えり♪さんからのリクエスト(^^)/
久々に、智くんが主役だ~
どんなお話になるかな~。
ドキドキ、きゅんきゅんしてもらえたら…
ありがたき、幸せ。
私達は、生まれたときから家が隣の幼馴染み。
夏休みは、智くん家とうちの家族みんなで、
流しそうめんをやるんだ。
高校生になった、今でも欠かさない大切な行事。
智「ハラヘッタ~」
「あ、智くん。そうめん、もう少しで流すよ」
智「うん。楽しみだな~。夏といえば、そうめんだよね…俺らは、昔からさ」
「そうだね。夏の思い出は、そうめんだもんね(笑)」
智「あっこんにちは!」
私のお母さんが、ボールに入った、大量のそうめんを持ってきた。
my母「あなた達は、成長期なんだから、たくさん食べなさいよ~」
智母「智、残したら怒るわよ」
「智くんのお母さん。昔の智くん、すっごいかわいかったの覚えてます?」
智母「あ~あれね」
智「え、何のこと?」
「あれだよ、幼いころは、よく流しそうめんのとき、お腹いっぱい食べて、満足して、智くんのお母さんにおんぶされてたじゃん♪」
そんな思い出話をしたら、
智くんは、顔を赤くした。
智「ちょっああ~~思い出した!」
私が、その慌てように、面白くなっちゃって、大笑いしていたら…
智「あんま、笑うなよ」
頬をふくらませた、智くんは、
私の口に右手をあてた。
my母「じゃあ、流すね」
私のお母さんが、流し始めたころ、
私の父も、智くんのお父さんも来て、賑やかになってきた。
みんな、少しずつ流れてくるそうめんを食べ始めた。
やっぱり、今日、智くんに言わなきゃならない。
「智くん、言いたいことがあるんだけど……」
智「うん、なんだい?」
智くんは、そうめんに夢中。
テンションも高い。
でも、何となく、今伝えたい。
「私…ある人と付き合おうと思うんだ。先輩でさ、いろいろお世話になっている人だし、告白されたから」
智「え!?嘘だろ…オッケーしたの?」
何で、急にソワソワしてるの?
そうめん食べる手も、止めちゃってさ、
「この流しそうめんが、終わったら、返事をしに、先輩の家に行くつもり」
智「そ、そう…か。何て返事するの?」
「よろしくお願いします…ってね」
親同士は、話に夢中になって、全く私達を気にしていないみたい。
智「何でだろう、すごい複雑なんだけど」
「幼馴染み、だからじゃない」
智「うーん。胸がチクチクして、締め付けられるような……ねぇ、俺、苦しいんだ」
そういうのって、恋したときに、現れる気持ちだよね……?
いや、そんなことはないよ。
だって、私達は、
幼馴染みなんだから。
「そんな…そんなこと言われたら……言われたら…」
智「言われたら?」
「智くんを男として見ちゃうよ」
智くんは、驚いたような顔をしていた。
智「じゃあ、お前に聞くけどさ、俺を“男として”どう思う?」
ちょっ
何だ?
この展開は…
「……男として?」
今までの智くんとの思い出が、プレイバックしてきた。
幼児のころは、よく泣いていた智くん。私が、なぐさめてあげてたな。
小学生のころは、よく2人でお絵かきとかしてたな…思えば、あのとき描いていた絵、今どうなっちゃったんだろう??
中学生のころは、釣りに付き合わされたな。でも、海で大きな魚を一緒に釣ったときは、嬉しかった。
青春を共にしてきて、どんどんかっこよくなっていった智くん。
智くんから、離れて他の人と付き合うなんて……
「無理だわ」
智「は?俺、そんな変な男かな?」
「違うよ。智くんとは、離れられない。先輩と付き合うのやめるわ」
智「…俺とさ、付き合ってみようか。幼馴染みとしてじゃなくて、男と女の付き合いを」
「もしかして、智くんに告白されてるの?…私」
智「どうする?」
「よろしくお願いします」
my母「どうしたの?そうめん、食べなさい」
智&私「はーい」
その後…私は、先輩の家に “ごめんなさい”を言いに向かった。
終わり★