♪わたしゃビルのおそうじおばちゃん

   わたしゃビルのおそうじおばちゃん

      モップ使って仕事する♪


BY  憂歌団


とある売却物件ビル調査 知人と一緒にウロウロ

すると「何か御用ですか」作業着姿のおばちゃんが

いかにも怪訝そうにこちらにを窺う 怪しいわな

こんなおばちゃんのいるビルは管理良好が多い


「不動産屋でね 客がこのビル検討してるので下見」

などと当たり障りなく事情説明 テナント状況など

資料にない生情報を探る為に暖かいは缶コーヒー

よく喋ってくれるおばちゃんだった コーヒーは利いた


当たり前だがまったく売却など知らないおばちゃん

「大家さんいい人だけど2代目のボンボンでね」

などと褒めたり貶したり忙しい 自給880円らしい

一日4時間ひとりでトイレやゴミだしまで ご苦労様


♪一日働いて2000円 今日も働いて2000円

  明日も働いて2000円 クソにまみれて2000円

      わたしゃビルのおそうじおばちゃん♪


おばちゃんのてはあかぎれで腫れて苦労人の手

屈託のない喋くりは下町の方なのだろう よく喋る

昔は4人でしていた仕事を一人でしているらしい

竣工後ずっと 既に管理人のような立場だ


しかしこの物件の近未来は我々にはある程度見える

(おばちゃんごめんよ この仕事はなくなります)

心の中でそう呟きつつ現場を後にした 

知人はすでに売却利回り計算再思考に余念がない


マンションやビルが増え続ける都内だが管理コストは

どこも縮小傾向 清掃業者は仕事確保に無理に受注

現場は最低賃金の中でのクレーム産業 大変だ

デフレスパイラルの現状を垣間見た午前中です


♪ワッシュビシュビルワッパ

    ワッシュビシュビドゥバシュビ・・・・・

     今日も歌って仕事する♪


《おそうじはきらいです》
俺の声(不動産屋と主夫と歌)


憂歌団 30年以上前の歌

《音楽はTVの中にはあらず》

と気づかせてくれた思い出によ曲

今日の仕事先にピタリハマった