♪花にまつわる夏の終わりの風の中
まつりばやしが 今年も近づいてくる♪
by 中島みゆき
昨日は野暮用で川越へ行った
やたらと電車が混んでいつと思ったら
《川越祭り》の真っ最中
帰りがけに ブラブラと寄り道
気候も良く 天気も上々 スンごい人出
川越は JR 東武 西武がそれぞれに
川越 川越市 本川越 の駅を持つ
それらが作る三角形の中心が街の中心
有名な祭りであることは知っていたが
こんなに人が多いとは・・・・
太鼓と鐘の音 なぜか心に重く入るのは
日本人の証なのだろうか
あのリズムは全国ほぼ一緒?なのか
少なくても関東ではほぼ同一に聞こえる
特に秋祭り 収穫の舞いなのだろうが
私の母の実家(石岡市)の祭りのリズムと
同化して 少しセンチな気分になる
祭りといえば 屋台 屋台といえば的屋
一部の自治体ではこの的屋と暴力団の
関係を懸念してすべて排除
商店会が屋台を出しているところもある
味気ない デパートのイベントのようで
当たらないくじ あたりそうなイカ焼き
パサパサの焼そば 粉っぽいお好み焼き
これらがうまそうなにおいで誘い非日常の
屋台 という店で買う 祭りのひとつの魅力
発電機の音と裸電球の明りの中には
明らかに普段は見かけない屋台の人々
言い方は悪いがカタギには見えない
川越祭りの屋台近くの駐車場
関西ナンバーのレンタカートラック
関西からも東北からも的屋さんは来るのだ
祭りがある所 転々とするのだろう
1個500円足らずの商売2日で
採算は合うのでろうか 多摩に不思議になる
昔知り合いに 的屋稼業の通称(社長)と
その舎弟の山ちゃんがいた
射的での景品の取り方を完璧に教えてくれた
だけら私は射的の名手である
たぶんどこかの飲み屋で知り合ったのだが
一度一緒に銭湯に行った
山ちゃんは半端な筋彫りだが社長の背中は
見事な彫り物が湯の中で色を発した
(的屋なんざ儲からねーよ みんなハネられちまう
ちゃんとサラリーマンになれよ)
歯の抜けた皺だらけの顔で社長は言っていた
でも 彼らのいない祭りは私には祭りでは無い
あどけない顔をしたねーちゃんも
しゃがれ声のおばちゃんも 一家総出で売をする
それは山車の上で舞う踊りと似て
伝統的風俗と言ってもよいと思う
もちろんショバ代がその筋に回っている事は
事実なのだろうけれど 役所じゃ捌ききれないだろう
それにしても《祭り》の名がつく歌には
さびしげな歌が多いのだろう
陽水の夏祭り 拓郎の祭りの後
そして本日の まつりばやし
スポーツのトーナメントで負けたときの
あの寂しさに似ているような気はする
そんなことを考えながら 焼き鶏とビールを
たこ焼きなどをつまみ食いしながら
人ごみの中を歩き回った
もうすぐ冬が来るぞと さびしげな鐘の音が
夕焼け空の街に響いていた
♪もお赤い花が ゆれても♪
