このところ、訪問リハビリでも立位練習がスムーズに
出来てない様子が気になっている。
今日も、車いすに座る王様に「立って?」と言うも、
「・・・」
私が言ってる言葉がわからないわけではなさそう。
どうも、何かを引っ張って立ち上がる以外の、
ひじ掛けに手をついて体を上に持ち上げる立ち方が
「」の様子。
夜になると、介護柵を引っ張りながらの立ち上がりすら
「・・・」
「立って?」
「・・・立ってるやん」
いや、全然座ったままですよ。
「お尻を持ち上げないと。」
「やってるやん 」
「いや、立ててへん。お尻もち上げて。立って。」
「ちゃんと、練習しな、あかんな。」
「ウルサイ女は嫌いや」
「ほな、もうしらん。」
「ほら、そやって、逃げる。」
「いや、ウルサイのは嫌なんやろ?」
「それが逃げてんねん。」
「練習し。っていうても、うるさいっていうねんやったら
逃げるも何も、ないやろ?
そっちが逃げてるねんやん」
「俺は俺の好きにやってくから。」
「ほな、施設でくらしたらええやん。」
「なんでやねん」
「トイレとか独りでいかれへん人が何をいうてんねん。」
「一人でイケるわ。」
出来てないことを出来てないというと、
途端に不機嫌になるわ。最近。
でも、このところ、立位の練習をサボって
座りがち、うたた寝がち、昼寝がちだったのが
じわじわと、足腰の動きを悪くしていってる気がして
ならんのよ。
案の定、放置してたら、車いすに座ったまま
うつらうつら・・・
ベッドへの移乗も、まったく腰が上がらず。
立つ気すら見せず。
この時点では「立つ」こと自体わかってないかも?
必死で腕をもって、王様をベッドに移乗。
腰やられるって。
ベッドに行ったら
「トイレいきたいな。」
「知らんし。
こんな時間から大きいのって、正直しんどい。
出るもん出るのは、悪くないねんけどな。」
放置。
明日の朝、おパンツ交換のときに
「うわあ・・・ 」ってなるかもしれへん。
でも、この、疲労困憊の王様、情緒もよろしくないし。
とりあえず、ちゃんと寝てほしい。
明日は気持ちよくなるだけのマッサージ♪
その前に、ちょっくら立位の練習しないとな。