♪もういくつ寝るとお正月

   お正月には凧あげて

     コマを回して遊びましょう♪


by 童謡


正月が特別楽しみでなくなってから

どのくらい経つのだろう

幼い頃は確かに楽しみだあった正月

その頃とはずいぶん変化してきた


幼少の頃の正月を思い出しておこう

29日に大掃除を済ませ正月飾りを付ける

母親はおせち料理の準備で忙しい

父親は庭の植栽まで正月用に刈り込む


大晦日は家族でTVを観る

紅白歌合戦まで 母親はまだ台所

姉もそれを手伝う 私は味見役に出没

翌日貰えるはずのお年玉でテンション高い


蛍の光で紅白終了 除夜の鐘 各地の風景

この前後に年越しそばを食べる 蘊蓄を聞く

そばは父親が作る そのまま雑煮の仕込み

ここからは父親が台所を占拠する


真新しい下着に着替えて眠る

翌朝8時前には起こされ家族で新年挨拶

御屠蘇が回されお年玉が配られる

そして雑煮で朝食 鰹出汁の醤油味だ


当時その後3が日は友人と遊ばなかった

皆正月は家庭で過ごすもの と思ってた

まあ暇だから広場で凧あげなどはするのだが

親戚の年賀挨拶をお年玉狙いで待つだけだ


退屈といえば退屈だが これが正月

どの店も開いていないし外に出ようがない

当時車のなかった我が家は初詣も行かない

今も父は一人こうして元日を迎えるはずだ


現在の我が家 御節はほぼ無い

妻の実家に習い大晦日に少し贅沢をする

それでも元日は私が雑煮を作る

女たちは初売りの為にそわそわする


今年は長女はきっと戻らないであろう

バイト先のショッピングモールは

大晦日も元日もフル営業だ 

夜はカウントダウンでどこぞに行くのやら


次女と妻は初売りに行くのだろうか

余裕がないから自粛するのだろうか

近所のスーパーでさえ元日特売する昨今

家にとどまる必要性は何もない正月


昨日の上野の街で 門松を観た

早すぎないか?クリスマスもまだだ

ツリーツリーツリー門松ツリーツリー門松?

アンバランスな飾り付けの中

《そんなにせかすなよ》と呟いた


♪早く来い来い お正月♪



《私は4回目のお正月》


俺の声(不動産屋と主夫と歌)




正月 色々な迎え方したが

地方によってずいぶん違う

更に各家庭でもずいぶん違う

それでも感じるのは伝統の消滅

面倒な習慣は嫌いだったが

この歳になると懐かしく大切に思える

今更我が家で復活は無いが

せめて世の中3が日ぐらいは

商売休んでもいいのではないだろうか