こんにちは
今月はホントに忙しいのに
急に寒くなったので
大急ぎで着物コートをしあげました


素人が作るので
できるだけ元の形を利用できるよう
工程を考えるのに時間をかけましたよ
備忘録代わりにメモを残しておきますね


2枚いっしょに仕上げたので
より色がわかりやすい写真を使っています
ちがう着物がでても気にせずに
おすすみくださいませ




まずは掛け衿を外して
共布リボンを作ります




布を切ってしまわないよう
専用の糸切りリッパーを使います




外した掛け衿を半分の幅に切って
中表に合わせ5ミリの縫い代で
短い一辺いがいの縁を縫います




3辺の縁を縫ったら
裏返りて共布のリボンにして
最後にウエストに縫い付けますよ
今はとりあえずおいておきますね




掛け衿を外したあとのバチ襟を
元の形に縫い合わせて元の形にします




帯を付けて羽織り
お好みの長さに裾上げをします


裾に程よい重みがあると
ストンとしたきれいなシルエットに
軽くてフンワリがお好みの場合は
長さを切ってから裾上げします




右前の襟と左脇に
紐をつけます




ウエストに
掛け衿で作ったリボンをつけたら完成




こちらはツルッとした銘仙で作った
シルクガウン




室内用のシルクガウンは
家事のときに袖が邪魔にならないよう
丸みのある元禄袖を利用




ザックリとした節紬で
着物コート=道中着


材料は糸と紐のみで
捨てるところは全くない
なかなか良いリメイクができました


着物は骨董市やリサイクルショップで
数百円〜千円ほど
対丈くらいに短かければ
裾上げが要らないのでより簡単


裄は−3~5センチくらいでも
襟元の合わせが外側になるので
ちょうど良くなります


お祖母様、お母様のお着物なら
昔ながらの柄付けですから
さらに素敵なのができそうです


それから正絹=シルクは
素敵な見た目だけでなく
衣服としての働きも素晴らしんですよ


調湿効果が優れていてるので
温かいのに蒸れないし
ほどよい湿度を保つので
冬の乾燥からお肌を護ってくれます


和裁をまったく知らない
素人の私でもよい仕上がりですから
ぜひお試しを