「擦りむいちゃったね」
半べそで頷く。
「大丈夫、大丈夫!ほら、消毒して、ばんそうこうすれば…ね?」
“うん”
「痛かったよね。傷が深くなくてよかったよ」
“ありがとう”
「また擦りむいたら、俺が手当てするからね」
「うわっ止血しないと」
半べそで頷く。
「包丁で?あ~サラダの野菜をね。うん。とりあえず、心臓より上に手をあげて」
“うん”
「でも、そんなに深くなかったみたいだし…安心したよ」
“ありがとう”
「これからは、気を付けてよ。お前のキレイな手、守りたいから」
「え?自転車から落ちたの…膝から血が!」
半べそで頷く。
「大変だ。救急車かな…いや、落ち着け!救急箱だよな」
“うん”
「あれ?ばんそうこうないや……消毒して、ガーゼでもいいかな?」
“ありがとう”
「俺、お前が怪我するなんて想像もできなかったから、救急箱の中身があんまりないなんて考えてなかった。これからは、完璧にしとくわ」
「あちゃー。紙ですっとねー」
半べそで頷く。
「舐めときゃとまると思いますよ。はい、指を出して」
“うん”
「ほら、とまったでしょ?」
“ありがとう”
「お前の血なら、いくらでも舐められますよ。だけど、気を付けろよ」
「あ!?こんなあちぃもん触ってんじゃねぇよ」
半べそで頷く。
「早く冷水で冷やさねぇと。大丈夫か?」
“うん”
「しばらくは、痛いかもしれないな。氷水でも当てとくか」
“ありがとう”
「危なっかしいんだよ。お前のことは、俺がずーと見てねぇとダメってことか」
嵐に治療してもらいたいから、怪我しよう……
という危険な考えは止めましょう←誰もんなこと考えてないわ
でも、ちょっと憧れかな?