こんにちは
ついに10話っ
ここまで来ましたけど、終わりが見えません
たまには、よみきり書きたいです。
どなた様か、リクエストしてくださいませんか?
あっ感想もお待ちしております。
皆様のコメが、更新の励みです。
~帰宅~
(ガチャ)
雅紀「…た…だいま」
雫「お帰りなさい。雅紀くん!」
いつも通りの帰宅。
でも、雫のことが好きだって気付いた俺は、
雫をまっすぐに見つめて、ただいまが言えなかった。
雫「雅紀くん、カレーライス用意してますよ。食べましょ?」
雅紀「…雫、もう11時だよ。こんな遅くまで、夕飯食べないで待ってたの?」
雫「1人で食べるのは、さみしいかなって思って」
雅紀「これからは、俺を待たなくていいから……雫、カレーライス食べなよ。俺、シャワー浴びたいから」
冷たく言っちゃった。
好きな相手に、こんなようなことをいうのは、
本当に辛いよ。
でも、雫への想いをたちきるには、
こういう態度をとるしかないんだよ。
雫「…わかりました。えへへ…ずっと待ってるなんてバカみたいですよね…あはは…シャワーですかっ!?お風呂もわいてますよ」
俺のあまりにもひどい態度に、
びっくりしたんだろうね。
必死に、動揺を隠そうとしているのがわかるよ。
雅紀「あっそう…」
ごめんね、雫。
俺が勝手に好きになったばっかりに、
雫に冷たい態度をとったりなんかして…。
もし、
俺と雫がいとこじゃないなら、
親戚じゃないなら、
こんなことには、ならなかったよね。
ただの他人だったら、
俺は、素直に好きだよって言ってただろうね。
雫「雅紀くん…」
雅紀「あっ?なに?」
雫「シャワー浴びたあとなんですけど、カレーライス食べますか?」
雅紀「…今日、取材で差し入れもらって食べたから、いらない」
雫「あ…そうです…か…。じゃあ私が雅紀くんの分まで食べますね」
今からでも、
ごめん、今までのぜーんぶ冗談だよ。
雫の作った、カレーライス?
やばいな、絶対うまいじゃん。
たのしみぃ。
って言えるけど…
それだと、後々雫を傷つけることになる。
雅紀「そう…」
ただ、雫の冗談混じりの一言に、あっさりした返事を返した。
そして、
未だに俺が、こんな風に冷たく接することが信じられないという顔をした雫を、その場に置いて、お風呂場に向かった。
~お風呂場~
シャワーの水圧を強にした。
それで、俺は、大きな声で、
雅紀『あぁぁぁーーーー!!!』
顔をくしゃくしゃにして、叫んだ。
俺の中にある、
雫に対する、
あっちゃいけない、
一線を越えてしまった、
禁忌の気持ちを、
消したい…
その為に、叫んだのだ……。
~入浴後~
風呂から出て、
すぐに、リビングに座っている雫を見かけた。
静かにすすり泣きしている雫を見かけた。
雫の呟きが聞こえる。
雫「雅紀くん…雅紀くん…疲れてたんだよね、だから、あんな風に言ったんだよね」
そんなようなことを呪文のように言う雫をみると、
抱き締めたくなる。
ごめんね、俺のせいで。
って言って抱き締めたくなる。
だけど、ダメなんだ。
もう少し待って。
雫を心からいとことしてみられるようになるまで、待って。
雫。