ロックステディボクシング始めてから一年。 | いつもお世話になっております。

いつもお世話になっております。

パーキンソンの夫との日常、あれこれ。

早いもので。もう一年。

 

一年前、勇気を出してメールで見学の問い合わせをして

本当に良かった。

 

ロックステディボクシングなかったら、

王様はまだ どんより暗いままで。

わたしは抱え込み、つぶれてたんじゃないだろうか。

 

見学体験したあとに、王様が

「楽しかった!爆  笑」とものすごく明るい笑顔で言った。

 

わたしは

コーチに話を聞いてもらえて、王様の「立ちたい」のお願いを

当たり前に「そうだね、立とうね!」と笑顔できいて、

立たせてくれて。

 

それまでは「まだ無理ですよ。」と言われることがほとんど。

 

リハビリを看てくれてる療法士さんが間違ってるわけじゃない。

自主リハビリをしっかり積み重ねて、安全第一。

それは正しい。

 

反復練習がとことん嫌いな王様。えーもやもや

そして理学療法士さんが丁寧に説明してくれても、

実際の動きのイメージがつかめない。キョロキョロはてなマーク

それで もぞもぞして動けないと、「できない」と取られてしまい、

「言うてることがわからへんねん! プンプンむかっ」とイラつく。

 

荒んでた。プンプンもやもや

 

ボクシングで、3人がかりの介助で「立てた!爆  笑」のは

「俺な、あれ、ほんまに嬉しかってん。ニコニコ」と帰りに感慨深く言った。

 

本人が「できるニコニコ」「やりたいニコニコ」と言うことを

そのまま、「そうだね!ニコニコ」「やろう!やろう!ニコニコ」と

ストレートに肯定してもらったのが 退院して以来初めて

だったのかもしれない。

 

あと、やっぱり 同じパーキンソンのお仲間さんが

頑張って頑張って 動いてる姿に

「俺も!びっくり」ってなったのもある。

 

ボクシングに行き始めたから、

会う人全員に「あ! 顔が明るくなりましたね!」

「元気そう!」と言われてる。

うちの家族や前のケアマネさんは「元の王様のあかるい顔に

もどったね!」と。

それほど退院してからずーーーーっと暗い暗い顔をしてた。

 

そして 「お姉も楽しそうでよかった」と妹などは言うてくれる。

スパーングースパーングーっていうのと コーチの暖かい気持ちがね!

生命力をぐーーーーって上げてくれる。ちゅー

 

さて、立つんだ歩くんだと言って一年通って

まだ歩けてはいない。

 

この前もコーチに王様は

「王様、立って、こうやってパンチ、打つんでしょ?ひらめき」と

言われてた。

目標の再確認 ニヤリキラキラ

 

昨日、

「あんな! 最近これ、できるねん! ニヤリキラキラ」と

車椅子から背中をひょいと立てて見せてくれた。

パンチ打つときは背中立てて打つ を 

毎度毎度してもらってる成果キラキラ

 

背中を自分でヒョイと起こす。

これができると立位の姿勢に入りやすい。

 

そして、今日は焼きそば、いっぱいこぼしたけど

お箸で自分でずっと食べてた。

どうしても、お皿のフチをつまんでたり、お皿外のところを

ツンツンもしてるけど、自分でお皿の中に箸を戻して、

摘まめるものをつまんで、口まで落とさないように

運んでいく。ゆっくりと。

 

「食事を自分で取れるようになってほしい」

わたしが言ったお願いを叶えてくれるんだ音符

 

がんばってるね。ニヤリキラキラ

 

自力でご飯を食べれるように

なる事。

立って、歩けるようになる事。

 

ちょっとずつだけど、三歩進んで二歩下がるだけども

頑張って進めてる。ニヤリキラキラ

 

転倒と病気での入院にだけはならないように

気を付けないとね!

入院一週間で二か月の進歩が吹き飛ぶ・・・笑い泣き