~遠くにいる、千春へ~
こんにちは。
翔です。
これが、千春に送る最後の手紙です。
これは、書き終わり次第、千春のお墓に届けに行きます。
お墓参り行けなくてごめんなさい。
千春の意にそってできました。
俺の大切な人の紹介もします。
年に一度の千春の命日には、毎年必ずお墓参りに行きます。
これは、生涯続けます。
千春。
生前ずっと苦しかったですよね。
特に亡くなる頃に、
俺と会って、話したり、出掛けたり、
そういうことたくさんしてました。
今考えると、
俺とのデートが、千春の寿命を縮めた原因なのかもしれません。
それは、本当にごめんなさい。
守ってあげられなくて、ごめんなさい。
千春。
俺は、何度も考えました。
どうして、
俺に、病気のことを伝えてくれなかったか?です。
今なら、何となくわかる気がします。
もし、俺が、千春のように病気になったとしても、
大切な人には、何も言わずに死にますね。
何故かというと、
最後まで、
大切な人の笑顔を守りたいからです。
ねぇ、千春。
俺の顔を最後に見たとき、
俺は笑っていましたか?
俺は、また千春に会えることを信じています。
俺も、あと半世紀ぐらいしたら、
千春のいるところに行きます。
千春。
大好き…でした…。
翔より。
~お墓参り~
翔「ねぇねぇ、ネクタイ曲がってない、千春?」
新山「大丈夫よ」
翔「よしよし!」
新山「千春のお墓は、この辺よね?」
翔「うん、たぶん」
新山「痛いっ」
翔「えっ千春、大丈夫?」
新山「今、お腹の子に蹴られたみたい(笑)」
翔「おお、ついに蹴ったか!!」
新山「うん…ねぇ、翔くん、ここじゃない?」
そこには、
『櫻井千春の墓』
と書かれた小さなお墓が草原の中にあった。
☆終わり☆
どうでしたか?
感想やリクエストお待ちしています。
続編は書きません!
解説は、あとで書きますが、読みたい方だけ読んでくださいね。