってるそばから軽そうな箱が崩れて落ちた

『ほれ』拾い上げて台車に載せてやる

『車の頃が懐かしいですよ もう限界』

歩きで配達するこのエリアじゃ痩せる想いなんだろうな


『休みは?』『ある訳ないですよ 次は1月3日かな』

便利になるって事はどこかにしわ寄せが行くもんだと

憐れみすら感じて『がんばって』『それじゃ』と別れた

しわ寄せされてもいいから良い話を頂きたい私だ


《年末だよ~ちゃんとしてよ~》
俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

わかってるって・・・