俺の声3(歌う主夫は不動産屋)

昨日亡き母の十三回忌法要に参列

と 云っても父と姉家族わが家家族の小さなものだ

あれからもう12年か 何も変われず早いものだ

あの日も蒸し暑い残暑の中だった

台風の雲が目まぐるしく動く中

蝉時雨の晴れ間に本堂で静かに読経が始まる

最近歳を重ねる事に経の意味を考える様に文字を追う

自分への戒めは御釈迦様でもキリスト様でも一緒の様である


正座して一時間 体重が減ったせいか座り方が良かったのか

足が痺れる事なく焼香を済ませ 真新しい塔婆を積んで霊園へ

車中は急な土砂降りも墓に着いた頃はまた上がっていて

まぁ天候にも恵まれて恙無く法要は終わった


父が予約した料理屋で久し振りの親戚宴会
賑やかさと懐かしい話しと旨い酒と会席料理

機嫌よい父親は今夜どんな夢を見るのやら
私の代になったらこんな法要はするのだろうか


正直自信はない してもしなくても良いと思っている

そんな風に実家を後にした
読経説法蝉時雨  娘達の成長と親族の縁を

あらためて感じたよい法事だあったと思う


《私は散骨にしてね》
俺の声3(歌う主夫は不動産屋)
いや 土葬ですから