こんにちは
新連載……この作品が完結したら、私は、小説から1年弱離れることになると思います。
私が、書いた元旦のブログに詳細があります。
皆様には、1つお願いしたいことがあります。
アメンバー、読者から、朱里を消さないでください!
図々しくて、すみません。
最後の新連載。
皆様の心に一生残るような作品になりますように。
離れる前に、アクセス数が目標までいけるようにも頑張ります。
智「…今、何時だっけ?」
今日は、新曲のレコーディングなんだけど、寝坊しちゃった!!
智「えっと、AM9時って…あと、集合時間まで1時間しかないじゃんか!」
息を切らして、走っている。
マネージャーに電話したら、風邪で休みもらってるって言われちゃったし、
タクシーもつかまらないし、電話して呼ぼうとも考えたけど、電話番号わかんないし。
智「怒られちゃうよ~~。でも、このまま走れば、あと30分で着くから、絶対間に合う」
車だったら、速いのに!
今日に限って、もう。
智「あれ、あの娘……」
車イスに乗っている女の子は、歩道橋から、車がたくさん通る道路を見つめていた。
智「…まさかね。ただ、車を見ているだけだよね」
イヤな予感がする。
走り続けている俺は、どんどん彼女に近づいていく。
走っている間も、やっぱり気になっちゃって、彼女を見ていた。
智「涙?」
遠目からみているから、本当かどうかわからないけど。
涙を流しているように見えた。
そんな彼女は、立ち上がろうとしている。
でも、足がうまく動かないみたいで、車イスから落ちてしまった。
智「助けにいかないと…。でも、時間が…」
俺は、迷っていた。
今、彼女を助けると遅刻して、たくさんの人に迷惑がかかっちゃう。
もし、俺が助けなくても、他の誰かが。
智「いかん!助けに行かないと」
俺は、後でいろいろな人に怒られる覚悟をして、
彼女のいる歩道橋の階段を駆け上がっている。
彼女との距離が、どんどん縮まる。
ようやく、彼女に声がかけられるぐらいの距離になった。
智「…こんにちは」
??「大野さん!」
まずは、彼女を車イスに乗せた。
智「はい。あの、実は、歩道橋の下からあなたを見ていて、不安になっちゃって、ここまで来ました」
??「…そうですか。あ、私に構わず、お出かけしてください」
彼女の涙はとまらない。
俺を避けようとする。
彼女が、今したいことがわかった。
智「ねぇ、ねぇ。もしだよ。俺が、この場を離れて仕事に行ったら、
ここから、飛び降りるつもりでしょ?
わからないけどさ。
なんか悩みでもあるなら、聞くよ。えーと、誰だっけ。君」
??「…波田野茉奈」
智「茉奈ちゃんかー!!」
茉奈「本当に、私の話を聞いてくれる?」
智「もちろん」
茉奈「私…小さい頃から足が不自由で、車イスなんです。私は、年に1度、病院で異常がないか検査をするんです。
年に1度だけ、
会える看護師さん。
その方に告白したんです」
智「うん。頑張ったね!勇気だしたんだね!」
茉奈「すごく、すごくこわかった。足がガタガタ震えちゃって、でも、その人は、そんな私の肩に手をおいて……手をおいて……」
智「茉奈ちゃん?」
茉奈「…いえ、やっぱり何でもないです。車イスにも、乗せてくれてありがとうございました」
茉奈ちゃんは、丁寧に頭をさげる。
そのまま、その場から立ち去ろうとする。
茉奈「では」
智「あぁちょっと待って」
また、茉奈ちゃんが、今日みたいになっちゃうと困るから、
スケジュール帳を破って、メアドを書いて渡した。
茉奈「ありがとうございました」
智「いつでも、電話待ってるからね。気を付けてよ。茉奈ちゃん」
茉奈「はい」
茉奈ちゃん、
何があったんだろう。