朱里secret 期間限定?嵐ブログ -75ページ目

朱里secret 期間限定?嵐ブログ

楽しい分野は問わないありのままの日常を語る猫写メあり

 
こんにちは朱里secret 期間限定?嵐ブログ-image0004.gif
 
新連載……この作品が完結したら、私は、小説から1年弱離れることになると思います。
 
私が、書いた元旦のブログに詳細があります。
 
皆様には、1つお願いしたいことがあります。
 
アメンバー、読者から、朱里を消さないでください!
 
図々しくて、すみません。
 
最後の新連載。
 
 
皆様の心に一生残るような作品になりますように。
 
 
離れる前に、アクセス数が目標までいけるようにも頑張ります。
 
 
 
 
 

 
 
智「…今、何時だっけ?」
 
 
今日は、新曲のレコーディングなんだけど、寝坊しちゃった!!
 
 
智「えっと、AM9時って…あと、集合時間まで1時間しかないじゃんか!」
 
 
息を切らして、走っている。
 
マネージャーに電話したら、風邪で休みもらってるって言われちゃったし、
 
タクシーもつかまらないし、電話して呼ぼうとも考えたけど、電話番号わかんないし。
 
 
智「怒られちゃうよ~~。でも、このまま走れば、あと30分で着くから、絶対間に合う」
 
 
車だったら、速いのに!
 
今日に限って、もう。
 
 
智「あれ、あの娘……」
 
 
車イスに乗っている女の子は、歩道橋から、車がたくさん通る道路を見つめていた。
 
 
智「…まさかね。ただ、車を見ているだけだよね」
 
 
イヤな予感がする。
 
走り続けている俺は、どんどん彼女に近づいていく。
 
走っている間も、やっぱり気になっちゃって、彼女を見ていた。
 
 
智「涙?」
 
 
遠目からみているから、本当かどうかわからないけど。
 
涙を流しているように見えた。
 
 
そんな彼女は、立ち上がろうとしている。
 
でも、足がうまく動かないみたいで、車イスから落ちてしまった。
 
 
智「助けにいかないと…。でも、時間が…」
 
 
俺は、迷っていた。
 
今、彼女を助けると遅刻して、たくさんの人に迷惑がかかっちゃう。
 
もし、俺が助けなくても、他の誰かが。
 
 
智「いかん!助けに行かないと」
 
 
俺は、後でいろいろな人に怒られる覚悟をして、
 
彼女のいる歩道橋の階段を駆け上がっている。
 
 
彼女との距離が、どんどん縮まる。
 
 
ようやく、彼女に声がかけられるぐらいの距離になった。
 
 
智「…こんにちは」
 
 
??「大野さん!」
 
まずは、彼女を車イスに乗せた。
智「はい。あの、実は、歩道橋の下からあなたを見ていて、不安になっちゃって、ここまで来ました」
 
 
??「…そうですか。あ、私に構わず、お出かけしてください」
 
 
彼女の涙はとまらない。
 
 
俺を避けようとする。
 
 
彼女が、今したいことがわかった。
 
 
智「ねぇ、ねぇ。もしだよ。俺が、この場を離れて仕事に行ったら、
 
ここから、飛び降りるつもりでしょ?
 
わからないけどさ。
 
なんか悩みでもあるなら、聞くよ。えーと、誰だっけ。君」
 
 
??「…波田野茉奈」
 
 
智「茉奈ちゃんかー!!」
 
 
茉奈「本当に、私の話を聞いてくれる?」
 
 
智「もちろん」
 
 
茉奈「私…小さい頃から足が不自由で、車イスなんです。私は、年に1度、病院で異常がないか検査をするんです。
 
年に1度だけ、
会える看護師さん。
 
その方に告白したんです」
 
智「うん。頑張ったね!勇気だしたんだね!」
 
 
茉奈「すごく、すごくこわかった。足がガタガタ震えちゃって、でも、その人は、そんな私の肩に手をおいて……手をおいて……」
 
 
智「茉奈ちゃん?」
 
 
茉奈「…いえ、やっぱり何でもないです。車イスにも、乗せてくれてありがとうございました」
 
 
茉奈ちゃんは、丁寧に頭をさげる。
 
 
そのまま、その場から立ち去ろうとする。
 
 
茉奈「では」
 
 
智「あぁちょっと待って」
 
 
また、茉奈ちゃんが、今日みたいになっちゃうと困るから、
 
スケジュール帳を破って、メアドを書いて渡した。
 
 
茉奈「ありがとうございました」
 
 
智「いつでも、電話待ってるからね。気を付けてよ。茉奈ちゃん」
 
 
茉奈「はい」
 
 
茉奈ちゃん、
 
何があったんだろう。