三ノ輪橋から鬼子母神へ
歴史小説にも頻繁に出てくる地名だ
武家では無く世間を忍ぶ渡世人が
出てくるパターンの地名でもある
都内で唯一残る都電の荒川線
王子駅や大塚駅では路面電車と化す
その東の始発駅が三ノ輪橋
下町の中の下町の風情が色濃く残る
懐かしの看板が打ちつけてある停留所
ここまで来ると アートとして飾られていることが解かる
江戸の昔なら徒歩で半日の遠出道も
荒川線なら45分 でも速度は遅いし信号でも止まる
チンチン電車の名残を残し 出発時には
社内に《チンチン》と音を流す凝りようだ
住宅街を縫うように走り時に車の流れに紛れ込み
都内で営業していても滅多に乗らない交通機関
なかなかのんびりと 鬼子母神前 に着いた
西の端は早稲田に行くが既に昔の面影は無く
(途中に面影橋なる停留所もあるが)
下町風情は王子駅まで 地元の方々が
『おまんじゅうを買おう』などと話しながらぶらりと降りる
久しぶりに昭和を満喫いたしました
瞬間速度は君の方が早いぞ




